- 販売終了
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |
紙の本
辞めるか、死ぬか、諦めるか——地獄の三択が官僚を襲う
2002/07/26 18:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:担当編集者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大蔵騒動から外務省スキャンダルにいたるまで、官腐敗の元凶を“身分差別”人事制度に求めて、ノンキャリア、技官の実態を探りました。
ノンキャリアの記述では、機密費流用事件の松尾克俊氏や、鈴木宗男氏と“特別な絆”を結んだ佐藤優氏らに焦点を当てています。なぜ彼らノンキャリアだけが罪を被ったのか? 技官の記述では、著者自ら旧労働省の技官であった経験に基づきながら、薬害エイズ事件等を取り上げています。なぜ事務官ばかりが出世するのか?
一方、キャリアについては、政官関係における族議員の実態等、KSD事件を体験した元官僚の著者ならではのリアルな本音の描写がなされています。なぜエース官僚は霞が関を早期退職し、就職活動で霞が関は敬遠されつつあるのか?
なお本書は、著者が4年間技官として旧労働省で働いた実感と、ノンフィクション作家として10年の歳月をかけた取材の集大成です。ぜひご一読ください。
(目次)
序章 無法の町、霞が関
1 キャリアとノンキャリア——「残酷人事」其の壱
2 事務官と技官——「残酷人事」其の弐
3 国家公務員法アンタッチャブル——無視される国法
4 永田町という雲上界——霞が関を上回る“特権階級”
5 辞めるか、死ぬか、諦めるか——官僚に残された“地獄の三択”
終章 それでも希望を探して……
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |