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体温かと思うぐらいの気温になると、食べる気が失せる。つい簡単に済ませようと言う「サボロー」のささやきが聞こえてくる。ざるそばなどの簡単に食べられるものが欲しくなる。しかし、そんな生活を続けていると体が悲鳴を上げて病気になる可能性が出てくる。それのみならず、見た目も悪くなる。
イライラ星人になっているそこのあなた。イライラの原因は、他人、天候、いや社会がそうされているのだと思っている方もいるかもしれない。確かにそういう場合もあるが、食生活に原因がある可能性がある。ジャンクフード、菓子パン、揚げ物、炭酸飲料の四天王を体の中に入れて、野菜や果物を入れないでいるとどうしても栄養が偏る。集中力も落ちるし、イライラするしどうしてだろうと悪循環に陥ってしまう。
見た目を維持するにはどうしたらいいのかと言う問いに対して筆者は2つの栄養素を挙げている。それは、亜鉛が多く含まれている赤みの肉や魚介類を摂る。もう一つは、セロトニンとういう神経を正常に保つための物質でこの材料となるトリプトファンを多く含んでいる海苔、ごま、バナナなどを食べるのがよいとある。ただし、添加物まみれになっている「怪しい」海苔やゴマも存在しているので注意が必要とある。
添加物に関して、惣菜や弁当を買う際は、「食品ラベルに食品とは思えないような、カタカナでよくわからない名前が多く書いてあるものは、避けた方がいいと思います」と言うように、食品の横や裏に書いてある成分を吟味することを勧めている。結構怪しい物質がたくさん載っている食べ物を見かけるので注意しないとなあ。
朝食を食べられるコンディションを整えることも勧めている。ファストフードの何とかバーガーやモーニングセットなんて食べても栄養になるわけではない。他の著者は、牛丼チェーン店の朝定食でもいいので目玉焼きか納豆を取るといいと書いていた。下手なものを食べるくらいならこの方がまだましだ。
若さと健康。誘惑の多い時代だけに、どれだけ自分をコントロールできるかにかかっている。
サボローについて
http://special.meikogijuku.jp/ydk/saboro.html
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中高年(ビジネスマン)向きの健康的食生活についての本。一般的なことが多いな、と思ったが逆に少しずつ実践していこう‼まずはしょうが焼きをマスターして夕食の定番にしよう‼
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書いてある事はいちいち納得する。
ある意味ノウハウ本でもある気がするので、注意要点だけのまとめとかの頁が欲しかったかと。
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いままで数多くのダイエット成功本を読んできました。太り気味の中年男に効果的なのは、炭水化物の摂取を減らすことが有効なようです。
確かに体重を減らすことをダイエットの目標とすれば、そうかもしれませんが、体重を減らすことに成功した人を見ると、萎れたように感じることもあります。人間にとって必要な栄養素を減らして行う食事制限は良いのだろうと最近は思っています。
そんな私にとってこの本のタイトル「10年後も見た目が変わらない」というのは私の目を引きました。この本の特徴は、良い食生活を行うことは、脳の働き・考え方・行動までも劇的に良い方向へ変える可能性を持っているということを述べていることです。
今まで、夜に米を食べることを控えていましたが、これから炭水化物は、パンやお菓子ではなく、最も効率の良い「お米」で摂取するのが一番良いと気づきました。この本を読んだことで、体をスリムにするだけでなく、脳の働きを活性化させていきたいと思いました。
食生活のルールはシンプルで、エネルギー源となる主食・身体をつくるおかず(タンパク質)・身体の調子を整えるおかず(野菜、海藻、きのこ)で、これらのバランスが大事ということです、注意点は、1)欠けているものを足す、2)多すぎるものを減らす、3)欄外のものを減らす(p167)です。このルールを参考にして、私の食生活の参考にしたいと思いました。
またこの本でとても印象に残るフレーズがありました。見た目が生れつきの顔の造り、スタイルに左右されるのは、20代前半まで、それ以降の大人に問われるのは、顔立ちよりも「顔つき」(p53)すべての女性に伝えたいものでした。
以下は気になったポイントです。
・あなたの身体はあなたが毎日口にしたものからつくられている、影響はあなたの思考、メンタルにまで及ぶ。(p6)
・いま痩せる方法ではなく、一生モノの太らず健康でいられる食習慣を提案したい(p22)
・健康的に体重を落とす目安は1か月で自分の体重の5%ほどである(p26)
