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スケルトン探偵は失礼ながら真新しさはあまりないけど、安心して読めるシリーズだ。あとやっぱり鑑定時のギデオンのうんちくが楽しい。
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マヤ遺跡でギデオンを襲う呪い!
ヘタな観光ガイドより魅力的。
殺人事件はともかく、そこへ行ってみたいと思う描写が多くて楽しい。
最近ちょうどメキシコ特集の雑誌を読んだので、情景がありありと浮かんでとても楽しめました。
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タイトルが安っぽく感じられるけど、中身はきちんとミステリー。
それにしてもギデオンシリーズに意外と出てくるのが、スピリチュアルな方向にはまってるキャラ。もしくはUFOや雪男といった方向に。
ギデオンが行く場所からして、まあね、と思えると同時に、彼が辟易する気持ちもわかるよね。
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昨今では「新本格」だなんだかんだと推理小説の形態が変わってしまった(と感じるのは私だけかな?)。
それはそれなりに面白いし、私はその存在を否定的には考えていない。
そもそも「ミステリ」というジャンルの幅は底知れず、下手すると純文学だってミステリなんだから。
これはあくまでも私の定義ですので、あしからず。
そもそも人間の心が一番のミステリですもん!と考えるのが私の流儀。
でも、あまりにノワール系とか新本格、SF+ミステリなんかを読み続けていて、本書のような良質な本格推理を読むとホっとするのですよん。
前作「古い骨」にてスケルトン探偵・ギデオン・オリヴァー教授を世に出したエルキンズ。
1作目があの大作だっただけに、2作目を読者が期待して読むのは当たり前。
大丈夫ですよ~!期待には十分応えてくれていますから。
本書ではマヤ時代の遺跡発掘を舞台にし、遺跡といえば・・・呪いがつきものでありまして、そこで様々な利権を廻っての争い事や思惑が動き、殺人事件へと発展します。
それをギデオンが小気味がいいほどに解決していきます。面白いところはやはり「呪い」という一見不可思議なものを科学的な答えで解き明かしていくところでしょう。
絶対、全シリーズ読むぞ~!と思っているシリーズの1つです。