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高校生本人が読んでもこの本は多いに参考になるはず。
なかでも、指定校推薦のカラクリや専門学校の就職率の数字のマジックは必見。美味しい話には裏がある、を地で行くようなカラクリだ。
親子で読めて二度おいしい本書「バカ学生に誰がした?」。受験をとりまく環境をざっくりと知りたい方にお薦め。
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大学ジャーナリスト 石渡嶺司氏が、今度は高校の進路指導に切り込んでいます!
この本を高校生の内に読んでいれば、大学選びに新たな考え方を学べることでしょう。
大学卒業時に、バカ学生のまま未就職にならないためにも知っておくべき情報が満載です。
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進路指導の先生方のご苦労を通した高校教育の難しさが語られている。少子化の問題、高大連携の課題、キャリア教育の本質など、様々な領域に関連する奥深い問題提起であると感じました。
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≪目次≫
プロローグ ある進路指導教員の一日
第1章 大学は「バカ学生」にうんざり
第2章 大学選びの裏側で何が起こっているのか?
第3章 進路のセンセイって何者?
第4章 親とのバトルロワイヤル
第5章 未履修問題が高校教員を殺す理由
エピローグ これからの進路指導の話をしよう
≪内容≫
タイトルからは想像できない、高校進路指導のお話でした。当該の仕事をしているので(今は分掌は違うが)、「まったくだ」と思ったり、「オーバーだよね」と思ったり。でも概ね高校の進路指導室[キャリアセンター]の現状は網羅しているし、進路指導部の教員の悩みもわかっていくださっている様で…。エピローグは理想論としては正しい。が、世の中そううまくいかないように出来ている…。
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高校から大学への接続部分について、学校外部と、学校内部の2つの目線で書かれた本。
いかにして大学が選ばれているのかという裏側や、そこで錯綜している情報などについて詳しく書かれている。
そもそも進路指導の先生は1科目の先生でしかないわけで、その先生が文系も理系も問わず、あらゆる進路のアドバイスをするというのにムリがある気がする。
法学部希望者には法学部出身の、工学部希望者には工学部出身の先生がアドバイスをするべきだし、もし学内にそういった先生がいないのであれば、外部調達する必要があるのではないだろうか。
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入試形態の問題が検討されるたびに、思っていた、高校側はどう考えているのだろう???という疑問にとても良く答えてくれた本でした。「指定校推薦」!最初に聞いた時は、そりゃ附属高校扱いだろ〜〜って思ったのですが、慣れてきていました。
確かに現在の様々な入試をちゃんと考えていきたいと思います。
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高校が生徒募集のために掲げる「大学進学実績」にどんなからくりがあるか書かれているから、これから高校選びをする子どもの保護者はぜひ読んだ方がいいと思います。我が子の未来のために。
あと高校の進路相談室詣でをする大学教職員も読んだ方がいいです。給料泥棒にならないために。
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高校の進路指導教員の視点で、その仕事内容をはじめ、大学入試、親との関係、未履修問題等についての「ぶっちゃけ話」が語られている。なかなか興味深い内容なのだが、いかんせんノリが軽すぎる気はした。特に、各章に設けられている「まとめにならないまとめ」は受けをねらってのものだとは思うが、正直、ちょっと読んでいて不快になるような書きぶりだった。