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読んでタイトルの如くの本。所謂、今時の若者論の一冊ではあるけれど、此処に取り上げようと思ったのはちゃんと若者の視点、社会の視点、大人の視点から見ようとしている事。若者って括って、彼岸に居る群衆って纏めないでその内実まで踏み込もうとして記述しているてん。ニートやフリーターの増加だとか格差社会だとかの原因の一端を、企業業績が悪化した際に若者の雇用を抑えて中高年の雇用を守った事による、労働環境の歪化に求めている点も自分には新しかった。「今の時代」を知るには、読みやすいし分かり易い。社会に出る直前、出て1年目位の悩んでいる時期に読むと考えさせられた。
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要するに若者論。本書に示されている「若者への対処法」な対応を上司にされてます。まさかこの本読んだんじゃ・・・。
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2007年時点での、いわゆる若者論の本。
ここで語られる若者像に、自分はかなり当てはまるので、
もうその通りだと思うわけです。
ただみんながみんなそうじゃないわけで、
やっぱり最後に大事なのは、
こういう時代の感覚を、
実体験とか肌感覚で感じられるかっつーことだよね。
ニュースとか本とかは、切り口のアイデアってことで。
そういう意味では、まあまあな一冊。
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[ 内容 ]
競争しない若者が「競争社会」を変えてしまう!
格差社会の上下にはさまれた、大多数のごく普通の若者たちの意識と行動をリアルに分析。
[ 目次 ]
第1章 若者の眼に映る競争社会
第2章 競争社会の昔と今
第3章 仕事と結婚はどう変わっていくか
第4章 「和」の世界に憧れる若者たち
第5章 「半径1m以内でまったり」が好きな若者たち
第6章 若者は競争社会をこう変える
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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雇用に関する問題から
「ちょこっと和のブーム」や「スピリチュアルな国内旅行ブーム」
など、
競争社会のど真ん中に生きる今の若者が
競争社会とは全く逆とも言える「ゆるく生きる」思考を追う文章。
よくあるテーマだけど、
ただ何かに文句を言うでも擁護するでもなく
気持ちよく読める文章だった。
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アメリカ型競走社会の原理が、日本の若者に通用しなくなっているというのが、この本の主旨のようです。現在の若者は、競走を避けようする人が多いということなのです。「半径1m」というフレーズは、かつて椎名誠さんにもついていた気がしますし、競争を避ける若者だった私としては、別に新しい考えでは無いような気がします。NY帰りの著者には、自分の価値観が通用しないので、新しいと思ったんでしょうね。
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快、不快の価値判断で深く考えたり、悩んだり、努力をしない。
さらりと既に達観していた。
それも情報に溢れすぎた、選択肢の多すぎる今の時代の処世術だったとは。