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筆者が31才のときに書いたエッセイを再出版したもの。
10年以上経ってから昔を振り返ると、変わったこと変わってないこと
いろいろある。考え、感じ方をときどき自分の中で整理することって大切だと思う。
今年からはじめた3年日記絶対書き遂げるように頑張ろう☆
山本文緒の文章にはいつも共感させられてるけど、
今回もそう。とっても考えさせられた。
恋愛はバトルではなく、人間関係だ。人間関係に勝ち負けを持ち込むのはなんか違う。
私は、恋愛がバトルである、としたら自分とのバトルだと思うなぁ。
自分の嫌なところ、器の小さいところとどう戦っていくか。
くよくよすることもある。人間だもん。
それらを相手にどのくらい見せるかは、その人次第。恋愛も個性だからね。
素直過ぎても重いってこと。
恋愛は人間関係の一つであるというのは本当にその通りだと思う。
・深い人間関係を築くためには自分も器が大きい人にならないとなぁー。
・あと、自分の長所を長所として感じてくれる人を探すことかなぁー。
←これは友達からのアドバイス。
そんな人いるんかなぁ〜って思うけど、
そうじゃないと自分か相手かどっちかが疲れちゃうよね。
・明るくいること!
←今年一年でいろんな人に出会って、人間関係において自分が大切にしたいと思ったポイント。
やっぱり明るい人って魅力的だし、周りにいる人もつられて笑顔になる。
そんな人になりたいな。
なんか最後のはちょっとずれた気がするけどw
久しぶりに恋愛について本気出して考えてみた!
うーん。大人になったな私(笑)
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驚くほど、タイトルと内容の異なるエッセイ集。
驚くほど、普通のエッセイ集。
山本文緒といっしょにお茶でもしてる気分。
彼女の苦手な‘作家’とは違う
山本文緒の素のエッセイ。
なかなか共感もできて、おもろかった。
ま、わざわざ買うほどの代物ではなさそうです。
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山本文緒は、『ブルーもしくはブルー』を昔読んだっきり。
学校の図書館にて。
昔に書いたらしいけど、「昔の自分」なんだろうなぁ。
なんだか、外出もあまりせず人と接さないで、一人で家で机に向かって書いてる日記みたいな感じが
びしばしするもん。(その状況が自分と似てたり、性格も似てるからそう思うのかもしれないけど)
けれど、やっぱり感性というかどこか普通の人の日記じゃなくて、やっぱり作家だなぁと思う。
「いまだに作家に慣れない」とかね。見た目は普通の、ぱっと見ならどこにでもいる女の人なんだろう。
(著者近影はふっくらしてるけど、顔のパーツは綺麗な人だなって感じたけど)
それぞれの話のタイトルのつけ方もなかなか面白い。
『もてない男というもの』『ディズニーランドへは誰と行くか』『ココロの栓を抜く(←これいい響き!)』が印象に残ったかな。
解説の漫画家・伊藤理佐さんの解説も面白い。
「○○は△△△だ」とピリッとしたことを言うところは「やっぱり山本文緒だなーと思う」って何だか納得。
初期の頃に書かれたものだから、何だか文章もあかぬけてないんだけど、この時からやっぱり片鱗見せてますよ。
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山本文緒氏のエッセイ集は初めて読んだ。
今まで著者の作品はいろいろ読んだがこんな人だったのかと少しだけ分かった様な気がする。
女性向けの本だが、男性が読んでも「あぁー」と頷ける箇所もある。
そう考えると男も女も本質的なものに大きな違いなど無いのかもしれない。
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新装版として、最後に付け加えられた " 46歳 " とタイトルされた扉の章。
その「作家であることに未だに慣れない」は、2008年12月に書かれたものである。ここで " 私は結婚が大好きです " と言う彼女は、ちょっと感動的だった。心の平穏を経験して、生まれてはじめて子供がほしいかも…と続くのだが、ここは本当に読んでいて幸せな気分になった。
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山本文緒の作品はとても好きだけど。
エッセイはさけてきた。
何かのきっかけで読んでみる事になったのだけど。
よんで良かったです。
1つ1つが短編の様で、そうだなんだよ!とか。
そういう考えもあるのか〜。と感慨にふけりながら読んだ。
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さくさく読めて、ひさしぶりのエッセイは新鮮だった!
