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特に目新しい内容が書いてあるわけではないが、著者が、HBSやGoogleなどで培ってきた経験がうらづけとしてあるので、説得力はある。
ところどころ、やる気スイッチをオンにしてくるような格言もあったりで、本書にも記載してあるが、本当に大切なものをつかむきっかけを与えてくれそうな良い本である。
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正解はない
信条を持つ
自分が出来る最高の貢献
なにごとにもフォーカスする
常に謙虚であれ!
投資しなければリターンはない
チャンスは自分で取りに行く
変化はインサイドから
batnaを交渉時にもつ
交渉のモチベーションは内面と外面がある
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ハーバードからグーグルと、誰もが羨むキャリアを積んだ筆者の経験エッセンス。文章を見る限り、筆者自身は比較的等身大の日本人のため(強烈なエリート思考ではなく)、読んでいて共感や浸透してくる内容が多い。
特に名言とも違うハーバード教授や先駆者たちの珠玉のアドヴァイスが琴線に触れる。日本と米国どちらが優れているかは無いと思っているが、経営界にとってはHBSが間違いなくトップレベルだろう。そこに属する人々の挫折や挑戦を経た含蓄に溢れる言葉は参考になる。
打って変わって「グーグルカルチャー」は日本人にとっては(アメリカ人にとってもか)ちょっとした衝撃。下手するとブラック企業。しかし世界最高峰の頭脳集団だからこそこうした働き方が最も効果的・効率的だと理解できる。
自己啓発書ではないが、伸び悩んでいる人や壁にぶち当たってる人へおすすめしたい。何かをChangeさせる一言に出会えるかもしれない。
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ハーバードMBAの授業で語られたこと、グーグル本社の文化について、著者を通して知ることができます。2時間くらいあれば読める内容で、ハーバードMBAやグーグルのエッセンスにほんの少し触れることができました。その中から今の自分の生活に落とし込んで活用できるものが、読む人それぞれにあると思います。
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This is a serious place for serious people.という、ハーバードビジネススクール(HBS)のジャニス・H・ハモンド教授の言葉で幕を開ける第一項。 この言葉が本書において最も象徴的だと感じました。
著者はお茶の水女子大付属高校から、オバマ大統領の出身校で心理学士を取得後、日本で起業。 さらに渡米してHBSへ入学。同校でMBAを取得すると同時に出産。乳飲み子を抱えながらシリコンバレーで就活を展開し、グーグル本社で勤務、2012年12月退社。今後は米国でJobArrive社を創業という、まさに猛者。
HBSでの議論を中心とした授業と薫陶を経て、人の可能性が無限であることに気づいたという主張や、その例示は大変勉強になる内容だと感じました。
ビジネスのキホンは信頼ですが、ここでいう信頼は、単純に不正を働かないとか騙さないという次元(当然それも重要ですが)ではなく 「仕事に明確な使命を見出して取り組んでいるか、使命に対して徹底して忠実か」という事だという点、腹に落ちました。
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ハーバードビジネススクールを経てグーグルに入社した著者。現在は起業し、代表として活躍しておられる。人並みはずれた経験から学ぶべきことは多い。本書では、ハーバード在学中の体験を、著者を中心として教授陣、友人、家族との関係を中心に紹介されている。とくに教授らのコメントは多くのことを考えさせられる。一方で、英語をカタカナにした表現が頻出し、読みにくく、後半は内容よりもカタカナに気を取られてしまった。そのようなことに気を取られだすと、文字のの大きさ、スペースの多さに内容の希薄さを感じてしまい、情熱を持って本を読み進められなくなった。
P5.「それまで自分が大きな問題だと思っていたことが、それほど重要ではなく、それより自分が気づいていないもっと大切な問題がたくさんある」本書イントロで語られた一文。この言葉は何かを生み出すものではない。しかし、人生が転換し、新しい道を歩き始めることで抱く感情を、端的に表現している。次のステップを踏みとどまっているならば、この言葉が肯定してくれるかもしれない。
P44.「自分がやってきた仕事をたずねられたとき胸を張れるかどうかだ。誇り高く、生きられる人生を歩まなければいけない」ファイナンスの教授による不正に対する戒めの言葉。
P96.FOMO(fear of missing out)になるな。すべてのことに関わろうとしないこと。時間は有限であり、投資である。バルタザールグラシアンの「他人を生かしめよ」にも通じる観念。
P102.ジーニアスを発揮し続けよ。ある教授によると、ジーニアスの語源はその人自身の本質的なもの、とのこと。自分の才能を発揮できない選択は、得られるべき幸せと実際の自分をかい離させることになる。現在の選択を続けることはたやすい。しかし、本来の自分とかけ離れることに対しては勇気を持ってやめるべきである。そのためには謙虚さと自信が必要である。
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経営者、経営者になりたいかたのみオススメ
特に女性かなー
ハーバードビジネススクール、グーグル、そして起業。
女性としても、出産し、母としても活躍。
若いが経験豊富な彼女から、学ぶべきことは多い!
