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昔、不慮の事故ながらも幼い我が子を自分の手によって死に至らしめてしまった辛い過去を持つ主人公。
ギリシャ、エーゲ海クルージング・・・
憧れの地が細かく描写されてて、まるで自分もその土地を訪れているかのような気分を味わえた。
いいなー
まばゆいばかりの白だらけの建物
過去しかない町
行ってみたい。。
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うちの好きな文章じゃなかったけどおもしろかったー。ただおもしろかっただけじゃなくて、読んで良かったと思った本初めてかもー。今の自分にぴったりというか、今読んで良かった。
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いつもの作風にミステリー要素ご入った作品だったので新鮮な気持ちで読めた。
舞台であるギリシャという国に対してあまりにも理解がないがゆえにこの話の半分も理解できていないのではないかと…。
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手塚治虫の「火の鳥」が、何度も頭をよぎった。過去、現在、未来。今この一瞬がすべて…消化できそうでできていない。もっとわかりたい。
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ギリシャのことをニュースでよく目にするこの頃。丁寧な人物描写のおかげ(作者の主観や時代観が加味されているとしても)、国民性がこんなに違えば、政治観もそりゃ違うだろうね、と変に感心した。風景描写がとても素敵で、思い浮かべながら読むのがとても楽しかった。内容も宮本輝らしく、ぼんやりさは残しつつも読者にとってすっきりするような回答が用意されてて読後感はすっきり。
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ギリシャは、行ったことはないけれど、なんだか状況が浮かぶようです。挫折して、ギリシャに渡った主人公の再生のお話。