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タイトルと装丁と設定でもう腹一杯。
内容は軽い感じです。
誰に萌えればええんか分からんかったので、続き希望。
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毎度読み終わってたんだけど今更投稿。
本屋でなんとなーく気になったものの、ついこの間新刊台で見かけた気がしたのに、既に古本屋にあってちょっと切なくなったので購入。ちなみに2013年6月発行です。
表紙の感じからみても、サラッと読めるような可も無く不可も無く系なのかなぁなんて思いつつ、気が向いた時に読もうと思っていた。
けれど思ったより「可」でした。
以下アマゾンさんあらすじより抜粋。
“なまけものの探偵”と“働きものの探偵”とシェアハウスを始めた新人エッセイスト・浅間修は、苦しい経済状況を打開するために、同居人を主人公にした小説を書こうとする。そんなとき、新聞記事に“アリとキリギリス事件”を発見。密室で男が殺され、その下にはアリの巣のような穴が開いていて……。
と続く。
正直この後も続くあらすじだけでおおかた内容完結してるんですが(苦笑)。
結局の所は「可も無く不可も無く」と言ってしまえばそれまでだし、トリック自体も初っ端で検討付きそうで、やっぱり若干の違和感も含んでしまっているけれど、個人的に一番評価したいのは、読み進めたいと思える推進力があったこと。
王道でいくとアリとキリギリスに例えられるような探偵二人ともなれば、キリギリスがメインでアリが引き立て役みたいになりそうですが、そこは昨今の「いかに新しい設定を作るかが勝負」みたいな業界の風潮としてあくまで平等です。探偵役が二分(ネタバレすればワトソン1に対してホームズ1と0.5+0.5)している分、どうしてもポイントは分散される訳で、物語の起伏やインパクトも弱くなってしまう。
それでもただ単調な印象とはならず、テンポ良く進められたのは、ワトソン役が微妙な起伏を作りながらうまく話を進め、地の文もまた蛇足の無いスッキリとした文章で展開されたからかなと。
あくまで個人的な感覚だとは思いますが、何かを狙ったような、変に鼻に付く部分が無かったのが好印象。
シリーズ化するならば、探偵を平等にするよりはある程度役割分担を明確にした方が良さそう。
今の所は王道設定を覆すには至らず「探偵と助手の二人組」が王道たる所以を再確認するに留まっております。
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アリとキリギリスの探偵が、アリとキリギリスな事件を解決する。
事件の真相そのものはちょっと笑ってしまったのだけど(や、殺人事件だから笑っちゃいけないが)、探偵二人とエッセイストとのオトコ三人共同生活という設定に別の楽しみもあったりなかったり。
シリーズとして続く?
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マジメでこつこつ努力する現場百ぺんタイプの探偵・町井と、閃き重視の安楽椅子探偵タイプの天火と、エッセイストの私こと浅間。
この三人がひょんなこと(=懐が淋しい)からルームシェアすることに。
せっかくの探偵との同居。ネタにしようと浅間が考え、編集さんからもGOサイン。
ところが、協力費として編集部から報酬が出るのは探偵一人分だけ。どちらの探偵と仕事をするかを決めるため、話題になっている事件の解決を勝負にする。
その事件の名は「アリとキリギリス事件」。
ある男が密室で餓死した事件だが、厳密には完全な密室ではなく内側からも開けられたはずであり、さらに床には小さな穴が開いていて、という不可解なもの。
事件の内容や名前はともかく、トリックというか、実行方法が……ものすごい、力技すぎる!
