紙の本
韋駄天シリーズ
2017/01/09 21:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作で名前だけ出てきた直海の話。
アパートを追い出された直海を拾ってくれたのは韋駄天の店主 宮元でした。なんだか、いいなぁ。ふんわり包んでくれる大人な宮元さん。でも、簡単に懐に入れてくれそうなのに、案外そうでもなくて。
直海が素直にぶつかっていく姿がいじらしいです。ハッピーエンド万歳。
投稿元:
レビューを見る
「絵になる大人になれなくても」で交通事故にあった直海のお話。
すんなりと読めるお話でした。
相変わらず設定や心理描写がしっかり書かれていて読みやすいです。
投稿元:
レビューを見る
居酒屋経営のオヤジ(35)×役者志望の大学生(19)
これはいいオヤジ攻め…!好きです、こういう気の抜けた感じの。
投稿元:
レビューを見る
なんていうか・・・・たつやwwwwwwwwwwwww
直海が死ぬほど好みです。愛しいです。
おじさんのねっとり攻めも大好き。
投稿元:
レビューを見る
韋駄天シリーズ
オーナー店長・宮本と役者を目指す学生・直海の話。
出会いからの結ばれる迄の直海の純粋な直情さといつも逃げ腰な宮本。宮本がなぜそんなにも厭世的なのかは終盤にやっと解き明かされる。
結ばれた後から現在まで(約10年、別れたりヨリを戻したり)を説明文のみで描写されているので、そこはまた別な作品できっちり読みたいなと思います。
イラスト・ヤマダサクラコは私には合わない…。
Hシーンは宮本が粘いそうなのですが、描写自体はそうでも無かったかな。
投稿元:
レビューを見る
タイトル:大人は愛を語れない
著者名:崎谷はるひ
イラスト:ヤマダサクラコ
出版社:幻冬舎コミックス
シリーズ名:幻冬舎ルチル文庫
発売日:2008年06月
ISBN:4344813545
税込価格:580円
■Story■
舞台役者志望の大学生湯田直海は、
ある夜、地上げ屋に暴行を受けアパートから追い出され、
ゴミステーションで倒れていたところを
居酒屋「韋駄天」の店長・宮本元に拾われる。
住む場所を失った直海は「韋駄天」で居候することに。
片意地を張り続けた自分を甘えさせてくれる宮本に次第に惹かれる直海。
しかし宮本は飄々として掴みどころがなく…。
■カップリング■
【攻】宮本元/みやもとはじめ(36?)『韋駄天』店主
【受】湯田直海/ゆだなおみ(19)舞台役者志望
■感想■
何に対しても本心を見せず、投げかけた態度もスルリとかわすのが上手い…
そんな人を好きになってしまったら、心が折れてしまう。
必死に熱く想いを投げつけたところで、目の前で遮断する。
そんな大人の狡さを子供の一途さで暴いていく直海の強さには、
大人になってしまった心は、ブスリと鋭利なものを突き立てられた気分になる。
宮本のフワフワした感情とどす黒い感情は、
腹の中がキリキリと音を立て、どうにもならないと言っているようだった。
大人は、大人なようで…いつまでたっても子供なんだ。
ダメな大人の歳の差ラブがお好みな方にはお勧め。
投稿元:
レビューを見る
舞台役者志望の湯田直海は、なんとか親の手を借りずに自活しようと大学とバイトと役者としての仕事とでいっぱいいっぱいの生活をしていた。
そんな中、いつまでも格安アパートを立退かずにいたところ、地上げ屋が押し入ってきて、暴行を受け、ゴミ捨て場に倒れこむことになった。
そんな直海を救ってくれたのが、居酒屋「韋駄天」の店長・宮本元。
何も聞かずに、何くれとなく世話を焼いてくれる宮本に徐々に惹かれていく直海だったが……
という話でした。
素直に慣れなくて一生懸命つっぱっている青年と、人生に傷つき、一度全てを捨てざるをえなかった年上の男の話。
男の優しさに青年は惹かれていくけれど、年上の男にはそうなるまでの重たい過去があって、今がある、と。
それは超えられない壁だけど、それでも好きだと言い続ける直海の一途さと、執念深さが素敵な作品です。
一途に思うことはとても大切だと思います。
一生懸命な気持ちと、大人のずるさとがうまく絡み合った作品になっていると思います。
投稿元:
レビューを見る
読んでる間は賑やかだなあと思う所もあったけど、読み終わるとおとなしい作品だったなと思った。最後が大人同士の話で終わってるからかな。
想いあってるのに付き合えなかったりと苦々しいところもあったり、執着がストーカーみたいだったり、発言が直截すぎたりするけど嫌悪感は全くなく読めた。
他の作品も読んでみたくなった。