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面白すぎて、優先順位高い諸々をほったらかして読了。笑いつつも、わが身を振り返って、ちょっと心痛む。(恋愛のディスクール、なにかのゼミで発表したことありました。)アメリカの本屋で山積みだったのだけど、結局日和って邦訳で読みました。英語もこのくらいのスピードで読めたら面白いのだろうなー。
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マリッジ・プロットとは19世紀(主にイギリスの、しかも良家の)男女が困難を乗り越えて結婚にたどり着くまでを描いた小説。80年代のマリッジ・プロットはもっと複雑でほろ苦い。80年代の雰囲気や音楽の描写も興味深い。
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寝る前にちょこちょこ読んでいたのをやっと読了。1986年生まれなので、80年代前半の空気感は体感していないし、読んでいない本も多すぎて分からないところもあったけれど、「そして、ときどき、悲しくなりました」の章あたりから、実感を伴って楽しめました。マデリン専攻のヴィクトリア朝文学も読みたい。
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☆「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」の作者。表題はは、18,19世紀の小説に多い、求愛から生涯を乗りこえて結婚に至る筋書きらしい。
でも、あまり興味がない。
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んー。なかなか長くてしんどかった。3人の男女のそれぞれの立場からお互いの印象を綴っている。よくある構成だが、語る本人としては無個性な自分であり、他者の目を通じて本人の個性が生まれてくるという。自分では自分のことは見えてないしわかっていないし、改めて発見する必要ないんだもの。非常に知的な人が書いたと思われる内容で、私には鼻につく。出版関係者には受けそう。好きな作家、本をブルータス辺りに載せて悦に浸る、もうそういう時代じゃないっつーの。小説は長けりゃいいってもんじゃないのを具現化した一冊。