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相続、認知症、老人ホームなどについてのトラブル予防について書かれた本。図書館で借りた。
確かに切羽詰まって判断すると、家を買う時のような慎重さが欠けてしまうもの。実際にアクションするかは別としてためになった。
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遺言状など相続に関すること、認知症対策・防止法などの案内、老人ホームを評価する際のポイントなど、両親が高齢者となった際に注意すべきガイドとなる本。
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チェック項目26箇所。40、50代は子育てと介護のサンドイッチ世代。死亡者の75%が70歳以上。施設選びではスタッフの表情、声色、動作全体を見る。入居率の低いところは避ける。償却切れ入居者増加が有料老人ホーム財政を圧迫させる。相続争いはお金持ちの問題だけではない。遺言書は元気なうちに作成する。任意後見人に頼めないこと・・・委任者への介護行為、保証人の引き受け、委任者への医療行為の同意。任意後見人を頼むときには契約の内容を丁寧に説明してくれるか?専門家の場合、損害賠償保険に加入しているか?認知症の専門医をどう探すか?親に受診を促すコツは?いい施設選び・・・日常受診する病院が近いか?建物は新築か?スタッフの離職率、入居者の平均介護度・・・3くらいが妥当。掃除は行われているか?スタッフの身だしなみ等は?学習療法の基本は褒めること。人間は最後の瞬間まで自分自身の可能性を追求できる。認知症の予防・・・適度な運動、脳の活性化、生活習慣病を避ける。筋力の低下を予防する。親が高齢になったら年に一度でも家族会議を開く。
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親が遺言書を遺すメリット 親の死後に遺産分割協議を行う必要が少なくなり、相続人同士での揉め事がおこりにくくなること 親の死後に遺族が親の口座から預金を引き起こせるようにできること 相続手続きをなるべく簡単にし、残された親族への負担を少なくできること
親の生前に聞いておきたいこと 遺言の生むと葬儀への参列者リスト
高齢者の親の問題を考えることは私たち自身の近未来を考えること
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思った以上にやらなくてはならないことがたくさんある。
死は忌み嫌われ、老いることもなかなか話し合われないでいる。
それがのちのちの課題になるなら、傷が浅くすむように事前準備は必要だ。
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介護とか福祉などについて、全く知識がなかった。そのための入門書として読んでみた。とてもわかりやすく、親が高齢になってきたとき、準備すべきことの全体像が理解できた。ぜひ同様の立場の方に勧めたい。
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ためになるなぁ。今68の父も70が見えてきて、母も他界したので、気になる事増えてきてます。
1老人ホームの情報収集を行う。
なかなか口コミが集まりにくいので、元気な時に試しに泊まってみなくては。
2相続トラブルを予防する
金は無くとも、遺言無しではもめる。
公正証書遺言がオススメ
3認知症による生活トラブルを予防する
任意後見人として弁護士にお願いしよう。しかし、いつから?
子供はやらん方がいいね。
4身体が不自由になった場合に備える
財産管理委任契約で任せる。
10亡くなった時の連絡先を確認
親の生前に聞いておきたいことのトップ
15家族会議を定期的に開く
そりゃそうだ。
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ただ単に横断的な知識だけではなく、老人ホーム見学に際してのチェックポイントや、後見人についてなど、かなり細かい知識まで披露されている。
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そのタイトル通り、親の介護や将来に向けて、対応しておくべきことをわかりやすく網羅して説明してくれている良著。
<メモ>
・70歳を過ぎると発生しやすい問題①生前:介護問題②死後:相続
・本来不要なトラブルを起こすことなく親子の絆を深め、良好な家族関係を構築するために。
・具体的なトラブル予防とは①老人ホーム情報収集②遺言書③任意後見契約④財産管理等委任契約⑤尊厳死宣言書
・老人ホーム入居後トラブルは途中退去に関すること①就寝住み続けるつもりが、健康状態悪化に伴い途中退去を求められるトラブル②変換される入居一時金が償却され、変換金額が予想より少ないトラブル→予防には①退去条件を確認しておく②退去時の入居一時金変換ルールを確認しておく。③重要事項説明書、契約書の中身を確認する
・安心して入れそうな評価ポイントは①施設長の能力②介護リーダーの能力③入居率④施設の雰囲気⑤入居者と家族の評価
・相続トラブル予防①自らの意思で遺言書を残すことが望まれる②遺産分割協議によるトラブルを避けられる。預金を下ろせるようになる。相続手続きが簡単になる③公正証書遺言がおすすめ
・認知症による生活トラブル予防①任意後見には財産管理と介護や生活面手配を頼める。②頼めないのは介護行為、保証人引き受け、医療行為の同意。③任意後見契約の受任者は専門家がおすすめ
・体が不自由になったときにやるべきこと①認知症かチェック②要介護認定をうけてもらう③介護施設を探す④財産管理など委任契約をスタートする⑤なくなったときの連絡先を確認する
・認知症は70歳から年齢と共に上昇。認知症は今やあきらめる必要はない。改善して健康な状態に戻る例もある。
・介護保険制度は自己負担1割で介護サービス利用可。
・認知症の予防①脳を活性化させる活動をする②生活習慣病を避ける③適度な運動をする
・学習療法は全国で利用者が増えている
・認知症の原因はアルツハイマーと脳血管性障害。脳血管性障害を予防するには高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病にならないこと
・肥満になると心臓への負担が増し、よくない。ウォーキングや水泳などの有酸素運動が効果的
・筋力の衰えを予防する
①要介護になるきっかけに転倒、骨折があるが、下半身の筋肉量の低下による筋力低下が挙げられる
・負荷をかける筋力トレーニングが必要
・認知症の進行にも影響する。
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相続・認知症・老人ホーム……について知っておきたいこと ―
http://www.diamond.co.jp/book/9784478014615.html
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高齢の親を持つ多忙な子世代の負担を軽減するための視点で書かれた著作。
様々な法的手続き(遺言、成年後見制度など)が、紹介されている。
内容は、あくまで入門レベルだが、よい啓蒙書だと思った。
また、指摘されている通り、親の人生の終末期に頭を悩ませることは、自分の近い将来のよいシミュレーションとなる。
なお、老人ホームのチェックポイントはためになるのだが、認知症の進行を遅らせる学習療法がページを割いて紹介されており、これには少々辟易。
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両親が70になった時に購入して一読しました。
その時には実感できなかった内容が、数年後の昨年に母が骨折し、介護のことなどを自分で手続きなどをすることになり、介護施設や役所の手続き、親の保険の手続きなどをしてるときにこの本を思い出しました。
全ての内容が当てはまるわけではないけれど、読んでおくといざというときの行動がしやすいかもしれません。
ただ、いざという時には、役所や介護の方々は親切丁寧に教えてくれるので大丈夫です。