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一人暮らしのレシピ本?と思いきや、作者が自炊とともに社会との関わり方を学び、成長していく物語。不思議とその世界観にハマって一気に読んだ。
この本で初めて出逢った価値観がある。「いただきます」とは、これからお腹を満たしてくれる生命に感謝すると同時に、料理を作ってくれた人に感謝するということ。人の生きられる時間には限りがあり、その人生を費やして作ってくれた料理を食べるということは、間違えなくその人の生命の一部を「戴く」ということだから。
食事をする時、もっと感謝しないとな、と悟った。
自炊は一人暮らしには身近な話題で、またそこを切り口に主人公の成長を描く本書の視点は新鮮だ。
昨日までを見返して、もっと自炊頑張ろうかな、と思ったのでした。
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まさかこのタイトルの本で泣けるとは思わなかった。
しかも『食』をテーマに人生論が展開するとも思わなかった。
イイ意味で期待を裏切られた一冊!
これからの未来を担う人たちにはぜひ読んでいただきたいオススメ本です☆
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引き込まれるように一気に読んだ。
病院で読んでたから、泣かないようにと我慢したけど、堪えきれなかった。
価値観変わる本。
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最初「自炊する人のマニュアル本」かなぁと思って読み始まりましたが、ある事を「きっかけ」に料理に目覚め「自炊」から人生について
学んだことが書かれていて、かつて学生時代に「自炊」していた頃の
自分、そして今「自炊生活」を過ごしていて「同感」できた部分と、
「こう考えるともっと違った自分になったかも」と思えることがあり、
一気に読んでしまいました。
生きることは食べること
食べることは生きること
改めてこの言葉の持つ「重み」を感じながら日々生活したいと思い
ます。
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読み終わった今、学生の頃抱いていたような清々しい気持ちが甦り、何だかじんわりと涙がこみあげてきた。「食」を通して生きる上で大切だけどつい忘れがちなことを思い出させてくれる今まで出会ったこともないような不思議な小説。ウエノさんのような生き方、憧れるなぁ。
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知り合いから福教大が舞台になっている本ですよと聞いて読み始めた本です。
知っている場所が出てくるとなんだかそれだけでも良いなと思わせますが、中身も良いです。
ごはんを作ろう!と思わせてくれる本です。
(福教大スタッフ)
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ラジオに出られているのでお名前を覚えた佐藤剛史先生の本。これまでまだ読んだことはなかった。で、たまたま本屋の新刊本で平積みになっていたのを中身を特に確かめずに買って、読んでる途中かあとで初めて「あ、これ小説?!」と気付いた。とはいえ、佐藤先生の初小説本。先生の体験やら何やらが自伝的に散りばめられているとみた。たまたま夏休みの宿題に読書感想文を書かなければならなかった我が家の高校生男子に読ませたら、たまたま興味ある分野と重なったこともあって、感じいるところもあったようだった。かなりするッと読めるので、少々読書が苦手な人でも大丈夫かも。ちなみに、その後、実際に佐藤先生の講演会に行く機会を得た我が家の高校生男子の話によると、エピソードのいくつかは、学生さんの話だったりしたようで、自伝的というものではないらしかった。
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拾い物、凄い、あまりに良かったので子供に送呈すべく購入してしまった。色んなことが詰まった読みやすい本。
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僕の心がねじくれ曲がっているせいなのかどうなのかわかりませんが帯に書かれてある「感動で涙あふれる気づきのストーリー」という文言は当てはりませんでした。小説としても自己啓発書としても中途半端な気がします。
僕は、この記事を書くためにこの本を2,3回にわたって読み返してみたんですけれど、残念ながらここに書かれてある『人生に大切なこと』には気づけずじまいでした。自己啓発してはあまりにも当たり障りのないことが書かれていて、小説として読むにはあまりにも紋切り型の展開で、半分くらい読んでいくと結末が読めてしまったので、正直な話、途中で読むのをやめようと思ってしまったくらいでした。
あらすじをさらりと紹介させていただくと、主人公・イケベタカシ君は九州教育大学の一年生で。僕もそうでしたが「平凡な」テキトー大学生で、自分のことしか考えていなかったのが好きなおんなのこの気を引きたいがために始めた自炊で今まで気づかなかったことに気づき始め、人としても成長していくというものなんですけれど、この本を読んでいてどう読んでいいのかわからなったのは教養小説(ビルディングズ・ロマン)として読めばいいのか?それともここに書かれているようなことを日々、自分の生活に生かしていけば、少なくとも路上でビニールシートを引っかぶって眠る破目にはなりませんと、というような、自己啓発書として読むのが妥当なのか?それが今の今まで判断がつかないです。
この本の帯には
『感動で涙あふれる気づきのストーリー』
と銘打たれていますけれど、少なくとも僕には当てはまらなかったみたいです。すごく、残念な話なんですけれど、あまり共感はできませんでした。それは、僕の心が汚れてしまったせいなのかどうかはわかりませんが…。個人的には、時間があればどうぞ、としか言いようがありません。
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著者の大学生の頃、知り合った女の子の影響で、自炊に目覚め…
授業の講師の惚れこみ、有機農法の農家を訪ね…
食についての新聞記者をしている…
自叙伝かと思ったら、小説だそうです。
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半自伝の農業村おこしNPO物語。著者の語り口が暑苦しすぎて。もう少し視点だったら良かったと思う。これが青春と言えば、青春だ。
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気軽に多くの人が大切なことに触れることができる、とても良い本だと思いました。
私は今まで、基本的にノンフィクション本しか読みませんでしたが、
このように物語形式で書かれている本があったんですね!
今、TPP問題もありとくに食や農業の大切さを、こちらの本で知ってほしいと思います。
お金よりも大切な物を失わないように。。。
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朝も早ように目が覚めて、一冊読み終え目に涙。
清々しい朝の始まり。
この上なく、幸せ。
至極普通。
今からわんこ達を散歩に連れ出し、本の余韻に浸ろうかと思う凛とした寒空の秋。
堪らなく妻を愛おしく思い、妻と結婚出来たことが僕にとって最大の成功だと確信を持てた。
いただきます。ごちそうさまでした。
この意味が凄く本当に凄く深い。
私は妻の命をもらっているんですね。
ありがとう。
間違いなく良書です。
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リアルな大学生活と男子学生の描写はとても共感でき、自炊をきっかけに成長していく様子に感動。自炊はあくまでも成長のきっかけだった。
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最近お気に入りの喜多川さんのサイトにおすすめとして紹介されていたので読んでみました。
ぐっとくるとこがたくさんありました。
特に、"ご飯を作る時間には、作ってくれた人の命の時間が込められている。"
P51~を端的に抜粋したものです。私はこのページに凄い感銘を受けました。
元々「いただきます」「ごちそうさま」はよく言っていたほうだと思うんですが、これを読んでからは欠かさず言うようになりました。
もちろんご飯を作ることだけではなく、ほかのことでも私のためにしてくれていることにはよく感謝するようになりました。
図書館で借りたんですが、自分で手元に置いておきたい一冊。