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ツァラトゥストラを数ページで断念した、知識マイナスと言っていい自分でもスルスル読めた。
「神は死んだ」という言葉が強烈で、何となくニヒリズムの権化、「超人」というワードからは力の信奉者のようなイメージがあったけれど、全くそんなことはなかったぜ!と気持ちいいほどに誤解が解けていき、その透徹した人間への眼差し、「生の肯定」に対する真摯で愚直な姿勢に感動さえしてしまった。
真理とは錯覚に過ぎない、形而上学は捏造に過ぎない、禁欲主義的理想は究極のニヒリズムである。
…あえて茨の道を掻き分けて進むような思想に、敬服する。
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ニーチェのことを知らなくても、漫画で構成されているので入門編としてはいい。でも漫画のコマに台詞が詰め込まれていて文字量が多いので、時間は掛かる。
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「借」(大学の図書館)。
ニーチェの思想と生涯がわかりやすく紹介されている。
入門編として読むには最適だと思う。
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内容が難しかった。漫画もあったが、あまり興味が湧いてこなかった。もっとニーチェのことについて知りたいとは思わなかった。哲学とは難しいものだと思った。
とても印象に残ったのは
P44の「人間の生の本質は苦悩である」
「人間は生の本質としての苦悩を克服することはできない。ただ、それは慰撫することができるだけで哲学、芸術、宗教がその役割を果たす。」である。
本質は苦悩と言われてしまえば、心が軽くなる。本質は苦悩と考えると、楽しいこと幸せなことが更に幸せに感じる。嫌なことも、本質だと考えれば、仕方ないと諦めもつく。
内容は難しく、また読みたいとは思わなかったが、素敵な言葉に出会うことができた。しあわせだ。
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読んでいて、全然書いてあることが頭に入ってこなかったですが。
途中マンガもあって、うっすらわかったような気がしますうまい!
読み終わって、ニーチェについて説明してと言われても説明できないです。。
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わかりやすく建設的でもある。どこが角になりやすいかを踏まえた上でどのように受容すればいいのかまで提案されている。角を取って語っているのではなく角を提示した上で、こう考えませんか?なので良かった気がする。
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今回マンガでニーチェの人生を描いてくれたおかげで人間らしいニーチェを身近に感じることが出来た。もちろん言ってることは難しいが、人1人の人生として考えた時、特に後半生は何て苦しい人生だったんだと報われなさに息がつまるようであった。真面目で不器用な生き方に人間ニーチェを好きになった。また色々関連本を読んでみようと思う。何度も近づいて跳ね返されての繰り返しなんだろう。
それにしてもニーチェが本を自費出版してるとは知らなかった…。
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ニーチェのことを知りたくて読んでみました。
マンガによるニーチェの生い立ちと、思想の解説が書かれておりわかりやすかったです。
ニーチェ入門書としてありだと思います。