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孤独死の周辺をインタビューした本。
著者はホームレス作家で有名。
独居の果ての孤独死を防ぐのは、
もちろん社会的システムを細かに張り巡らす、
という対応も期待されるけれど、
世間に対し興味など持たれない、
また、自らも世間に開いていない独居人生を送っている状態を
深く続けない「何か」がないとだめなのかなあ…
昨今、世間一般にはそれが「絆」と呼ばれるものかもしれないけど。
関係性だけじゃなく、個人的な何かへの情熱とか、執着とか…
作者も安易な回答で本を閉じていません。
つまり、色々なアプローチをしなければならない、
以前深刻な課題だということなんでしょう。
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餓死・孤独死・介護のそれぞれの現場へと
出向いて実態があきらかにされている書です。
街を彷徨したホームレス経験がある松井氏だからこその考え方に
真実味があります。
松井氏にはこの無縁社会のテーマで
さらに書物を出版されることを希望致します。
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孤独死問題の本。
インタビューに同行する女性にもご事情があり、少子高齢化による孤独餓死貧困の根の深さが伺える。
ありがちな提案などなくリアルな現実が提供されている。