電子書籍
よく分からない
2018/09/26 15:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙がトモちゃんかと思って読んだら違った。ずっと引きこもっていた20歳の主人公の元にすごいブスのトモちゃんが現れ、一緒に生活します。話がよく分からない。
投稿元:
レビューを見る
「少年アシベ」「大阪ハムレット」の森下裕美さんの作品っていうことで、「面白そうやな」って思って買いました。
タイトル自体、すごいインパクトですよね(笑。
天涯孤独になったチコ。
突然現れたトモちゃん。
対照的なふたりの組み合わせが面白い。
それにしても、トモちゃんって謎やわ。
投稿元:
レビューを見る
ホンマにブスなトモちゃんと、気力ゼロなチコの物語☆
森下裕美の本出てるー!って思って、衝動買いしちゃいましたΣ(・□・;)
もうちょっと、森下ワールドなるように期待したいです♪(´ε` )
投稿元:
レビューを見る
このタイトル大丈夫かー。とか、表紙の女の子可愛いのに何で 「すごいブス」?とか思いつつ手にとった。(表紙の子はトモちゃんじゃなかった)
相変わらず、さらっと不幸せな状況を描くのが上手いなと感嘆。
投稿元:
レビューを見る
登場人物がみんな謎なんだけどあまり気にならずに読み進められる。この1巻はまだまだ序章なのでこれからが楽しみ。車谷君がお気に入りです。
投稿元:
レビューを見る
唯一の肉親である父が死に孤独の身となったチコちゃん。中1からずっと引きこもりで何もできないし、財産も5万円しかないし、もう自分も死のうかというところから物語は始まる。そこに現れたのが謎のドブス、トモちゃん。トモちゃんは、食べろ、外へ出ろ、仕事を探せ、とチコちゃんを急き立てる。トモちゃんに引っ張り回され、さらに風俗斡旋の変態童貞・車谷も加わって、風俗まがいの仕事をしたり新しい出会い経たりしながらチコちゃんは図らずも生きることになる。
やはり市井の人々、それも底辺とまでは行かないにしてもそれに近い人々を描くという点において、森下裕美は非常に重要な作家だと思う。社会システムから零れ落ちた、あるいは零れ落ちそうな人々へのまなざしというのは漫画の世界では稀だと思う。あったとしてもその多くは「星守る犬」のような絶望的に生ぬるい茶番にしかならない。
同じくギャグ漫画としての体裁を維持しながら、社会システムから零れ落ちた人々を扱う作家として業田良家がいる。同じものを見ながら異なるアプローチを取るこの2人は両輪のようなもので別々に語ることはできないと思うし、双方を対比することでそれぞれの違いが明らかになると思う。
業田は、零れ落ちた人々のさらに先、社会システムそのものに目を向け、そして怒る。彼らが零れ落ちるそのゲームのルールに怒る。ゲームの設計者(つまりはゲームの勝者でもある)に対して怒る。業田が怒るのは、そのルールが正しくないフェアでないと業田が考えているからで、それは突き詰めれば今とは違う正しくフェアなルールの可能性を業田が信じているから。業田にとって社会システムは本来的に変えられるものであり、変えるべきもの。
それに対して森下にとって、ゲームのルールは所与で、可変なものではない。既にそこに厳として存在し、個人の力では変わることのない”環境”として社会システムは描かれる。正しい正しくないといった価値判断をはさむ余地もなく、ただそうなのだ。穏当である同時に、見方によっては業田よりもさらに希望のない世界でもある。森下は、そうした環境の中で零れ落ちた彼らが生きる道、選択肢を提示する。その道は決して美しいものばかりではないが、森下はどれも否定しないし隠蔽もしない。清貧を貫くこと、金のために身体を売ること、より弱い者から奪うこと、いずれもゲームを生きる選択肢としては同値。そこに良い悪いを求めてもしかたがない。売春も収奪も社会通念上良いことではないが、ひとつの有力な選択肢であることもまた確か。たとえグロテスクで倫理にもとるものであったとしても、そこも含めて森下は目を背けない。その透徹した眼差しこそ森下の真価だと思う。
投稿元:
レビューを見る
タイトル買い。でもトモちゃんがブスなことは本編にはあんまり関係ないし、とくにブス論(ブスであることへのコンプレックスとか心理描写)が語られることはありません。
中学から引きこもりの女の子のお父さんが死んじゃって、見ず知らずのトモちゃんが居候するお話。引きこもりの子は無気力・無関心で死のうとしてるぐらいなんだけどトモちゃんとともに世間を見ていくって感じかなあ。
世間ってとくにエロ方面。
まずタイトルでブス論を期待したのでそれがないことがちょっと残念。本編は…これからどうなっていくんでしょう…続編まだ買ってない…。
投稿元:
レビューを見る
父親の葬儀が終わり、生きることが面倒になっていた主人公チコの前に
突然、トモちゃんと名乗る女性が現れる所から物語が始まります。
チコの父に頼まれたというトモちゃんが世間知らずで生活力のないチコを
教育したり、一緒に働いたりと世話を焼いてくれます。
作風は森下 裕美の代表作『少年アシベ』の様なほのぼのムードではなく『大阪ハムレット』に近いです。
内容は選ぶ職場に風俗が多かったり、出てくる登場人物の性癖が
変わっていたりと割とアダルトです。
「トモちゃんが誰なのか?」「父とどんな関係なのか?」など突っ込んだ話はまったく無く、物語の目的もよくわからない作品ですが
展開次第ではこれから面白くなりそう。
ちなみに表紙の子はチコで、トモちゃんじゃありません。
投稿元:
レビューを見る
【これはタイトル詐欺】
ただし読んで損はない。ルックスに対するコンプレックスをネタに描いた漫画は、けっこう出回っているし、新鮮さも無いので、そういう内容ならむしろ遠慮したいところだった。しかし、タイトルからは想像もつかない割と哲学系よりの内容であることに驚いた。
【話の展開】
長年の引きこもりで精神的にまだ幼いチコを支えるために奮闘するトモ。社会復帰にチコが選んだのは性風俗。そこで出会う多種多様な人々の闇や葛藤、成長をコミカルに笑いも含めて描く。シリアスな展開でも、デフォルメされたキャラの可愛さやゆるい雰囲気が緩衝材となりとても読みやすい。終盤にかけての展開が少々まとめ過ぎというか早足な印象を受けるが、アダルトな物語に含まれたメッセージ性の高さと独特な雰囲気は結構好みだ。
投稿元:
レビューを見る
天涯孤独になったチコちゃんの元に現れ、一緒に住み始めたトモちゃんが、生きる気力を思い出させてくれた。周囲にもバラエティ豊かな人物が登場して面白いけど、なんだか切ない。