頑張る女性に読んでもらいたい一冊。元気出ると思う。
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待っていてはいけない。やったことのないことを今やらないでいつやるんだ。
チャンスは「ある」のではなく、自分で取りに行かなくてはならない。
人が二人いれば、必ず争いが起こる。
日常にあるちょっとした失敗じゃなくて、自分の全身全霊を注いだ末の失敗と隣り合わせでいる。
どんなタイミングにも「正解」はない。それを「正解」にするのは自分の行動。
プライオリティがないと、くだらないことで自分の時間をつぶしてしまうというリスクがある。
謙虚さと自信は矛盾しない。
自分が望むものは何かを明確にすること。交渉において、「なんでもいい」というのは絶対にダメ。
すでにあるパイから自分の取り分を増やすのではなく、世の中にあるパイの大きさそのものを大きくするのがMBAの役割。
転職でも何でも、自分の居場所を変えるのなら、縦や斜めに移動し、もっと大きな変化を自分に与えてあげたほうが絶対にプラスになる。
豊かさや選択肢の多さと幸福感は比例しないこともある。
普段から大事な価値観に基づいた話をしていないと。
やりたいと言うだけでなく、相手に見せなければダメ。いろいろな方向から自分が本気であることを「見せる」。
目の前のユーザーだけを見るのではなく、きっとこうなるという未来志向で考える。
仕事は挑戦に満ちていなければならない。挑戦は楽しくなければならない。
ゼロから1のものを作るのがいいのか、それとも1から10とか100に改善するのがいいのか。自分はどちらだろう。
会社にフィットするために、自分を裏切るな。真の自分であることが何よりも大切なのだ。
どれも良い選択肢だったら、ひとつを選べない。だから、どれか一つを選んで、それを最高のものに作り変える方がいい。そして、一度選んだらもう振り返らない。最高のものにするために心血を注ぐ。
仕事が人生において重要度が高いのは当たり前。だからこそそれ以外に大事なことはきちんとスケジュールに入れて準備しておく。仕事が忙しいからという理由で、自分が必要なことをできなくなってしまうから。楽しくても忙しくても決めた時間でやめる。
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よりよい人生を生きるための考え方。
挑戦すること、変化を恐れないこと、人との関わり方、そして、行動すること、など。
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著者は、高校を中退し、16歳で単身渡米。全寮制私立高校に進学し、帰国後起業家を支援するインキュベーションビジネスを立ち上げ、3年間運営。2008年再び米国に渡り、ハーバード・ビジネススクールへ。2010年に長女出産と同時にMBAを取得。シリコンバレーのグーグル本社でシニアストラジストとして働き、2012年12月退職。
著書に「私が白熱教室で学んだこと」がある。
ハーバードビジネススクール(HBS)は決して、非人間的なエリートを育成していたり、無機的な授業や研究が行われている場所ではなく。むしろすごく人間的な教育の場である。
人間としてより良く生きるため、組織や世の中に良い影響を与えられる人間であるための、学びの時間が流れているのがHBSなのである。
世界最高レベルの学びの場で得たものは「本物」であった。だからこそ著者は、まったくゼロから世界最高レベルのIT企業であるグーグルで働くことができ、米国で起業するという新しい可能性を手にすることができたのである。
本書の構成はHBS及びグーグルで働いてきた著者が学んできた人生を変える35のルールから成り立っている。
著者を含め、英語が堪能な人の著作に最近興味を持っている。洋書を翻訳された訳書とは違い、日本人である著者が紡ぎ出す文章。
日本のビジネス書とは違い、紹介される英語での名言をわかりやすく効果的に紹介するのみならず、色々な表現そのものが日本の著書はどこか違う。
結論が先に出ているというか、エッセンスが文章に浮き出しているような不思議な感覚を覚える。
本書もそんな素敵な一冊であった。
読後に何か内面的な溢れる前向きなやる気を引き出してくれる本は少ない。本書からはそんな自分のスイッチを刺激してくれるような役割となった。
さらっと読めるものの読み方によってはどうとでもとれる書き方には受け取り方も多様であるように思う。
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最近猛烈に仕事のモチベーションが低下していたので、読んで元気がちょっと出た。もっと外に出て、人と話をして、自分を刺激しなきゃなぁ。
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ただ分析するだけではだめで、そこから自分ならどうするかというアクションプランにもっていくまでが学びである
チャンスはあるのではなく、自分で取りに行かなくてはならない
変化していく人間になるために大切なことは全身全霊でやること
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章立てしてあって読みやすい。
最初に色々な言葉が紹介されているのが読みやすい。
■自分の仕事を本当に愛していれば、挫折に屈することなく、逆境を乗り越え、自分の短所を直視して、改善に取り組むことでしょう。
①妥協しない、②優先順位を立てる、③計画して実行する。
■投資せずにリターンは得られない
■その失敗はクリエイティブか
■失敗や挫折はギフトだ
底に落ちてから手にいれたときのほうが、どこにも落ちずに手に入れたときよいも、振れ幅が大きい分だけメンタルも強くなれる。
■もし君がロケットに乗りたいなら、どの席かなんて聞いちゃいけない。ただ、飛び乗るんだよ。
したいと思ったら即行動。
どんなタイミングにも「正解」はない。どんなトランジションもいいことも悪いことも含めての変化だから。それを「正解」にするのは結局自分の行動でしかないのです。
■Yes・Noではなく、オプションA・Bで考える。
■FOMOになるな
ほとんどのことにノーと言えなければ、イノベーションは起こせない ジョブズ
FOMO:周りの皆に対してナイスでいたい。すべてに関わっていたい。でないと自分が”置いてけぼり”になるのが嫌という状態を示す言葉。
■BATNAをもて
交渉のテーブルに着くときはBATNAバトナを持つ。
バトナとは最低目標を維持するための代替案のこと。
いわゆるプランBを持つということ。
■ジョハリの窓
■自分の居場所をつくる
1週間に1日、社内で過ごす20%を業務以外のプロジェクトに使おう→かなり難しい
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本棚を見たらこんな本があった。
去年の6月30日に読んだことになっていた(読んだ日をメモする習慣があるので)。
なにも覚えていない。
本を持っていることすら知らない。
目次を見てもなにも浮かんでこない。
パラパラめくってもおんなじ。
で、ゴミ箱いき。(おいおい)
著者には申し訳ない。
「ハーバードとグーグルが教えてくれた人生を変える35のルール」が私に教えてくれたことは、暇つぶしに無駄金を使わないようにということ。