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担当:Ogawa
対象レベル:初級〜
内容:
プロローグ
〜第1編〜 世界で活躍する経営参謀
第1章 グーグルの上場を支えた立役者
第2章 ソフトバンクの躍進を支えたM&Aの仕掛人
第3章 ディズニーのアイドルCFO
第4章 日産の字時回復を成し遂げたもう一人の外国人
第5章 エンロン事件を起こしたCFO
第6章 敵対的買収を仕切るミタル社の若き参謀
〜第2編〜 「会計学のススメ」とCFOという職業
第7章 会計の学習ほど効率のいい投資はない
第8章 CFOとは専門的知識を持った経営者である
〜第3編〜 会社は誰のものか?
第9章 敵対的買収の事例から言えること
第10章 企業価値とは何か?
〜第4編〜 既存システムの限界と新しい時代のCFO
第11章 企業のパラダイムシフト
第12章 なぜ不正会計は無くならないのか?
第13章 新しい時代のCFOに求められる資質
エピローグ
数字を使わずに「会計」の面白さを紹介している1冊。
本書において著者は、経営参謀=CFOについて説明しながら、日本においてその役割を担う人材の育成に尽力したいという熱い思いを語っている。
第1編では幾つかの企業の事例を基にしていたが、グーグルの創業者であるラリー・ペイジとサーゲイ・ブリン、日産を立て直したカルロス・ゴーンといった有名人の功績に焦点を当てるのではなく、陰の立役者として当時のCFOを紹介しているところが興味深かった。
まぁ個人的にはここまで読んだところで止めても良かったとも思えたのは、後半の内容があまり惹きつけられるようではなかったからだろう。その理由で★×4。
ちなみに、著者が携わっていた(いる?)コンテンツ・ビジネスにあの小室哲哉氏が絡んでいたのには驚かされた。笑
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CEOの本だよ。
AMAZONで評価が高かったが、俺としてはそんなに評価しない。
最初の気球の話が面白かった。日産のゴーン革命の話なんて『ザックリわかるファイナンス』の方が詳しいし。。。
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数字が出てこない経理の本という触れ込みでした。
売れている企業、再生した企業、問題でつぶれた企業には必ずCFOの存在があるということがわかりました。
この本は私にとってはとても面白く、役に立ちました。
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Kodama's review
世界に名だたる大企業の事例をもとに解説されていて、とても楽しく読ませてもらいました。どのような仕事でも言えることですが、自分の存在価値や役割を意識しながら、より高い志を持つことで、やりがいのある仕事になるように思えます。財務、会計関連の仕事に携わる方々には特にお勧めの1冊です。
(09.2.25)
お勧め度
★★★★☆
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世界のビジネスを変えた最強の経営参謀。
経営参謀というと経営コンサルタントなどを思い浮かべるかもしれないが、この本で紹介されているのは最高財務責任者、いわゆるCFOについてだ。
日本では経理部や財務部などが会社の数字を扱う仕事となるが、世界のビジネスシーンでは経営陣の1人としてCEOを支え、もしくはCEOに代わって財務面をつかさどるポジションとしてCFOが存在する。
経理や財務畑以外の人にとってはあまりなじみがないかもしれないが、われわれのような会計や税務などにかかわる仕事をする人間にとって、あこがれの肩書の一つといえるかもしれない。
そんなCFO、日本が世界で戦うためには必要な職業の一つである。
この本ではグーグルやディズニー、日産やソフトバンクなどの事例をあげてCFOの仕事や役割、どうやったらCFOになれるのかなどを紹介している。
経理や財務、会計などの分野でキャリアアップを目指すのであれば是非、目を通したい1冊だと思います。
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CFOとは企業においてどのような役割を持ち、それに必要な能力とは?
→CFOとは専門的知識を持った経営者であり、
1.会計、財務に関する専門的知識
2.経営センス
3.高度な人間性
が求められる
会計知識は単純な反復練習をして身につけるしかない