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伝統を引き継ぎながら常に進化を繰り返す。ブランドを永続させるために最も大切な要素。それには創設者のオリジナリティとクリエイティビティ、情熱と理念をしっかりと引き継いでくれる後継者が必須。ココも偉大だけどカール・ラガーフェルド氏はもっと偉大。なぜなら自分の思うまま何かを創り出す方が容易だから。そんなことを今更ながら感じることができた1冊でした。今までは敷居の高かったシャネルのお店に親しみをもって入ることができました!
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シャネルは創始者のココシャネルの精神や哲学を頑固に守るのと同時に変化させ、広げていくという習慣が組織の隅々まで浸透していた。
シャネルはブログやSNSなどを積極的に活用して広告、宣伝している。
種まきするために新しいメディア活用にいち早く着手している。
まくための種をたくさん持っている。種を育成している。
まいた種の受け皿をしっかり準備していた。まきっぱなしで終わらない仕組みを構築している。
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シャネル本人について書かれた本は、たくさんあるけど
死後の会社組織としての「シャネル」について書かれた
ものはいまのところこれだけでは?
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伝統と革新。
いずれを推進するにしても、経営として基本的で地道な施策の上に成り立っているとわかった。
すごい秘密など隠されているわけではなく、当たり前のことを考え、考え抜いて確実に実行する、の繰り返し。
企業理念、人、組織、すべてを大切にすること大事だが、なかなか出来ない。
とても学べた本でした。
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ココ・シャネルのシャネルではなく、現代のシャネル社についてが中心。他のラグジュアリーブランドと比べて、特徴的なのは、独立経営である点なのだそう。エルメスとの比較、相違点なども触れられている。知的財産権に対する戦略は特に興味深い内容だった。
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・ラグジュアリー業界の「入門アイテム市場」は拡大していくばかり。
・「日本はヨーロッパと同じような歴史と伝統備わった老舗企業が多数あるのだから、アメリカのように資本の論理が前面に出るのではなく、労働者、人間を先に考えるヨーロッパ型の手法があっているのではないでしょうか」リシャール・コラス