紙の本
FANKYS最高!
2019/08/25 20:31
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投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、昔の話しを良く聞いて書いてますね。
ドラマ化してほしいです。
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1983年、連載が始まって面白さが炸裂していた「BE-BOP-HIGHSCHOOL」について当時、北区のちょっぴりワルだった友人が「これってノスタルジーなんだような。イマの不良はセーラーズ(夕焼けニャンニャンでとんねるずが着用していたブランド)着てるんだぜ。」と教えてくれたのを思い出しました。ちょうどそのあたりが暴走族からチーマーへの移行の序章だったのだと思います。その学校を単位としたチーマーを地元を単位とするギャングが凌駕することによって生まれた暴力のブランドが「関東連合」なのでしょう。「BE-BOP-HIGHSCHOOL」以降も「特攻の拓」とか「湘南爆走族」とか「ろくでなしBLUES」とか「クローズ」とか少年誌に絶えることなく不良少年モノというようなジャンルがあるのは「やんちゃ」を待望するティーンズカルチャーがあるからで、それが「関東連合」というブランドを育んだのではないでしょうか?なにしろあのKYON²までが「男の子ってすこし悪い方がいいの~」(渚のハイカラ人魚)って歌ってるしなぁ…そんな気分が行きつくところまで行きついて人違い殺人に至り、警察の準暴力団指定を受けたタイミングでの意欲作。著者は不良少年の歴史と気分に寄り添いながら難しいテーマに挑戦していますが、気配りありすぎでイマイチ成功してないのかも。格差社会が固定化している今、堅気とヤクザの間に浮遊するモヤモヤした空気は次はどんなカタチになって社会にあらわれるんだろう?
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失礼ながら『実話ナックルズ』だからな~・・・という先入観を持って読み始めたけど、この本は高純度なノンフィクション作品としてとても面白くて読み応えがあった。
『実話ナックルズ』元編集長の著者が「当事者の視点から取材する」という取材方針を貫いていて、各所に関東連合のメンバーに実際に接触して取材した部分が出てくるところに絶大な説得力があった。
わたし自身「関東連合」については「最近、芸能人の犯罪がらみでよく名前を聞くなあ」という程度の認識で、暴力団系の新書・単行本などもちょこちょこ読んではいたけれど、他の本では「関東連合」=半グレ集団という中途半端な表現が多かったので、この本を読んで「おいおい、半グレどころじゃないじゃん!なんだよ!半グレって!」って思った。
この本には「関東連合」の誕生・歴史と組織構成、その性質と実態、巷を賑わした事件と「関東連合」の関わりに至るまで詳細に書かれていて、著者の久田さんが文中挙げている本田靖春著『疵-花形敬とその時代』に匹敵する、現代の日本のダークサイドを鋭敏に切り取ったひとつの歴史資料とも言えるのではないかと思う。
言い過ぎたかも。
でも、こういう系の本では久しぶりに面白かった。
『新宿スワン』とか『土竜の唄』とか、ちょっと違うけど『闇金ウシジマくん』とかのアウトロー系漫画が好きな人は読んで損なし。
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ヤクザ、暴走族、チーマー、ギャングなどの流れから、最近現れた関東連合という存在についての新書。この業界に詳しくないので、そういうものか、としてしか読めませんでした。ノンフィクションというほどの重みはないのですが、それなりの記録の書としての意味はあるのだと思われる。なかなか実体を追うのは難しいのだろうが。
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関東連合の歴史を辿る本書は新鮮でためになった。がしかし、随所に出てくる関係者の証言がどれ程の信用が置けるのか疑問で、その点でゴシップ誌の域を出ていないのが残念だった。
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まとまってない本で、読み終わっても全く分からなかった。
それぐらい複雑ということなのだろうか。
ゴシップの羅列とWikipediaの引用。驚き。
