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ムリ。
嫉妬=SHITなんだけど、いやもう、この本そのものがBIG SHITです。
えんえんと気持ち悪いテーマを引っ張るし、その上でまじめに、
「職業に貴賤なし」みたいなこといって、テーマに持って来たその「爆弾」を
正当化しようとしてるけど、気分悪いの一言につきる。
あとがきの我孫子武丸がこれでまた、「論理的になりたっている」とかいっちゃって、
まったく意味不明です。
どうしてそれが必然なの?
大学生が?性癖で?
もー、気持ち悪い。ありえないでしょ。
この本の次に石持浅海さんの本を読み、これこそが理由のある、
論理的なストーリーだと膝を打つ。
ようやく気分が晴れた。
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【城林大ミステリ研究会で、年末恒例の犯人当てイベントが開催され、サークル一の美人・赤江静流が、長身の彼氏を部室へ連れてきた当日、部室の本の上には、あるものが置かれていた。突如現れたシットを巡る尾篭系ミステリの驚愕の結末とは!?「読者への挑戦」形式の書き下ろし短編、「三つの質疑」も特別収録。 】
何なのでしょう・・・この嫌悪感。
題材自体が、読書中ずっと不快だった。
基本、読み始めたら最後まで読む性質なので
どうにか読みきったが、
結末において、犯人の動機にダメ押しの如く嫌悪を感じた。
「一体、なにを考えて執筆されたの?」嵐。
バカミス、ギャグミスなどいくつかお目にかかることもあり、
自身の許容範囲も広いつもりでいたが、
本作については範疇を越えていた。
解説の我孫子氏によると、着想となつたであろうエピソードが事実かどうかは謎ながら、「伝説」としては事実が元らしいと知り、
ほんの少し溜飲は下がったものの、
やはり、終始気持ちが悪かったことと、動機においては納得に至るものではなく、解説自体にもツッコミどころ満載。
著者の初期作品はかなり面白く感じていたが、思い起こせば、
近年は好みではないものが多かったきがする。
いやはや、本作が単行本であったことがせめてもの救い。
単行本として発刊されていたら、怒りすら覚えていたかも・・・
と、珍しく散々な読後感な一作となりました。
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嫉妬=SHITであり、全編にわたりウ●コの話である事を知っておいて買うならばいい。
著者名だけで買っただけに唖然とした。
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実際に起こった事件をモチーフにしているらしいが、うんこ話をそれなりにうまいことしっかりミステリにしている。
帯文(解説抜粋)からこの小説の内容がうんこ事件であることは分かってて読んだため、特に過度な期待はせず、想像通りの読後感。
それよりも併録の「三つの質疑」。
話自体はボーナストラックとしているくらいでおまけのような軽いものだが、トリックのヒントとなる叙述ルールを提示している個所については、解答編を読んでおお!と思った。
うんこの後だったし、おまけと思って油断していたが、確かにそこは読んでいて違和感を感じたところだったから。まさに足元を”救われた”。
この辺の伏線の張り方は上手いと思う。
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まあ…面白かったと言えばそれなりに面白くはあったのかもしれないが、読む時間に迷う作品。
ご飯後やご飯前にはあまり読みたくないし。
想像力が豊かな人な人には勧めたくない作品。
乾氏の書く女性は毎回性格が悪い気がしてあまりいい感じがしなかったが、この作品はそうでもなかったと思う。
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昨年の『オールスイリ』に掲載された表題作にボーナストラックとして犯人当て短篇をプラス。事件のバカバカしさ、下世話さとは裏腹な、ロジックや伏線の巧みさが素晴らしい。延々と続く推理合戦も見所。
犯人当て「三つの質疑」もネタの下らなさと技巧の巧みさが同時に味わえる良作。
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題材が題材なだけに読んでて気持ちがいいもんではなかったかな。
話の展開の仕方とかは面白かったんやけど、やっぱりアレが話の中にずっと出てくるのは嫌やな。
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テーマがちょっと。
乾くるみさんの作品は、リピート、イニシエーションラブ、クラリネット症候群と読んできて、細かいところにいろいろ仕掛けられているところがすごく好きだったのですが、今回はテーマが嫉妬=SHIT。
登場人物による推理合戦はおもしろいのですが、やはり話題が汚いし、結末の動機が理解できない・・・。
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イニシエーションラブには
驚かされた・・・
何度も読み返して細部を確かめた・・・
あれ依頼,この作者の作品は
チェックし続けているのだが・・・
こういう作品も
あの作者らしいと言えば,そうなのだろうが・・・
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ユーモアミステリと言えばいいのか?
まさかアレに関する推察だけのミステリとは思いもしなかった。
ミステリとしての質は兎も角、なんとも味わいの悪い作品でした。
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最初の方で、思いっきり嫌悪感を感じた。ヤダーやめてよ!とか、ひえぇー!とか、ひとりで叫びながら読んだ。臭いが本から出てくるのではないかと思った。本の上にアレを置くなど、本好きな私からしたら有り得ない事だし理解不能。
しかし、犯人を知りたいし、どのような展開になるのか気になり、最後まで自分でも推理しながら読んだ。
途中までの推理合戦は良かったのに、最後の最後でガッカリ。
これを文庫化するという文藝春秋さんが理解不能な小説でした。
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真面目に考えるのがバカバカしい事件を寄り集まって知恵を出しあって考えている絵が容易に想像できて楽しい。本棚にトラップを仕掛けたのは誰か。実際にあったと伝えられる事件を元にしているらしいがなかなか面白かった。容疑者が浮かんでは消えて絞られていく過程が丁寧に書かれており、どんでん返しも用意されている。ただ伏線もきちんと用意され、謎解きに活かされているけれども、そういう終わり方かよとツッコミたくなる気分も。そういえばデビュー作もこんな感じだったっけ。最後の一行には失笑させられた。ボーナストラック的な短編は朗読したらすぐバレるような気がするのだが。表装の英語が全く逆の意味の名詞なのはなぜだろう。ストーリー以外でいろいろ考えてしまう作品。
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これはスゴイ。食事時でないときに、気合いを入れて読むことをおすすめする。
ある日、ミス研部室にう○こが!しかも本棚の上のほう、しかもポケミスが並んだ上に。1冊だけ抜こうとしても、ビニールカバーのポケミスは、左右がくっついて固まりで落ちてくる。う○こ爆弾に他ならない!サークルメンバーは本気で調査を始める。その本気ぶりはおバカなのに、つい手に汗握ってしまう。
殺人と同じくらいのインパクトを与え、かつ死人が出ないという点で、う○こ事件のほうが貴いのでは、という文中のズバリ意見に…ううむ、反論できない。
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なにが奇才な作家?うんこ事件って意味不明。うんこが題材で奇才なら、小学生は天才ですね。ロジックより汚さが冴え渡る。また状況にツッコミ入れたくなるわ。
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ミス研の本棚の上にうんこさん事件。
下ネタ嫌いじゃないけれど、これだけうんこさんを連呼されるとちょっとね。
ご飯食べながら、読めないしね。