・食事の回数が減ると、身体は飢餓に対する防衛本能を働かせて脂肪をため込む貯蓄モードになる、朝食を欠食すると体内時計がリセットせず、脂肪を燃やす代謝スイッチが入らない(p28)
・3つの基本、1)きちんと朝食を食べる、2)良質の睡眠をとる、3)体調に合わせた食事を選ぶ(p34)
・ただ体重を落とせば、シワシワのパサパサになり老けてしまうだけ、痩せればすべてが好転するという幻想を手放すべき。ハリや筋肉があるかどうかという見た目は確実に「見た目年齢」を左右する。そのポイントがタンパク質(p50、51)
・見た目が生まれつきの顔の造りやスタイルに左右されるのは20代前半まで、それ以降は顔立ちより「顔つき」(p53)
・キウイ、パイナップル、パパイヤのようにタンパク質分解酵素を持つ果物は、舌苔による臭いを防いでくれる。但し果糖があるので毎朝1個が目安(p60)
・体臭を抑える食生活としては、バターよりもオリー���オイル、肉より魚、牛乳より豆乳である(p64)
・食べる順番を気を付ける、まず、野菜・海藻・きのこ、それからタンパク質(おかず)、最後に糖質、糖:タンパク質:野菜=1:2:3、但し野菜でも、芋・栗・かぼちゃは糖質にカウント(p69)
・炭水化物をより健康的に取りたいのであれば、玄米・雑穀米・食物繊維を含む白くないものにする(p72)
・同じ時間に食事をとる、夜10時から翌2時までは脂肪を溜め込みやすい時間帯。(p87)
・運動後は、タンパク質と野菜のセットを一緒にとって、効率よく筋肉へと変えることが大事(p80)
・抗酸化物質をどれだけ摂取できているかは、食材の色が4色以上あること(p33)
・肌や内臓の修復にかかる時間として6時間なので、睡眠時間の目安、肌の新陳代謝は眠り始めてから3時間経過した頃なので、それはキープすべき(p97)
・大根、キャベツ、白菜は、ビタミンC補給として強い味方になるだろう(p102)
・同じ糖質でも、主食の「ごはん」の量を増やす、砂糖を多く含んだ、菓子パン・スナック菓子はやめる(p118)
・スタミナ飯はランチにする、夜のスタミナ飯はスタミナを奪う(p169)
・外食術として、一口入れたら箸を置く、できたら何杯
・最低目標何杯までを決めておく、普段食べないものを注文する(p180)
・カロリーチェックは食事ではやらない、意味があるのは料理ではなく食材単体。豚バラより鶏むね肉、牛乳より豆乳など(p187)
2014年12月7日作成
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すこぶるまじめな栄養学の本。
自分用に。
でんぷん、タンパク質、野菜につき、欠けているものを足す、多すぎるものを減らす、欄外のものを減らす、汁ものを取る。
外食では、普段食べないものを頼む、できたらと最低を決めておく。楽しいごはんがいいごはん。
飲んだら果物。
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読書録「10年後も見た目が変わらない食べ方のルール」2
著者 笠井奈津子
出版 PHP新書
p44より引用
“過度に気にしすぎない。でも押さえるべき
ところは押さえる。だからこそ続けられるの
です。「食欲」といいますが、「食べたい」
欲には抗えません。”
目次から抜粋引用
“実録!食によって人生が変わった人たち
「見た目年齢」と食べ方の驚くべき関係
体型も肌のつやも芽の輝きも食べ物で決まる!
脳の働きを食事でコントロールしよう
自律神経を味方にするための食事術”
食事カウンセラーである著者による、心身
の状態を長く良く保つ食事法について書かれ
た一冊。
著者のカウンセリング事例から食の基本
ルールまで、長期的な改善について書かれて
います。
上記の引用は、著者自身の体験を語った項
での一節。
無理のあることは、続けられないものなので
しょうね。
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自分に出来そうな事から取り組む事が大事。人は食べた物で出来ている。
タンパク質は糖質や脂質と違って体内に溜め込んでおくことができない。
ハリや筋肉があるかどうかの見た目に必要なのはタンパク質。
タンパク質が不足すると亜鉛と鉄も減る。亜鉛は肌荒れ抜け毛に関係。鉄は疲労感集中力低下に関係。亜鉛、鉄は赤身肉や魚介に多く含まれる。
セロトニンの材料はトリプトファン。トリプトファン含有の食材は海苔、ゴマ、バナナ。
テストステロン含有は卵、肉、魚、大豆。
食品の原材料は含有量の多い順に書かれている。
運動後にはタンパク質と野菜を一緒に取り、効率よく筋肉に変えていく。
ビタミンC含有多い→淡色野菜白菜、カリフラワー、大根、キャベツ。
ヨーグルトは胃酸が薄まった食後に取ると良い。
スタミナ飯はランチで。夜では逆にスタミナを奪われる。