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えっなんでなんで、なんでこれで完結なのー!?オタク荘の腐りやがった乙女達の物語がこれで完結なんて嫌だー!!まだヒロインの響子とサブヒロインの汐実しか出てないじゃん!ナリオタクの菊川とアイドルのセフレちゃん、生主の真澄先輩が全然活躍してないじゃん!共通ルートとメインヒロインルートが終わっただけじゃん!個別ルート行ってないじゃん!こんなの嫌だー(T_T)
将来を決めて、いい感じのカタルシスがあって、可愛いサブヒロインにも言い寄られて、やっと楽しくなってきたところなのに!こんなのってないよーさみしいよーがっかりだよー。
今巻のヒロインは天才小説家の汐実。御車響子の同人活動を知った彼女は、彼氏になれと主人公に言い寄る。この汐実ちゃんがまた可愛い!ギャルでビッチかと思いきや、うぶで真面目で一途で、照れたり赤くなったり。極めつけは主人公が可愛いと言った服をこっそり買って、次のデートに着てくること!なんだよこの可愛さ!一途さ!人見知りはするけど親しい人には元気なところも丸。ビッチに見えて一途に主人公に恋しているところも素敵。きっとずっとチャンスを狙っていたんだね。汐実ちゃん可愛い!可愛い!
そんな汐実と響子のさや当ても可愛面白い。アピールする汐実に対抗して響子も頑張ってアピールするのだけれど、ピントがずれてるよ響子ちゃん!筑前煮をラッピングしてプレゼントするなよ響子ちゃん!
主人公が将来の目標を決め、大切な人に気付いたのも良かった……けど、それも全て完結するための伏線だったのね。パクリ同人作家よしをもちょっと出てきただけだったけど、本当はもっと活躍の場があったのだろう。もっともっとキャラクター達の活躍を見たかった。もっともっとみんなが同人活動を楽しんでいるところを読みたかった。
とにかくヒロインが可愛くて、同人活動がリアルで、主人公も優しい誠実でいいヤツで、盛り上がるところもしっかり盛り上がって楽しい小説だった。スピンオフでもなんでもいいから、続きが読みたい!読みたいよー!