投稿元:
レビューを見る
余計な情報が多くてやるべきことがわからない、具体的な例を挙げているつもりかもだけどこじつけ感が強くて納得感がない。
それこそ80対20の法則で読み飛ばしながら読んでよいように思う。
まずは最後のまとめを見て、気になる章だけ見るくらいがちょうどいいか。
投稿元:
レビューを見る
原書をマネージャーのために分かりやすくした本。
確かに分かりやすくはなったけど、本当に実践できるようになるのは時間がかかる?(難しそう)
何回か読みなおしてパワーアップします。そうしないと本当に時間がないで押し潰されそう。
投稿元:
レビューを見る
ごく一部少数の要因や仕事やお客様が成果や収益の大部分を生み出しているという、80対20の法則は私の仕事観を変えてくれた本です。その本のマネ-ジャ版が出たとのことで読んだのですが期待に違わぬ内容でした。書かれている10種類の方法はいずれも簡単な方法ではありませんが、それでも筆者の言うとおり一つの方法を身につけるだけでも仕事の成果を大きく変える事が出来ると思います。
並外れたマネ-ジャ-とはどんな人かをかいつまんで申し上げると自分の時間の多くを「考える」ことに割く人かと思います。
こう書くと考えるだけでいいのかと思われる方もいますので別の言い方をしますと、「行動」する前に何を「行動」すべきか充分に「考える」人の方が正確かもしれません。
外からの刺激に反応しやみくもに行動するのではなく、何を行動することに価値があるのか充分考える人なので行動の一つ一つに無駄がない、無駄がないからこそ時間の不足に悩むことがない恵まれた環境にいるのではないかと思います。
自分自身の仕事の仕方も本書に書かれあるように、価値あることを考えることに多く時間を割きたいそんな風に思わせる内容でした。
投稿元:
レビューを見る
P:296 抜き書き+感想:1498字 付箋数:5
(対ページ付箋割合:1.69%、付箋毎文字数:300)
★★
※付随して読みたい本
スティーブ・ジョブズ ウォルター・アイザックソン
・資金力のある大きな組織で働いている場合はとくにそうだが、業績向上を目指そうとすると、もっと人材が欲しい、もっと予算が欲しい、もっと時間が欲しいと思いがちだ。だが、人材も予算も時間も足りないくらいの方が成果があがるのだ。画期的な発明につながるのだ。
>>/> 確かに。だから大きい組織は大きく間違えるし、小さい組織は小さく間違える。大きい組織だとサボれる余地があるのが難点。
・一年半後、電話が鳴った。もう一度、コンサルティングを頼みたいという。新しいプロジェクトかと思いきや、前と同じプロジェクトだという。わたしが去ってから、9工場すべての生産性が元の水準に逆戻りしていた。いまでは、スタート時を下回っている。多額の報酬をもらったコンサルタントとして、わたしは当然、聞くべき、単純な質問をCEOに投げかけてみた。
「どこが変わったのですか」
「何も」
「われわれが導入したもので、取りやめたものはありますか」
「ない」
「新たな競争相手が出てきたのですか」
「いや」
「設備は定期的にメンテナンスしていますか」
「している」
「工場の従業員の士気はどうでしょうか」
「よくわからない」
冗談ではなく、ほんとうにこう答えたのだ。そこで、こう聞いてみた。
「どの工場でもいいのですが、最後に工場を視察したのはいつですか」
すると、「よく覚えていない」という答えが返ってきたので、思い出してくださいと食い下がった。「たぶん9ヶ月前だ」
じつを言えば、聞く前に答えはわかっていた。
プロジェクト・チームが工場を訪問し、作業員やマネジャーと直接対話し、仕事について尋ね、彼らの話に耳を傾け、会社への要望を聞きだしていたときは、驚くほど活気があった。訪問初日との違いは歴然だった。何が違っていたのか。われわれは従業員に関心をもって接していたのだ。人は、自分に関心をもってもらえれば頑張るものなのだ。
…過去40年、コーチなしで夏のオリンピックに参加した選手は一人もいない。なぜか。コーチには経験もアイデアもある。責任感をもたせてくれる。だが、いちばんは、背中を押して、励ましてくれる存在だからだ。部下の背中を押すのは誰か。マネジャーがやらなければ、誰もやる人がいない。誰もやらなければ、チームのパフォーマンスを最大化することなどできない。
>>/> ただ関心の有無だけでこの違いは衝撃。
・必要なのは「時間管理」ではない。「時間管理」とは、A、B、Cとやるべきことに優先順位をつけ、Aから取りかかるものだ。問題は、AとBがあり過ぎることだ。管理すべきは時間ではなく、自分自身だ。一日、一週間、あるいは一生のうちにやるべきことは何かを、落ち着いて考えるチャンスを自分に与えるのだ。
>>/> 管理すべきは時間ではなく、自分。
・ある日、車で通勤する途中にひらめいた。ジャックはあまりに聡明で公平���精神の持ち主なので、あらゆる問題について両面を見てしまうのだ。ささいな決定にも頭を悩ませ、ごく基本的な問題を恐ろしく複雑にしてしまう才能があった。クレイグは正反対だった。喉元目がけて飛びかかる狩猟犬のように、やるべきことに全力を傾ける。一見、矛盾するデータを取り出し、それをうまく両立させて正しい答えを導き出す。クレイグには、複雑な問題を単純化する才能があった。
>>/> ああ、両面見ちゃいます。どんな簡単な問題でも(笑
・世の中は、見た目の印象とは違っている。誰もが「平均」に注目するが、ビジネスを動かしているのは「極端」である。平均の影には、数少ない素晴らしいものと、多くの雑多で平凡なものが隠れている。それらを見分けることが大切だ。
>>/> 分かるんですけどね。極端ばかりだと見える時に、どこかとどこかの平均を取る、のも面白いが。