紙の本
監禁モノ?!
2018/06/27 23:30
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投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
祝賀会の翌朝、目が覚めると自社の常務の部屋に!そしてなぜか監禁されてしまう瀬尾。監禁した安藤は「実験だ」と言うのですが…
先にスピンオフの「嫁いでみせます!」を読んでいたので、焼きもちやきな彼氏である瀬尾を知っていましたが、こんななれそめだったんだーと楽しめました。
瀬尾の生い立ちがちょっと切なかったけど、救いもあったので、明るい気持ちで読了しました。
電子書籍
身体の拘束、精神の拘束
2016/08/12 05:03
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投稿者:ミント - この投稿者のレビュー一覧を見る
孤独の背景を持つ二人が、それぞれ違った拘束を強いて、関係が逆転してるのが興味深かった。思いのほか甘い前半の話だったのに、攻めの瀬尾の執着心が増して、ヤバい展開かもって心配しかけたけど...受けの安藤は強かった〜。
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[平社員(監禁された人)×専務(監禁した人)]
監禁モノで納得の出来る作品はそう多くはない。
しかし、これは甘い作品。
想いが通じてからが面白かった。
“あわてんぼうサラダ”のくだりが凄く面白かった。
なんというか、人物設定が絶妙。
ナツさんの本は初めて読んだのですが、他の作品も読んでみたいと思いました。
☆あらすじ☆
「監禁されたんだよ、君」目が覚めると瀬尾は、知らない部屋でにっこりと笑う自分好みの美人にそう告げられる。猫っぽい雰囲気や目元の黒子が色っぽく、どこかで見たような―専務の安藤だ!と気づいた時には、瀬尾を鎖に繋いで出勤してしまった。突然の監禁に憤っていた瀬尾だけど、その日から健気に自分の世話をやく安藤をみて、気持ちが傾き始めて…。
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通常とは違って、受が攻を監禁する話。コメディかと思ったらそうでもなく、甘め成分が多め。なので全然痛くないストーリーだから安心して読めます。
意識を取り戻したらマッパで知らない部屋にいた営業の瀬尾。彼を閉じ込めたのは会社の専務の安藤。彼は瀬尾より7歳年上なのにかわいくて美人。そんな安藤に監禁された瀬尾は、いたぶられるどころか何故かあれこれお世話をされて尽くされてしまうのです。
慣れない手つきで家事をする安藤に、疑問を感じながらもほだされてしまう瀬尾。一種のストックホルム症候群を描こうとしたのかなとも思いましたが、ゲイである瀬尾は最初からタイプだと言っていたので、そこじゃなかったようです。
タイトルから分かるとおり、生い立ちは違うのに「普通の家庭」に憧れる気持ちの強さは同じ二人の、妙な同居から芽生えた愛情が描かれています。
難を言えば、ちょっと二人の思考回路が実年齢より幼い気がするのですが…いい年したオトナが、監禁ごっことか家族ごっこをしているように見えてしまうのです。
でも、なぜ二人が家庭的なものを切望しているのかというのは分かる気がしました。安心して依存できる存在、というのは甘くて癒される響きがあるし、誰もが必要だと思うもの。それを手に入れようと、拙い手段をとってしまう安藤に同情して切なくなったりします。
瀬尾視点で語られているので、特に後半の書き下ろしは彼の心情が透けて見えるのが、いい味出している話です。嫉妬深く、猜疑心丸出しで安藤を執着独占する瀬尾。こんな男はイヤだ部門第1位受賞です。
前向きだったイイところが台無しなのですが、リアルにありがちな恋愛パターンだったりして。それだけ、強く相手を想うからこそなので、安藤がちゃんと受け止めるあたりはちょっと信じられなかった。けど、安藤はすごい天然で常人とは違うかんじだから、違和感はあまりなかったかも。
ツッコミどころは色々ありましたが、イラストがステキだったし、エロ面ではとてもいいかんじに煽られたので、ここは文句なし。ノンケで天然な受が、素直にエロくなっていくのはかわいかった。イラストみたいな攻と受だったら、無理矢理監禁で互いに惚れてしまっても納得です。
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あらすじを一通り読んで、瀬尾を監禁した安藤が攻めなんだろうと勝手に思い込んで読み出したらまさかの逆でびっくり(笑)
Home,sweet,home自体はさらっとあっさり終わるんだけど書き下ろしがあまぁい同棲生活で微笑ましかった^^
情緒面が充分に書き込まれてて良かったですv