電子書籍
面白い
2021/10/18 23:01
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
首屋敷という短編をプロローグとエピローグに分け、間に12個の短編を挟む形になっている。ホラー系であるが、滑稽な書き方になってる部分があったりするので、あまり怖いという印象はない。読みやすく作者の短編センスの良さを感じられる一冊
紙の本
プロローグとエピローグは、おまけでしょう?
2003/01/29 08:59
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投稿者:akizawa - この投稿者のレビュー一覧を見る
人体模型の特徴的なパーツに由来した12個の物語が語られます。
というよりも12個の物語があって、それを人体模型に当てはめたのかも知れませんが、それぞれの物語には底冷えしてくるような恐怖があります。
文章から浮かんでくる映像を鮮明にするほど、恐ろしさが増してくる感じがします。
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体の各パーツを題材にしたホラー小説。本当のホラーもあれば、ギャグでオチる話もあり、お勧め。「はなびえ」は自分で体験するのは絶対に嫌だ・・・。
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短編集だから、一話はすぐ終わってしまう。
その前後を読む側に想像させてしまうくらい一話一話が独特の雰囲気に満ちてる。
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らもさんのホラーオムニバス。様々なシチュエーションとそれぞれ味の違う怖さが良い。プロローグの設定からして大好き!悪魔的な怖さの「邪眼」「翼と性器」や現代ホラーの「耳飢え」などがよかった。
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短編集なのでサクサク読めました。思わずゾクッとしてしまうようなお話の中にもシュールな笑いが含まれている辺りが、らもさんらしいです。
ホラー短編集ですが、「怖い」と言うよりも「不気味」と言った方がしっくり来ます。グロテスク感も否めませんが、読後感は意外や意外、そんなに悪くありませんでした。最後の物語を読み終えた時は、主人公の少年のように「もっと話が聞きたい!」と思いました。
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薄気味悪い話、しかも物語が佳境に入った辺りで幕を閉じてしまうという、なんか勝ち逃げされた感じの本です。ホラーか。おもろいおもろい。
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なんとなく、夏の終わりに読みたい本です。
イマジネーションをかき立てられる、ワクワクとドキドキが入り交じったプチホラー
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体の器官に関したオムニバス小説。
とんとんとん、とテンポのよく小気味好い作品が多く、また、この本の中で構成がかぶっている作品がないので退屈しなかった。
薄ら寒さがいい味出してた…。
この本全体の落ち(エピローグ部分)に関しては、正直そんなに怖くはなかったなぁ。
や、普通に考えると「人体模型に取り込まれる」というのは恐怖溢れる状況だけど、この場合少年が自らすすんで取り込まれていくので、むしろ幸せなのではないのかな。
その先に待っているのは、自分の器官によって新しい物語が紡ぎだされるという恍惚感→無、という流れかなと。
好きな作品は「はなびえ」と「貴子の胃袋」。
芝居化もされていて、自分が見たのは「邪眼」「セルフィネの血」「はなびえ」だったが、あれはあれで上手くまとまっていると思った。
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異様な人体模型…の各パーツをテーマにした短編集。ゾッとするような怖い話や笑い話、心温まる話など、らもさんのいろんなテイストが味わえます。
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各からだの一部をテーマにした短編集。短編集なので話は全部違うけど全部が総じて一つの体になる感じです。中島らも作品は初めて読んだけど読みやすかったです。
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毒気の強い「中島らも」を紹介したので、口直しにこちらを。
とはいえこの本もらも節大炸裂である。
導入部にどきどき、1作1作にどきどき、んでもって不思議なやすらぎとグロテスクさに溢れたラストシーンに脱帽。
「怖くはないけどぎくりとする」――そんな本に餓えている人にオススメしたい。
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ちょっとホラーな短編集。だからってめちゃめちゃ怖いって事は無いです。オチの想像が付きやすいんですが面白い。読後少し怖いなって思いつつニヤリとしてしまう。さくさく読めちゃうエンターテイメント。
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らもさん・・・・らもさんらしい最期だったと思います。
これも好きだけど「今夜全てのバーで」はもっと好き。
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少年が隠れ家にしていた廃病院には、少年もまだ知らなかった秘密の地下室があった。立ち尽くす畸形の人体模型が語り始める12の奇怪な物語。