これトリックって言っていいのだろうかー。ううむ。
うん、これはバカミスのくくりに入れていいと思います(笑)
後半に第三の探偵が登場するのだけど、要るような要らないような。
いや解決のためには絶対必要なのだけれど。
それより、どちらも個性的な二人の探偵を、もう少し書き込んでほしかったのが正直なところ。
いろいろ「もうちょっと」なのだけど、気軽に読めて楽しいので続編が出たら読みます。
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駆け出しエッセイストの浅間はひょんなことから二人の探偵と同居することに。そんな中、密室で男が餓死する事件が起こり……。
努力型と直感型、二つのタイプの探偵の推理に加え、仮説の構築と棄却、再構築が何度も楽しめる贅沢な構成。全編を通じて何度も現れる”アリとキリギリス”というモチーフにを活かした真相のイカレっぷりも見事。
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あらすじ
『二人の探偵とハウスシェアを始めた新人エッセイストの浅間修は、苦しい経済状況を打破するために、同居人の探偵捜査についてルポルタージュを書くことに。そんなとき、雑誌に「アリとキリギリス事件」の記事を発見。奇妙な密室で男が餓死し、その床にはアリの巣のような穴があいていたという。対象の事件は決まった。しかしルポに採用されるのは、一人だけ。勝負を面倒がる探偵・天火隷介を、真面目な探偵・町井唯人が説得し、二人は対決することに。果たして真相に到達するのは探偵(アリ)か、探偵(キリギリス)か、それとも?京都大学推理小説研究会出身の著者による探偵小説、はじまりはじまり! 』
設定や話は面白いけど、最終的な結論はなんか微妙な気が…。
全体的に「アリとキリギリス」という構図に拘っていて、やや無理がある部分もある。(そもそも根幹の事件である「アリとキリギリス事件」というネーミングに無理がある。作中でもネタにされてたが)
イメージとしては努力型の現場主義より、天才型の安楽椅子探偵の方が探偵っぽいよね。前者はむしろ助手というか刑事というか、そういうサポート側のキャラクタっぽい。
まぁでも、続編出たら読みますけどね。
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タイトルの通り、1つ屋根の下に探偵が2人とワトソンが1人。
ワトソンのバランス感覚が好みなので読んでいて心地よい。
取り扱うのは「アリとキリギリス事件」なんじゃそりゃ。コメディか、である。
2人の探偵がどちらが先に解決するかを競い合うのだが、最初は天才肌の天火が格好よく見えるのだが、だんだん町井萌えになってくるのが不思議。作者の計算通りかなという気もする。
事件としてはライトかと思いきや、よーく考えてみると相当怖いんじゃないかなぁ……と思うお話である。
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うーん、こういう大学ミステリ研的テイストは苦手だとわかっているのに、絶賛評につられてつい読んでしまった。どうしても内輪話を延々と聞かされている気持ちがしてならない。謎解き自体はそれなりに楽しめたのだけど、短篇ならともかくこれで一冊分引っ張られるのはツライ。
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家の森川さんは、京都大卒。ということで、森見さんとか、万城目さんとかのイメージで購入しました。
何となくは、似た雰囲気があります。
また、この作品は、描き下ろしだそうです。
読後の感想なんですが。。。。
探偵ものなのでこんなものかなあとも思うのですが、。。。。。
うーーーん・・・・・。
エッセイストの私が、2人の探偵たちと同居することになり、、、、。
まあ、いろいろあって、2人は、ある一つの事件の解決、謎解きで対決することになるのだですが。
ちょっと、まだらっこいんですよね。
ちょっと語りすぎな気もするし、、、。
私としては、謎解きよりも、もっと3人それぞれの人間を書いてほしかった気がします。
3人での生活の記載部分をもっと膨らませて、次の作品書いてほしいです。
まあ、よかったら、読んでみてください
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密室内の餓死事件に二人の探偵が挑みます。アリのように地道に情報を稼ぐ町井と、キリギリスのように楽をするため閃きで解決する天火。二人のキャラ立ちはまずまずで推理もしっかりしていましたが、肝心の事件がお粗末過ぎて肩透かしを喰らいました。
また、本題に入るのが全体の4割を過ぎてからでかなり冗長に感じました。連作短編にしてシンプルに纏めた方が良かった気がします。
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探偵はともかく、事件の方をアリとキリギリスに喩えるのは無理があるかな。
2人の探偵が競い合うのは小説では珍しいし、予期せぬ第3の探偵の出現も面白いので評価します。
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くっっっっっっっっそつまらなかった。
そもそもアリとキリギリスを連呼する割に
一つもうまく絡んでいる部分はないし、
探偵はは⁇だし、
アホな中学生が考えたみたいなオチだし、
人は全くキャラだちしてないし、
話がダラダラしてて七割は無駄。
こんなん、金取るの!
久々に腹が立つほどつまらん一冊。
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おもしろかった。
が、いまひとつパンチに欠ける感もあり。
対象的な探偵2人に売れないライター。
もうちょいおもしろい感じにできそうな設定ではあるような気もするのだが・・・・・。
いや、どこが悪い、とゆーわけでなく、そこそこ楽しく読めた。
だが、足持ってて餓死ってそれってアリなのか??
うーん、あ、このアリは別に蟻と懸けたわけではない。
とりあえず、もう1.2件、他の事件も読んでみたい気もする。
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一つ屋根の下の探偵たちをうまく活かして、捜査過程も推理も楽しめる面白いミステリでした。ほのぼのした。
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11/17/2014 読了。
図書館から。
丹地陽子さんのイラストが可愛いですね。
作者の講談社BOXから出てる物も
気にはなっているんですが、先にこちらを。
マイが一番賢いのかもしれない。
でも、天火さんも町井さんもそれぞれのやり方で
探偵してるので、協力すれば、すんなり事件が
解決するんじゃないかと、思ったり。
アリとキリギリスのこだわりがそこまでいるか…と。