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じゃなくて、えーっと、三巻目に入るといよいよ赤壁の戦いです。
全体的な俺のレビューは一巻目をどうぞ。
と言うかやっぱり呉には赤壁は欠かせないようですね。孫策がいてもいなくても赤壁の戦いが起こるというディスティニー(笑)。
まずメインのはずの孫策がまさかの囚われの身。孫策の次に偉そうな周瑜は他の戦で遠征しいるので、呉王孫策の代理は孫策の弟、孫権、孫翊のどちらが勤めればいいのかと言うことでもめあいになり、内戦が起きるということから始まりますな。
この中の孫権は、孫権というと大抵頭が良く、防衛や外交で手を尽くし、防御的な君主で地味な感じがする上酒乱を除いては割と陽気だけど優しい性格だったりなんだりだと思いますが、この孫権はやたらと武骨で荒い性格をしているのです。ビックリ!そして新鮮。だがもうちょっと落ち着いても良かった。(翊は割とそのまんまの性格だった)この権、髪を掻き揚げるのが癖なようです。どんな髪型しているのだろうか。
孫策、本当に織田信長のような人で、とうとうこの巻で献帝さんは孫策に斬られてしまいます。怖い。孫策。けれど内戦でちぐはぐしていた権と翊を軽い兄弟喧嘩のように仲直りさせる策とか。愉快。
自分の思った通りに動いてくれない兵に苛立ちを隠しきれない孔明さん。そんな孔明さんにまかせっきりな、けれどやる時はやる劉備さん。曹操は従来の曹操らしい感じ。
…この巻も良いわ。次でないのかね…
大半レビューじゃねぇやん!ここまでで