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読み終わった後、「面白い」っつーより、「好きになれそう」と感じられた、四コマ漫画としての質が好い作品
元々、絵師だからか、人物を描くのはさすがに巧い
序盤こそ、漫画としてキャラを描く事に対して過剰な緊張があったのか、舌触りがザラザラしていた。ストーリーのテンポがぎこちなく、話運びも頑丈な足場を選んで、ソロソロと進んでいるかのようにおぼついていなかったが、中盤、第六話あたり、何がキッカケだったのか、そこは作品から読み取れなかったが、吹っ切れたようで、大胆さも垣間見えた
全キャラの恋愛感情が錯綜しまくっているトコが、実にイイ
ファンタジーなようでいて、地に足がしっかりと着いている現代っぽさもあり、今後、読み応えは増しそうか?
個人的に、好きなキャラっつーか、女の子は乙女な一面を隠し持っていそうな梓さん
彼女が今後、どんな策を張り巡らして、煮え切れない和久を絡め取り、じわりじわりと締め付けていくのか、想像しただけでニタッとしてしまう