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「すべてのスキルアップを否定しているわけではない」、「自分の専門性をより深く追求するための資格取得やスキルアップなら、仕事に差し支えない範囲であれば、むしろトライすべきだろう」(222頁)と著者も言ってるとおり、勉強が悪いわけではない。
最初読んでいるうちは「ポジショントーク」の連続に「またこの類の本か」と後悔しかけたが、ほぼほぼ常識的な内容で納得いく部分も多分にあった。
朝会やグロー○スあたりはまだ活況のようだけど、今後どう変わっていくんだろう。興味のあるところです。
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■勉強
A.TOEIC対策の勉強をすれば会話が苦手になり、逆に会話の勉強をすればするほど、TOEICのスコアが下がる。
B.日本のGDPにおけるコンサルティング業の割合が、他の先進国の半分程度である。
要は、日本企業は、何をするにも「自前主義」で社内改革やら何らかの問題解決策を講じる際、知識や技能に対してプロに対価を支払おうという風土がない。
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最後の50ページだけ本屋で立ち読みしても十分な内容。前半は少しダラダラ。言いたい事は分かるし、正論だが、ややくどい。ただ、スキルアップや資格の勉強に熱を入れ過ぎな人には少し立ち止まるための良い一冊かもしれない。
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読み易かった。共感できる内容が多い。
かつてスキルアップを唱えた方が、脱スキルを訴えるのは、潔良いが、信用していいものか。
各論者の言うことを鵜呑みにせず、流行は、遅れる位が良い。自分の判断力を磨きたいものだ。
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2012.12.21
そこそこ面白いと思う。登場する事例がパターンに偏っているきらいがあるが、頷けるところも多く、これまでのブームの流れとその後の比較は興味深い。この本を読んでじゃあ勉強を辞めようではなく、なんのために勉強するのかを考える機会にするといいのではないかと思う。
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【ネガティブ】
あらゆることにダメ出しをしており、否定的な見解ばかりで読んでいて、おもしろくないです。
しかし、ところどころに「なるほど」もあります。参考にします。(←するんかい!)
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資格やスキルアップに走る傾向に警笛を鳴らす内容。
資格だの、スキルアップだの、TOEICだのでは生き残れない時代だと言うこと。逆にそちらに走りがちな人は危険だよと。
結局、行き着くところは個々人の人間力・人間性がどうかにかかるような気がして仕方がなかった。
これから就活をしようと考えている人、転職を考えている人はぜひ一読した方がいいと思う。
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グロービズやらfacebook交流会やらの胡散臭いのが大嫌いなので、本書に書かれている論評には膝を叩いて賛同しました。所詮、勝間何某なんかは幻想に過ぎず、一般人は今置かれている場所で身の丈にあった花を咲かすのが一番だということですね。
平成25年2月24日読了。
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抽象的で曖昧な能力やお勉強は、いざというときに、何の役も立ってはくれない。自分の味方になって助けてくれるのは、今自分のいる場所で、今自分が持っている、具体的なものでしかない。
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<メモ>
【理由】
1.スキルはコモディティ化する
供給過多のため人材も安さ勝負(例→弁護士)
スキルには旬があり、キャリアは自分の努力だけでは成り立たない
2.グローバル化、IT化
製造業の海外移転、プログラマーのオフショアリング、ユニクロの新卒外国人採用
3.日本にはそもそもプロのサービスに金を払う風土がない
4.日本企業はスキルよりチームワークを求める
5.外資系などスキル重視企業が採用を減らしている
6.スキルアップ教は幻想
スクールビジネスは変化のスピードに対応できていない、実務スキルはスクールでは学べない、座学より実践、ビジネス書は宣伝の意図大
7.エリートは30歳までに確定している
8.30歳以上のキャリアチェンジ(職種変え転職)は困難
士業の新規参入は難しい、独立起業も以前の顧客を引っ張ってこられる時のみ成功する
9.スキルアップ族の評判が悪い
★その他
・TOEICの勉強も会話の上達には不向き
・士業や医師は地方を目指す
・ティッシュ配り等汚れ仕事も厭わずやる
・勉強会・朝会・人脈交流会などクローズドな安全地帯にいても得られるものは少ない
・キーマンをおさえて多様な分野の人を紹介してもらう
最後の「脱スキルの仕事術」自体が一種の「スキル(スキルに振り回されないスキル)」になっている気がする。
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「スキルアップ教」の反動による
「脱スキル」の仕事術。
悪く言えば,祖先返り(社畜化?)。
読み物として面白かったけど,
かと言って,本書が進める仕事術を
そのまま鵜呑みにするのも危険だと思う。
同じ資格を持っていて喰える人も言えれば,
喰えない人もいる。
この資格を持っていれば喰いっぱぐれない…という
思考の人は,資格取得後,こんなはずではなかった,
騙された…などと思ってしまうかもしれない。
資格は将来を保証するものではなく,
あくまでもお金を稼ぐための道具。
過度に期待をしていなければ,あるいは戦略的に使えば,
そんなに無駄にはならないのでは?
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以前はスキルアップや資格を取ることが重要だと書いていた筆者が、反省を込めてスキルアップ万能主義に対して批判的な書。週刊東洋経済の特集に書いていたことから本書を書くことになったようだ。
内容は、これまでの日本の企業の働き方やスキルや資格の取り上げ方の歴史、資格による今後の方向性、やはり年齢によってキャリアを積むことは大切だと感じさせられた。資格と実務能力は異なることも考えさせられた。
最終章には、どのようにすればよいかということもまとめている。当たり前と言えば当たり前だが、足下を見るべきだと感じた。
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スキルアップ、特に資格に注目した内容。
最初のほうは、資格の歴史が変化を述べたもの。
昔は資格資格で評価された人もいるあ今はそうでない。
TOEICの点数を持ってても話せない人や、仕事に全く関係なかったり。
資格勉強だけしてても評判がわるくなるだけ。資格取得しても食べていける人はわずか。いくら資格取得してもきちんと使いこなし仕事としていけるのは難しい。
そのためには、資格を取るなら自分の専門分野を強化するなどして、地方など需要の少ないところで活躍することもひとつ。
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真面目で普通の価値観だな。けど何もかも批判的でレアケースとしてしてしまうのは、読んでいて面白味ない。
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スキルではなく何が必要か?
→会社で評価されてるのはどんな人でどんな貢献をしているのかを知る
仕事を自分がやるのにふさわしいか否かを分けている時点で信頼されない
どんな格好悪い仕事でも自ら率先してやる
自分の中に教えたがりを見つけたら自重する。その時点で成長が止まってしまう
なんとか力という抽象的なものではなく、業務ノウハウなど具体的なものが大事