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~あらすじ~
上司の無茶苦茶な命令でマグロ船に乗る事になってしまった筆者。
筆者は過酷な重労働であるマグロ漁にも関わらず、楽しく働く漁師たちからコミュニケーションのとり方やマネジメント、リーダーシップについて学んでいく。
マグロ漁師、マグロ船の不思議(?)も織り込んだ、楽しく学べるビジネス本!
~感想~
漁を円滑に進める為の漁師たちのコミュニケーションはビジネスの世界、特にチームプレーには非常に役に立つと思います。
特に「リーダーとは命令をするものだ!」と考えがちの方には是非とも読んで頂きたい一冊。
きっと、人の気持ちを考えたリーダーシップというものもあるんだなということを実感していただけます。
終始楽しく読めますが、後半部分は「漁師の行動をそのように捉えるのは無理があるんじゃない?」という部分が散見されます。
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マネジメントにおいて、マグロ船の船長とラブホテルの支配人と似ている部分があるなぁと思って読んでました。自分も出来た支配人ではなかったが、縁の下の力的な感じでやっていたが、他業種でも参考になる内容でした。
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長年、マルハの遠洋船で通信士をしていた伯父がいます。
この伯父がほめ上手でね。
子供の頃、何かお手伝いをすると、したこと以上にほめてくれ
て、
この伯父の家に行くと、ほかの家にいったときにはしないよう
なお手伝いを沢山したっけ。
伯父のそういった部分は、自分が大人になても変わらなくて、
この伯父の家に行くのは今でも楽しみです。
作者が乗ったのは、伯父の船だったかも?などと思いました
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40日間航海中、マグロ船に乗り続ける漁師たちが、人間関係を壊すことなく、笑顔で漁に取り組む。利便性と隔絶した過酷な労働環境を充実のある職場に変えるのは、強制でも給料でも必要でもなく、船長の気遣いと気配り。誤った陥りがちな常識を晴らしてくれる良書。★4.5
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不確定要素が多く、外界から孤立しがちで、少数のメンバーと毎日顔を合わせるという環境は、発展途上国で働く開発専門家にもつながるのではない妥当かと思い、読んでみた。
なかなか示唆に富む内容だが、やっぱりこの環境の中では人間関係が最優先なのね。
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面白かった。
大分弁の漁師さんの言葉がいい!
海の上では、限られた資源である人や物を有効活用しないと命に関わる。陸にいる人は、外部からいくらでも補充ができると思っているから、人も物も大切にしない。今ここにいる人が活躍できるために、リーダーは何をすればいいかのヒントが書かれている。
人間関係は、ガラスのコップ。割れたらもとに戻らない。割らない工夫が必要。
怒りかた、誉め方、雑談も大事。あと、自然の力の影響が強い部分など、人間が努力してもどうしようもないことにくよくよしない。人間が努力できる準備に力をいれよう。
漁師さん、最高!
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メモ。
・本にも書いてあるけど、他人からのアドバイスなんて役に立つかはわかんない。ましてやマグロ漁船の話を聞いたところでって思う。でもその多くのアドバイスのうちのいくつかが、自分の価値観を広げる
・手元の牌で、どんな勝ち方をしようか?
