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わたしの六月はゾンビ月間・・・ということで、手に取ったシリーズ。
なので闇雲にゾンビっぽいものを買い込んだため、タイトル以外の情報なしで読み始める。
突然ゾンビがあふれた世界。
ある夏の東京での物語。
そんな状況下でのサバイバルな物語をオムニバスな雰囲気で綴られたような印象。
特定の主人公を描き、生存と謎解きに奔走するでもなく、群像劇スタイルで様々な視点で物語が交差するでもない。
ドラクエ4みたいに最後に主人公たちが共闘する展開はあるかもしれないが・・・。
あとがきにヒロイン再登場らしき事が書いてあったので群像劇っぽくなるのかしら。
あまりに定番なことしか描かれておらず(破天荒な振る舞いすらステレオタイプ)、魅力的な題材名割にあまりに普通すぎる。
ここからこの作品独自の展開に流れるのか、あくまでもゾンビ作品ビギナー向けに定番を並べただけで終わるのか。
+ちょっと怖めのゾンビでない一編収録。