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「六堂、お嫁に行きます。というか、お婿さんを貰います」といった4巻目。
サイクロン=六堂かなめに、いきなりの婚約・結婚話が舞い込んで来る。
(忘れ去られがちな設定ではあるが、かなめは六道神社宗主の血筋)
ついでとばかりに学業が振るわないことを理由として、学園を退学しなければならないことに。
って、お母様・・・やりかた結構えげつないですね(^^;
なんとか、婚約破棄+退学阻止に動く新世界構築メンバーの閣下=かぐやとセクシー=米倉
でもハラグロ=錦織は、いささかご不満の模様。
いつもどおりの場当たり的な作戦もあるが、母=六堂すみれが提示してきた婚約破棄の条件は「愛の証」を見せること。
当然、かなめの相手役は自分な訳で・・・
野望の第一歩たる生徒会入りを目指すハラグロ錦織にしてみれば、いまこの時期に厄介ごとに巻き込まれるのは避けたい。
そんな消極的な態度が、寸止めキスやデートや、果ては駆け落ちと言ったとんでもない事態を引き起こすことに!
六堂と錦織の恋の行方はどこへ行く?
六堂を焦点に、かぐやの不思議な力にも触れ始めた、加えて女装・錦織貴が3度も見れる貴重(?)な本作。
さらに、巻頭マンガ(註:4ページ中2ページのみ)が、意外と作品内容に合っているというのも珍しい仕様。
なお、筆者あとがきには、個人的に”一部”共感できるところがあります。
が、駄猫はショートよりロング派ですので、六堂よりもスタタタ先輩こと松嶋生徒会長がお気に入り。