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どのようにして社長に従うか、について書かれている。
著者は社内向けにかなり激しい統治方法で良い業績を出している会社の社長であり、本人の体験談から構成されている。
本書を読む限りでは、社員も納得しているように見える。
ポイントは評価基準が明確であること。
本書では社長のイエスマンになれ、とある。
どれだけ早くイエスと言ったことを実行するかが重要。
理由を求めてはいけない。
丸ごとを鵜呑みにしたくは無いが、大筋では納得出来る。
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ビジネス書は、説教くさくて内容がないのであまりよまないが、このタイトルにぐさっときたので、思わず、職場の本屋で購入。
小山さんは武蔵野というダスキンのフランチャイジーの会社を実際に経営している社長。
経営コンサルタントよりも、オーナー社長の話の方がためになる。
①職責があがるほど、言葉づかいには注意しつつ、愚痴ひとつ、ため息ひとつも慎まなければならない。(p167)
これは、いつも気をつけている。テンションがさがると、みるみる間に周囲のテンションがさがるのがわかる。無理しても、いつもテンション全開で頑張る。
②ひとたび部下が「辞める」といいだしたら、まず翻意はありません。ここは快く送り出すのが正解です。(p206)
③あなたが管理職であるなら、「まず悪いことから報告せよ」という原理原則を部下に教えることから始めるべきです。(p61)
これはとても大事。今は大部屋なので、なんとなく、部屋の一部がざわついてくると、自分の課の中のトラブルはわかるが、局全体となるとトラブルがわかりにくい。
中の風通しをよくすること、悪いことをすぐに上司にあげる習慣をつけることが大事だと思う。
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軽快な書き口。
非常にわかりやすいですし、社長だからこその視点を書き上げています。
◎間違った決定でもすぐに実行する管理職が正しい
◎誰よりも早く社長の決定を実行する
◎社長の決定を一日で実行すれば役員になれる
すべての管理職にとって指南書になるかと思います。
社長は現場をみていない、いったことがすぐにかわる・・・と思うのは、
偏った情報しかしらない社員や管理職が思ってしまうことで仕方がない。
社長は、本気で会社のことを四六時中考えているわけで、多くの情報から
それを判断したのだから、自分の情報だけで判断するな、とのこと。
なるほど!
管理職として、そして経営者としての立つべきスタンスが明確です。
◎会社を辞めるか、自分を変えるか選びなさい
◎あなたが辞めても会社は全く困らない
今回はすこし過激な部分があり、読んでいてあまりいい気持ちには
ならないところもありますが、そこは歯切れのよさを売りにしている
筆者ですから許せます。
お薦めです。
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「管理職」にスポットを当てた本書。会社や仕事に対して悩みを抱えていたころ著者の別の本を読み、当時は新しい価値観にさらされて衝撃を受けました。
あれから数年を経ましたが、今回はうんうんと頷きながら読むことができました。
本書はタイトルが刺激的ですが、内容も同様。捉え方によっては管理職は社長の奴隷なのかと思ってしまうかもしれません。
”(社長の)イエスマンこそが会社を救う”というサブタイトルが意味するのは、仕事をする上で、社長をはじめ全社員一丸となって仕事に取り組むことが必要、と言う意味だと思います。
会社の中で社員が勝手バラバラに仕事をしていても会社は強くなれない、軸を据えて力を合わせて働くことが価値を生む。その軸は社長が担っているから社長の考えを理解する必要がある。
イエスマンとは思考停止して社長に従う状態を指すのではなく、しっかりと理解し、共感した上で一緒に働けるように価値観を形成しようと言うことだと思うのです。
実際の会社勤めから得た価値観と照らし合わせると、このような解釈は大きく間違ってはいない気がします。若気の至りで上司に逆らいまくっていた時期がありましたが(汗)、今思うと後悔と申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ただ、やはり世の中にはあまりよろしくない”社長”もいらっしゃると思いますが、そういった方は自然と淘汰されるというのが著者の主張です。
何を持って良し悪しを判断するのかは難しいですが、そのような”社長”にあたってしまったら、実際それはキッついよなーとは思いました。
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管理職の部下に対する指示を見ていると、おおよそ共通していることがあります。それは、「これをしなさい」という指示はしても、「これはやめなさい」とは指示しないことです。だから社内に不必要な仕事が蓄積していく。部下は当然のことながら「やめる」判断は下せません。内心では「無駄だな」と思っていても、指示があるまではやめられない。もちろんこれは上司の責任です。だからもし、あなたの部門でやめたり捨てたりできることがあるのなら、長の権限として「やめること」をどんどん命じていかなければいけません。P125
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タイトルで惹かれた人は納得できる内容。言い回しはやや極論だがわかりやすく、視点が面白い。参考になりました。
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会社で推薦されて読む。これも一つの考え方、というところだろうか。
「すぐやる」は日頃から心がけてはいるが、まだまだ足りないかもしれない。
