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そんなわけで、待望の完全版だ!
前回の単行本に未収録だった悩める和泉姐さんの話や番外編も入っていて、満足満足!
しかし、もそっとレジに持って行きやすい装丁には出来んかったのだろうか?
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後の花魁道中「揚屋入り」の足の踏み出し方、亥子祭、病にかかった遊女、お客の条件とは……文化がわかる、厳しさが伝わる中巻、という感じです。第十一話 敗者の町 の重みたるや。著者と木越治 金沢大学文学部教授・近世文学研究家の対談、必読です。
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ちんぽちんぽ。
文化資本のある無学な人が、しゃれた真似をさらすといふアクロバティックなものが出る。はー。
和泉さんとささらどんはホモサピの娘さんなんで、そら風邪ひいたり、アレしたりするわなぁ。の辺がなんか生々しい。
普通にアナクロニスムを犯してゐる(前の巻所収のある話では「蝦夷にメル友」がと言ふセリフがあった)上その辺に違和感がない。さらに、戦後(大坂の陣)のいろいろが燻りつつ、ゆっくり鎮火していく頃が主な舞台なので、然るべき戦後とシンクロするのである。いろいろ。ポイントオヴヴュ―はささらどんだと思ふのだが、まうちょっとあれだと「LINEもやってる延宝生まれ」とかなんだらうとか、アレな割に、「和泉さんヒロイン説」が。えー。