紙の本
格差社会
2016/11/13 20:55
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
格差社会はつくられたもの。まあその考えは…ね。
上位層にはなかなか。
こうしたことを知らない人はたしかに多いかも。
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(2008/10/2読了)「関心・意欲・態度」を点数化されて、テストの点よりそっちが重視される評価の仕方って何かおかしい、と思ってますが、教育現場の実感としてもやはりそういう評価のされ方になった時期の学生から”先生の前ではやたら態度がいい”状態に変化したそうで。できてもできなくても、問題が解けても解けなくても意欲を見せる(フリ)さえすればいい、なんてのは教育として間違ってると思う。この教育改悪は、そのように従順にされた低賃金労働力が欲しいという財界の陰謀、という解説もこの界隈ではよく聞きますな。
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10/1 格差社会ってことについてピンとこない人生を送っていたので読んでみた。東京に限られる気もかなりするけどわかりやすくてよかったよ。みんなも読むといいよ!政治の嘘や欺瞞が見えてきます。
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2008/10
お馴染みの経済学者と教育評論家による、現在の格差社会と教育改革についての対談。お互いの立ち位置がはっきり出た内容になっており、多くの意見のひとつと割り切って読めば、そこそこ参考になるかもしれない部分もある。
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小中を卒業し 高校を卒業し 数年
大学からも卒業して数年 すっかり教育の現場から
離れている
自分の世代はゆとりと言われる前
個性を尊重というはしりだった
ゆとりの弊害が社会に出てきている
そのゆとりの現場では 競争原理というものが
始まり 新たな問題が 格差という言葉で表に出始めてきた
その格差とは どういった物か
対話形式で 理解できる展開でした。
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森永; おバカな学者たちが、少子化対策として保育所の支援をしろとか・・・現実に、30歳代前半の男性の非婚率は50%を超えているんですよ。
尾木: 中学や高校の現場の教師を長年やってきた私の経験から言うと、今の大学一年生の精神的な発達程度はちょうど中学3年と言う感じですね。
森永:年収200万円台の人が1000万人を超えたのは21年ぶりですよ。その一方で、働かずに暮らせる人が、どんどん増えているんですよ、我々は豊かで、暮らしやすい社会を目指したんではなかったんですかね。
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現在の教育問題(学力格差、いじめ、不登校など)を
政治の観点から考察する本であった。
教育に対して政治が影響するところは大きいものであるということを感じた。
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二人の対談が面白い。自分の中の葛藤を内面化することを阻害するものの一つとして、ホームパージや掲示板を挙げている。深く格差社会が進行していることへの視点が的確。そう!’自分の頭で考え、心で考える’人生を過ごしたいものです!’事実の本質を見抜く力量を子どもたちに身につけさせたい’に同感。経済への説明もいい。
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現実に教育を受けていても、受けさせていても、
その評価は良く分かっていなかったことを実感。
習熟度別クラスの真実を知って、怖くなった。
教育とは、流し込むことではないことが分かった。
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今の日本の教育格差について、著者二人が対談形式で論じる。特に印象的なのは、日本の階級が固定化されてきているという事実。今の社会的格差は江戸時代よりもひどいとも言えるそうだ。一度落ちたらそこから這い上がるのが難しい現代の日本。それをいかに乗り越えていくか、そのヒントが書かれた本。
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「格差」、よく聞く言葉です。
その格差について、尾木氏は、
"自然現象"でも"歴史的必然"でもないからです。きわめて人為的、政策的、つまり政治が主導して生んだ格差
だと指摘しています。
そう指摘されて初めて気がつきました。
そういうことに気がつく人材を育てていくことが大切だと思うし、
「政治が主導して生んだ。それはおかしいではないか、そんな社会はおかしいではないか。」と「権力者の行動を看破できる教養や知性」を持つ人材を育てていくことが大切。
そこに、今の教育界に蔓延している競争原理主義は必要ないと私は思う。
政府は一握りのエリートがいればそれで十分、あとは物申さぬ国民を作ろうとしているけれど、そんな政策に騙されることなく、考えることのできる子どもを育てていきたい。
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何かが おかしいと思っていたことを
社会のしくみを踏まえて 説明してくれています
明るい未来につながりますように
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2008年に出された本なんだよね。かれこれ5年前。5年後にも関わらずあのころよりはますます状況が悪くなって行っている気がするんだけど。
本当に教育格差って恐ろしいんだってことを実感した。こわすぎる。こんな格差社会の中で生きて行くなんて、人間不信になっても仕方ないかもって思う。
そして、教育と経済がこんなにもぴったりとくっつき合っている分野だってこともわかった。
これをふまえた上で、私は博物館教育という分野から何ができるんだろう?
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尾木先生と森永さんの対談集で読みやすかったです。とくに森永さんはテレビとの印象が違って、いっていることが勉強になりました。
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2007年のリーマンショック前に行われた尾木ママと森永卓郎さんの対論。題名には教育格差とありますが、それ以上に小泉政権が打ち出した構造改革による新自由主義経済政策を徹底的に批判する内容。
それから10年、さらに格差が広がった現代日本を、改めて二人に論じてほしいです。