旦那さまは愛の狩人【イラスト入り】 みんなのレビュー

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投稿者：イルカ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ある日、海外でも出版されているビジネス誌から「執事」の遥へ、取材の申し込みがくる。イギリスにいる遥の両親に仕事ぶりが伝わればと、望月は渋々ながら承諾する。ところが、その記事が新たな問題に発展してしまう。

　今回は望月視点。良かれと思って行った行動がまた遥を不安にさせることとなり、苦悩する望月が書かれています。

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投稿者：kaede　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　今回のシリーズは旦那様視点。
　遥を独占していたいのだけれど、自分のワンマンさはよくわかっているので、遥を強く縛れず、悶々とし、また遥も、愛される自信がないので、束縛してくれない旦那様に不安を感じてしまう、という悪循環。不器用な旦那様の精一杯の譲歩が、裏目裏目に出てしまう今回のお話。

　あいかわらず甘々で、せつなくないこともないのだけれど、あまりの甘々ぶりが、久しぶりに読むと、ちょっと入っていけない新婚さんの世界のようで入りづらかったのと、遥が辛い思いをし、それを旦那様と乗り越えていくことで二人の関係がより深いものになっていく、という展開が私には辛い。