あんまり入り込むことなく、思ったより恋愛色も濃くなく、さらっと楽しい頷く内容。
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山本文緒サンのファンなので、読みました。
小説家らしく読みやすい内容でした!
ですが、私は小説の方が好きなので☆は少なめです。
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山本文緒さん久しぶりです。
ダイスキです。
自分に似てるところある。
過去を振り返ったりしてるから尚重なる。
「自分は小さな世界に住んでる・・繰り返しの日々。。」そして旅にでたくなり出ると、そこえでは、必死に働く人々。
「そうか、みんな小さな世界で毎日毎日積み重ねてるんだ。。」「一部の人しか世界を飛び回ったりしてない」と。
作家さんなのに、でもとても身近。
これからも作品が楽しみです。
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「古い壷」、「狭い世界」、「パンクチュアル」が良かった。今の自分を見つめなおしたこと、考えていて納得できる答えがここにあった。
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山本文緒さんは小説のほうが好きですが、このエッセイはなかなか面白かったです。男性が読んでも共感できると思います。
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さくさく読める。昔でた本をもう一度ということで、過去の山本文緒を現在の山本文緒から見ている加筆もたのしい。
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タイトルに惹かれて初めて読んだ山本文緒さんの本。面白かった。30才手前くらいで読んだら、響くところが違うかもしれない。
「自分の好奇心に素直になること。持っているものを大切にすること。
人は何事かを成すために生きてるんじゃない。何も成さなくてもいいのだ。自分の一生なんて好きに使えばいいのだ。」
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この本は“過去に二回出版されたことがあり、それを今回大幅に改稿し、新たに加筆したもの”らしい。
一番最初の刊行としては1993年であり、この角川文庫が出版されたのが2009年。
山本文緒さんは31歳→46歳へ。
15年の月日が流れ、色々となおされているようなので、“荒っぽい”本書も読んでみたくなった。
というのもあとがきを読む限り、46歳の山本さんが書かれたところに比べると加筆訂正されてはいるものの昔書かれたところの方がいきいきしている気がしたので。若干柔らかくなられたところもあるのかな、と。
色んな見方をできるようになって直線的にこれはいい、だめ、と打ち立てることをしなくなっただけかもしれない。
特にこのあとがき的ページは自分に対するフォローも多少入っているからかもしれないけれど。
恋愛エッセイとうたれてはいるけれど、そんなに恋だ愛だしているわけではないので恋愛エッセイは苦手~なんてひとも読みやすい本だと思う。
”自分の一生なんて好きに使えばいいのだ。”
解説漫画を描かれた伊藤理佐さんとかぶっちゃうが、“狭い世界”が私もお気に入り。
何か…何か…いいっす…!!
となった(笑)
伊藤さんの漫画で描かれたお二人のやりとりが興味深くてもっと色々と読みたくなった。
山本さん、エッセイで感じる以上に何だかかっこいい…。
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あまり恋愛エッセイってほどではないけれど。
女の幸せは本当に専業主婦なの?て疑問を投げかけつつ、決してバリキャリを目指せってわけでもなく。今のような時代に移り変わる過渡期の頃にちょっと波紋を投げるような物語を生み出した方って印象。
お手紙をくれる学生は「普通のOLにはなりたくない」「普通の主婦にはなりたくない」と言う。でもきっとそのほとんどがそれ以外の何かになるために情熱やエネルギーを注げずあきらめていく。
一方そうじゃないものになったとて、「才能があっていいね」と才能の一言で片付けられる。本当に才能があったならこんな思いはしていない。
才能って一言を言わないように気をつけようと思った。