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友人が、「ぷちぷち」という日本酒を買ってきてくれた。愛読しているこのコミックで紹介されているものである。実はもらった時点ではまだ読んでいなかったのだけど、今日そのエピソードをつまみにグラスを傾けてみた。
えぐみを抜いた濁り酒と言うところだろうか。確かにさわやかでシャンパン風に美味しい。だけど、いわゆる「日本酒」が好きな人間には、物足りないと思う。僕がそうだし。ただ、日本酒というのものの幅の広さを改めて感じる。初めて日本酒のカクテルを飲んだときの感じに似ている。
ずっと続いてきたこのコミックも終盤である。ベトナムから帰ってきて以来、いつ終わるのかなと持っていたし、もう終わってもいいのにと思っていたけど、北方領土の話など、なかなか読ませてくれる。ただ、僕が好きだった部分というのがちょっと見えなくなってきている。公さんのキャラクターのバランスというのは、それだけ難しいのだろう。その分、萌さんがすっごく魅力的になってきているけれど。
2006/8/24