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著者は、工学部にて設計を専攻。設計しとして活躍。その後m外資系ISO審査機関にて営業職を経験。「最年少」「最短」「最高」記録を更新し、世界2、300人のトップセールスとして、東京本社マネジャーに就任。その後、独立、代表取締役に就任し現在に至る。
著書に「諦めない営業」「「営業は感情移入」等々。
「営業で成功する」「営業力を強化する」と聞くと、厳しいトレーニングや、努力と根性と忍耐が要求される鍛錬を思い浮かべるかもしれない。しかし、実際に成果を上げている営業マンを見てみると、ダントツの売上を上げている営業マンは、ひそうな顔をしているわけでも、根性と忍耐で売っているわけでもなく、それどころか、リラックスして余裕があるようにさえ感じられる。
本当の意味での営業力の強化を行う時、今よりもっと少ない労力と時間で、大きな成果を手にすることができるようになる。営業マンもノルマや売上目標に追われることなく、自分のペースで営業を行うことができるようになる。
本書は、より効果的な営業を実践していくために、個人として、組織として何を行う必要があるのかについて具体的に以下の5章に分けて説明がなされている。
①現状打破のためすぐにすべきこと
②トップセールスの行動法則①
③トップセールスの行動法則②
④チームをまとめ、人材を育てるために
⑤組織として営業力を向上させるには
職員全員が営業マン。
それこそが企業の求める姿。
営業というとつらい・苦しい。数字に追い掛け回されてしまう。というイメージはどこかで持っている。しかし、それは営業だけではなく他の職務でも同じかもしれない。
これだけ時代が変われば上記のように全員が営業マンというのはあながち間違った言い方ではないのかもしれない。
それでも難しい営業という仕事。
モノが売れない時代。作ったら売れるという時代も終わり、色々な工夫が営業には必要であり、色々な工夫をしているライバルに打ち勝つためには、個人のみならず組織、会社としても一体として顧客に満足してもらうことをゴールとして物を売る・サービスを提供することが必要な時代となった。
個人で付加価値を見出す時代も終わり、組織として付加価値を提供し続ける局面に入ったのかもしれない。
まずは、本書に書いてあるようなことを各人が自分の立場からそれに対して向き合う必要はある。変わるのは自分から。
まず変わろう。