とりあえず日本の闇社会に変化が起こりつつあると。警察や政治も密接に関わり合いながら。ここは間違いなさそうなので、頭の片隅に留めておこうと思う。
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インターネット上での情報(wikipediaを含む)を記事化させてるのでまったくあてにならない本
小説だって思えば星は増えないけど「しょうがないなぁ」くらいには気持ちが変わるけどコレがノンフィクションとして出版してるんだから恐ろしい
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不良界というものがあるとすれば、関東連合は従来の業界に比べてかなり画期的な集団だとつくづくわかった。
事務所もなく頭目もハッキリしない。成り立ちも曖昧だ。凶暴・狡猾だけじゃない。ビジネスにも長けている点は極道に身分を移すしか選択肢がなかった昭和型の暴走族やヤンキーとは一線を画している。
本書は80年代のサブカルムーブメントやチーマーの隆盛などを踏まえて彼らの実態を説明し、理解を深めてもらおうという気概に溢れている。しかし書きたい事が多すぎるのかなんとなく散文的で結局なんだったのか?が印象に残りづらかったのが非常に惜しい。そもそも実態が掴めないから仕方ないのかもしれないけれど。
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ルポ本と思ったら大外れ。
単に久田氏の所感とウィキペディアの引用が羅列している本だった。
文体も読みにくく、切れ味鋭いルポを期待していただけにガッカリだった。
ちくまから出版されていなければ買わなかっただろうし、逆に言えば「ちくまよ、こんなんでいいのか?」と言いたい。
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まったくさっぱり理解できない世界である。
チーム?の名前が面白いというかなかなかのセンスではないだろうか。
杉並って治安悪いのかな?とてもそんな街には見えないが。
なんだか私の知らない世界である。
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【コメント】
文章がなんとも読み辛いので正直頭に入ってこなかった。
【目次】
序 章 闇社会の入口へ
どうしても断れない先輩/地下格闘技の闇/殺す気で殴る/闇社会の扉/アウトローのヒエラルキー
第一章 関東連合の歴史
資料はほとんどない/関東連合、過去と現在/70年代、関東連合の誕生/関東連合は誰が作ったのか/巨大暴走族の序列と人間関係/現在の暴走族スタイルを確立したあるチーム/走り集団から喧嘩集団へ/大井ふ頭事件/暴走族特有の意識
第二章 チーマーの出現
不良少年とバブル/不良少年と漫画/ギミックの不良観/不良デビュー/チーマーはなぜ誕生したのか/アメカジから渋カジへ/チーマーの象徴としての明大中野高校/チーマーのディスコグラフィ/チーマー・タイプの方程式
第三章 武闘化するチーマー――三茶抗争と関東連合の台頭
ものを言うのは出身校/武闘派チーム/チーマーのファッションリーダー/とりあえず楽しくメチャクチャやろうぜ/三茶抗争の勃発/三茶事件、当事者の証言/和解へ向けた動き/チーマーがいなくなった後のチーマーたち
第四章 関東連合の復活
覆された暴走族イメージ/世田谷の暴走族「小次郎」/抗争の時代/喧嘩で名を売る/新生・関東連合の台頭/豊富な資金力の一端/団塊ジュニア世代/ヤクザになるのが得ではない時代
第五章 六本木進出
芸能マスコミ報道の幻想/明るい芸能界の暗い舞台裏/六本木進出
第六章 六本木フラワー事件
動機はデモンストレーションか/人違い説とトラブル説/「関東連合の実態は分かってきた」/犯行は杉並のグループ/フラワー事件の影響
第七章 人脈
グレーゾーンの定義/クラブという存在/クラブから広がる人間関係/芸能界人脈/関東連合の人脈をどう見るか/ネットによる誇張/幻想の巨大化
第八章 裏社会の地殻変動
オレオレ詐欺/唐突な幹部の出頭/ヤクザから見た関東連合の現在/都市型ギャング/変わる繁華街/大阪の不良集団「強者」/追い込まれてきたか
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聞いたことはあるがよく判らない。読んで見てもよく判らない。エピソードの一つ一つはえげつないと思うが。
大阪と茨城県を行き来する生活だからかな。