紙の本
ネバーランドから?
2021/02/25 13:05
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
納豆メインの会社の社名の由来がネバーランドとは思わないよねー。
そして、納豆はかき混ぜてからしばらくおいておく、
歌を聞かせるというのは本当でしょうか?
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激務と失恋で外資系企業を辞めた弥生。
ゆっくりしたくて田舎の会社に転職。
その会社はネバーラ。納豆のメーカー。
この会社で弥生はゆっくり自分を取り戻していく。
ほっこりする話だった。
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「どんなひとにも人生が手に負えなくなるときはある」そんなときに休むのは正しい・・・この一言が印象的で、ほっこりしたお話でした。
今風で賢くてデキる女子の雰囲気の登場人物が多いので、違うタイプの女性が出てくる作品が読んでみたいです。
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瀧羽麻子のおしごと小説は二冊目。
あっさり薄味でも、その文章が心地よくて好み。
東京の証券会社でばりばり働くことに疲れ、
北関東の田舎にやって来た主人公、弥生。
読み終わったら納豆食べたくなる。
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東京でバリバリ働くキャリアウーマンだった主人公が、
仕事や恋愛に疲れて田舎町に再就職。
狭くもあたたかい世界の中で、自分のやるべきこと、ゆくべき道をしっかりと見極める彼女の姿に感服!
状況や感情に流されがちな私にははっとさせられる場面が多々ありました。
読み終える頃には、なぜか心がほっとしています。
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自分が社会人になってから、働く主人公の話が面白くなってきた。これは、ほわわんとしていて、読みやすい。
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うさぎパンで瀧羽さんにハマり手にした2冊目。
仕事や恋愛に疲れ、ちょっと休みたくなった女性の心情や、周りのさりげない優しさや愛情によって元気を取り戻していく感覚は社会人女性にはよくわかる~という1冊。笑いもあります。
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都会に疲れた主人公が、田舎のひとびとの暖かさに触れて自分を持ちなおしていく的な話、好きです。なにわの桃子さんとか、沢口くんとか、周りにいたらいいなぁ。
ただ、最後がちょっとあっさり終わりすぎて物足りなさがありました。全体的にはとても読みやすくて、気持ち良く読める一冊。
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田舎に転職したOLが都会での忙しく守るものやこだわるものが多すぎる毎日から、よろいを脱ぎ去ってのんびりとした日常を取り戻す。
忙しすぎる毎日の価値観やふと振り返って人生を見つめたときに、ここまでの自分とこれからの自分を考えさせられる話。
人が本当の意味で幸せに生きて行くには何が必要で、必要でないものはあるのか、そしてそれを捨てることができるのかを考えた。
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良かったけど、ちょっと期待が大きかったから物足りない気もしてしまう。
瀧羽さんの作品はうさぎパンや左京区シリーズと好みにぴたりと合ったので期待が大きすぎたようだ。
とはいえ、主人公もその同僚も皆、いい人で優しくふんわりと包んでくれる。少し田舎暮らしもいいかなーと思える。
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都内の生活に疲れてしまった女性が、思い切って田舎で就職するってお話。
住み心地が良い会社なんですが、ある日のっとりの噂が……
この粗筋で、ほぼ全ての内容の説明になります。良い意味で。
のんびり読むのにちょうど良いですね。
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東京でのバリバリな生活に疲れた主人公が、ちょっと田舎に引っ込んで、納豆の会社で、個性的な人々とゆるやか〜に過ごしてリフレッシュしていくはなし。久しぶりに納豆ご飯が食べたい。
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恋も仕事も失った女性が、地方の町で少しずつ新たな生き方を見いだしていく。
あっさり読めて、のんびりしたぺースがいい感じです。
弥生は、1時間に1本しかないバスに揺られて、会社に通う。いつも同じ席、同じ顔ぶれ。
一ヶ月前までは、外資系の証券会社に勤めて7年、部下もいるエリートといってもいいキャリアウーマンだったが。
恋人に他の女性が出来て、「君ならすぐにずっと良い条件の相手が見つかる」と言われて去られる。
真剣に愛しているつもりだったのに、条件で選ぶ打算的な女だと言われたようなもので、それを否定しきることも出来ない。
会社を辞めて、全く別な土地で働くことを選び、健康食品の下請けメーカーに入った。大手メーカーにいろいろな半完成品を納入するのだが、主力商品は納豆だった。
社員食堂のすべてのメニューに、納豆が付いてくる。
経営企画部は、ほとんど何でも屋のようなもの。メンバーは5人。
正社員は杉本課長と弥生、それに童顔の沢森くん。
パートの西川さんと事務員のマユミちゃん。
誕生日を幹事持ち回りで祝うというアットホームな職場だった。
弥生は、まだあまり仕事に集中することも出来ない状態で、3割程度の力で仕事をしていたが、ぬるい生活も悪くないと思う。
孤独がちで携帯も持たないほどだったが、だんだん町にも慣れていく。
「なにわ」という居酒屋の女主人・桃子には「あんたか、東京から来たっちゅうおねえちゃんは」とすぐ店に引っ張り込まれる。
東京本社から佐久間という男性が赴任してくる。
8月までの研修だという。
あたたかい仲間に囲まれて、次第に仕事に本腰を入れるようになった弥生だが。
佐久間に東京本社へ誘われ、皆が弥生を見送ろうとする。
弥生の決断は?
外資系の証券会社で部下を使う女性の実感はわからないけど。
人生が何かで大きく変わるということはありますよね。
苦しみは否定出来なくとも、冷静さも健康さも完全に失ったわけではない。
弥生さんの淡々として様子も含めて、ごく普通な人の暮らしの地道な確かさに触れられるのが、心地良い。
著者は1981年兵庫県生まれ。
2004年、京都大学卒業。2006年、小学館「きらら」携帯メール小説大賞グランプリ06受賞。
この作品は2008年2月発行。
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解説でも書かれている通り、正に「秘湯」の様な一冊でした。
際立って温かさや爽やかさを感じたのは、
このところ個性的な本ばかり手にしていたせいも大いにあると思うのですけれど、
こういったシンプルでさりげなく、根っから心持ちの優しい本に、
もっともっと出会っていきたいな、と切に思う今日この頃なのでした。
お気に入り。
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都会で大手証券会社に勤めて七年。バリバリのキャリアウーマンの弥生はあることをきっかけに全てを捨てて田舎で働くことにする。納豆を主力製品として扱うネバーラ株式会社の面々や、「なにわ」の店主 桃子さんなどあたたかい人々に囲まれて弥生の閉じていたここにも変化が…
長く付き合った恋人に別れ際あんなことを言われたらそりゃヘコみますよ。二十歳の頃似たようなこと言われたけど…最初、同い年の弥生があまりにもひょうひょうとして田舎勤めをしているので違和感があったけど、なにもかも手放して知らない土地に行きたくなるときはあるよね。