・自分から出すものをケチらない。
・コマーシャルは良い勉強材料。
チームは助け合って認め合って和をもってお客さんのためになることをやれば、何度かに一度は成功するんじゃないか。
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自分の話ばかりしない。
相手に興味を持つ
うまく行かなくて当然⇒だから仕事になる。
注意・指示ばかりでは相手は逃げて行く
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■マグロ船は目標管理をしない
マグロを釣るのに、事前に縄に傷がないか調べて、針も調べた。餌を針につけた。漁師たちにできることはすべてやった。
そのあとにマグロが釣れるかどうかは、海の神様が決めること。丘の人たちは、人間ではどうにもならないことまで、
なんとかしようとしてしまう。
人間がコントロールできない部分は運に任せるしかない。
■短所が長所になる。
何かができるということは、何かができないこと。プカプカ浮いているだけのクラゲも、ペットとしては人気がある。
見方を変えれば短所も長所になる。自分の悪いところを見る奴は、他人に対しても悪いところばかり見てしまう。
■人生は、あとだしジャンケンが許されている
起きたことにどんな意味があるかは、自分でしか決められない。自分で勝手に意味をつけるもの。
起きたことの意味は、誰かに教えてもらうものではない。人生はいくらでも後出しができる。だったらわざわざ負ける必要はない。
今、起きていることがよかったか悪かったかなんて、今の時点では絶対にわからない
■現状を受けれた上で、対策を考える
麻雀は手元にある牌で、勝てる方法を考えないといけない。どんな牌を飛行が、そこから立て直していくのが麻雀。
自分で引いてきた牌に文句を言っては絶対に勝てない。
仕事にも、自分である程度コントロールできる部分と、コントロールできない部分が複雑に絡み合っている。
■叱るときは、「期待していた部分」を強調して伝える
怒りの気持ちがわいたということは、相手に期待をしていたという何よりの証。
部下に対して怒りの感情を持ったときには、怒り自体をぶつけるのではなく、その前にあった期待の部分を伝えてあげる方がいい。
例:「一体何をやっとんじゃ!せっかくうまくさばけるようになったお前がここでケガをしたら、みんなが困りよろうが!こんバカ!」
■褒める言葉+注意する言葉+褒めるこ言葉
注意するときは、間に褒める言葉を入れて、相手の感情に嫌なものを残さないようにする
■子供は親の言うことは聞かないけれど、親のやることはすぐ真似る
■大きな目標を持つよりも、今日できることを確実にやるほうが大事
誰にもできない仕事ができるようになるためには、誰にもできないことをやる必要はなく、むしろ誰にもできることを確実にひとつひとつ
こなすことが一番の近道になる
■海を眺めるように、歩みを止めて、反省の時間を持つ
確実に前に進んでいくために、自分の仕事の進め方やメンバーとのやり取りについて、じっくり振り返る時間を持つことが必要。
今日あったことをじっくりと反省したり、ひとりでゆっくり考える時間を持たないままだと、改善点を毎回見過ごし、同じミスを
毎回繰り返してしまう
■認め合う文化
褒めるときは、「お前もだいぶマグロの処理が上達したな」という上から目線ではなく、「お前の処理作業が上達しているおかげで、今まで
以上にマグロ���高く売れるようになる」と、「君のおかげで助かっている」という感謝の表現を使う
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【読書その39】タイトルにひかれて手に取った本。その名も「マグロ船仕事術」。著者はマグロの鮮度保持剤の開発に従事し、その開発の中で研究所の所長から開発成功のために一度マグロ船に乗れと命令を受け、マグロ船に乗船。そこで培った知識や経験を活かして、組織におけるコミュニケーションをよく保つ手法や仕事術を研修や講演等で伝えている。中身云々の前に、自分自身の強みを生かして仕事をするということはこういうことなのだと思った。興味がある人は是非。
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著者の他のマグロ船で学んだことシーリーズを読んでの本書なので、重複する内容が多かった。
でも、やはり学ぶことは多かった。
本書は管理職よりの仕事術。
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仕事で今度斉藤先生の講演を聴くことになり、予備知識が欲しいなと思って図書館で適当に2冊ほど借りてきました。
こっちを先に読めばよかった。
先に読んだもの(ダメな自分の活かし方)よりこちらの方が、斉藤先生のひととなりがよくわかり、講演を拝聴するのが楽しみになってきました。
また、マグロ船での体験談がふんだんに盛り込まれており、ビジネス書というより単純に読み物としても楽しめました。
以下備忘録。
世界は1対1でできていない。自分の発言・行動は、周りの人が常に見ている、を意識しよう
注意する言葉は、褒める言葉、感謝の言葉でサンドイッチする
相手の感情に嫌なものを残さないように配慮する
1日に一度は今日あったことを振り返り、じっくりと反省したり改善点を考えたりする時間を持とう
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『小さい事でケンカをする人は、世界が自分と相手しかいないと思っている。 』
確かに!集団の中でケンカをしてる二人がいると、周りも気を使っちゃいますよね。
そのあたりも考えないといけないですね。
『マグロに牛乳買ってきてくれ!といっても買いにいってくれるわけない。自分と他人は人間とマグロぐらい違う 』
他人に何かを伝える時に頭の片隅においておきたい言葉ですね。
当然自分も他人からみたらマグロということですが(笑)
2011年発刊で結構売れたみたいでしたが、当時は興味がわかず読んでませんでした。
今回機会があり読んでみたら名言の嵐ですねー。これはかなりの良本です。
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著者は、研究所でマグロの鮮度保持剤の開発のお仕事をしていました。そして、開発を成功させる為にマグロ船に乗ることを命じられます。
「乗せられてしまった」マグロ船でしたが、
マグロ漁を通してたくさんの気づきや学びがありました。
とても読みやすく、自然と向き合う漁師さんの知恵や工夫を楽しく知る事ができました。