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「社長の決定に不満があるなら会社を辞めよ」から始まり、闊達な管理職を対象とした会社論を展開。売り上げ39億、粗利27億という化け物みたいな会社武蔵野の有名な社長。上り調子の会社ではダメ社員から辞めていく、5年で25%の商品・お客・社員が入れ替わらないようでは会社も延びない、など歯に衣を着せぬ議論を展開する傑作!会社や役員のくだらないわがままなどに辟易としていた自分が小さく見えた。
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社長の方針に即座に従う。
間違っていても実行⇒失敗に早く気付くので良い。
部下が反抗している会社は対外うまくいっていない。
・部下は構う事が大事
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部下を変えたいなら、まず自分が変われ
最後に指示されたことを最初に実行せよ
打率二割ならデキる社長
人を管理するから反発を招く
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部下が出来たら、是非一読することをオススメします。
内容には賛否両論あるでしょうが、分かりやすく、説得力があります。
久々に満足なビジネス書でした。
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C2034 あくまでも社長の言い分なのですが、いろいろと掌握している立場なので、それを知る合理性はあるかと思います。ときには、倫理的にどうかな事例もありますが、腹をくくっての発言なので迫力や説得力があります。「かに道楽」あたりで感激できるなんて、うらやましいです。そんなに大した店ではないと思いますけど。
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何だか濃い社長さんで、随分とOPENな方。
でも箇所箇所で私の心に響く言葉が。
すぐ忘れるのでメモ。
「~する」と決めることが成長の第一歩 願望ではない。また「出世しなくていい」というネガティブな決定は、人生そのものが閉じていく。
社長が何よりも求めているのはスピード 「正しく」決めようとしてはいけない、間違いだったら直せばいい。
最後に指示されたことを最初に実行せよ
課長1年生は「仕事の手を抜く」のが正しい もっとも難しいものは上司に、確実に処理ができるものをすばやく。
「過去」を検証し、「未来」の成功を導く 社長は失敗経験の集大成のようなもの、一時的に目標が不達成に終わったくらいのことでは動じない、それ自体であなたのマイナス評価が確定することもない。大切なのは、結果が出た後の行動。
失敗なら、次は成功させるように改善点を洗い出す、成功なら、次はどうすればもっと成功させられるか考える。「なぜだめだったか」よりも「なぜうまくいったのか」を明らかにすることのほうが、未来の成功を呼び寄せる。
「お客様第一主義」とは、サービスの質を均一化することではなく、徹底的に区別を図り、ロイヤルカスタマーの満足度を絶対に落とさないこと。
短い時間で仕事を終わらせるコツは「終わりを決めること」
部下に企画力を求めるのであれば、日ごろから多くの経験を積ませなければならない。こうした苦労を抜きにして、ただ「企画」を求めるのは、上司の手抜きに他ならない。
褒めたり叱ったりするコツは、「具体的に」と「当人の過去と比較する」
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タイトルからすると、社長にゴマをすれば出世できるのかと予想してしまうが、そんな簡単な話ではない。
実績あげているから言える、誤解も恐れない社長の本音を垣間見ることができます。
出世したい/したくないに関係なく、管理職になったら読むといいかも。
世の中は不公平で不条理だという認識のもと、いろんな施策を実行される小山社長の正直さが好きです。
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●内容
・中小企業経営で成功した著者が、「社長から見た理想の管理職」を語る。
・管理職とヒラ社員の違い、管理職と経営者の違いから、管理職のあるべき姿を示す。
●コメント
○管理職の理想像。己の役割を知り、勤めを果たす。対上司、対部下、それぞれの立ち居地を知り、己の役割を突き詰める。
(引用)
★できる管理職になる第一歩は、「管理職の役割とは何か」を正しく理解することです。…管理職であるあなたにも肝に銘じていただきたいことがあります。それは、「優秀な管理職とは、社長の決定を即座に実行に移す人」だということです。社長の決定の欠点を見抜けるのがいい管理職なのではありません。社長が決めた方針を、とにかく素早く実行する人こそが優秀な管理職なのです。
★たとえ役員クラスの幹部社員であっても、社員は社員。その社員が気付く程度のことなど一側面に過ぎません。実働部隊であるあなたは局地戦には強いかもしれませんが、社長はもっと広い視野でものごとを捉えています。
★あなたは目標が達成できなかった原因は「部下がきちんと動いてくれなかったからだ」と考えていませんか。だとしたら見当違いもはなはだしい。目標を達成できなかった最大の理由は、あなたが部下をきちんと「動かせなかった」からです。部下への指示は適切だったか、チェックは甘くなかったか、計画の見通しがまずかったのか、反省点は多々あるはずです。
○ダメ管理職の部下にはチャンス。
★能力の低い上司についたらどうなるでしょう。もちろん当初は指示が遅かったり、不適切だったりすることにいらだつかも知れません。しかし、一度仕事の流れを覚えてしまえば、あとはこちらのものです。「敵」は自分の地位が危ないことなど考えもせず、「今度の部下は優秀で助かる」とどんどん仕事を回してくる。チャンス到来です。ここぞとばかりに全力で仕事をするのです。やがて実績が次々に出始めると、一応は上司の功績になりますが、誰もがあなたの手柄であるのを知っています、そうすれば昇進はもう確定したも同然です。