投稿元:
レビューを見る
幼いときから皇太子妃になるべく育てられた公爵令嬢エリーゼは何かと迫ってくる粗暴な皇太子の弟オスヴァルトが大嫌い。
しかし、彼に対しては激しい感情を持てるのに、品行方正な婚約者である兄のフェリックスには気持ちが昂揚しない。
そして、公爵一家が生命を狙われた夜、オスヴァルトが救い出してくれたものの、エリーゼだけが何故か離宮に軟禁されてしまい-。
結局、皇太子が実の父である皇帝を殺して革命を起こそうとしていたのをオスヴァルトが未然に防ぎ、エリーゼをも救ったのでした。
皇太子は位を剥奪され、かわってオスヴァルトが即位して皇帝になります。
彼と愛し合うようになったエリーゼは彼との結婚を承諾するのでした。
と、まあ、こんな内容です。
好きな作家なので、あまりめぼしいものが店頭にないときは、作家買いをします。
普段はあまり作家買いはせず、ざっと手に取り、面白そうだと思ったら買うというのが基本ですが、今回もやはり期待は裏切られず、面白かったです。