紙の本
「反吐が出る」ような普通の人間の怖さ
2010/04/20 20:46
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投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれがハメられる話、っていうのは強引すぎですかね。
ある事柄は、臨也がしかけたことだけど、ほとんどは、誘蛾灯に蛾が引き寄せられるように、ごく自然にボタンがかけ違えられ、予想していないところへいきついてしまっている感じがする。
か、誘蛾灯そのものが、自然ではない。
種をまいたのは、臨也だったのだろう。
けれど、そのあとの動きはそれだけが原因ではない。
人の心の奥の暗いもの、邪悪なもの、そして愚鈍なものが、負の方向へ彼らを押し流していく。
まだ流れはゆるい。だから、誰も流されていることに気づかず、あらがってもいない。
にしても、ホント臨也の「普通の人」的であるのが怖いよ。
普通なのに、普通ではない。
やっぱ、成田先生はこういう二重な意味で普通であったり、滅茶苦茶ヘンな人を描くのが上手いよなぁ。
紙の本
いよいよ5巻
2015/10/31 23:41
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
六条千景が登場する巻です。シズちゃんの強さと、シズちゃんの爽やかな満面の笑みにとても惚れ惚れしました。
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!!
でゅらららのシリーズ五巻目。
つらつらと物語が進むことが大きいですが、今回は結構大きな動きが。
ただし、下巻に続く!みたいなのりで終わってます。
続きが早く読みたい。
そして相変わらず、多くの人間の行動が徐々に絡み合って一つの大きな流れに収斂していく様が非常に素晴らしいと思います。
成田良悟さんの作品の素晴らしさは書き分けられるキャラの多さと、彼らがとるてんでバラバラな行動が見事にまとまるところだと思います。
大好きだ!
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前の巻の内容忘れてるー!と思ったら、そもそも買っていなかったようで
内容がつながっていないために、のめりこめなくて悲しかったです。
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いつも久しぶりになるので、最初は探り探りヤー。
6に続くようで。覚えてられるかしら。
記憶力もっと良くなりたい!
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「ダラーズが、随分と変な事になってるみたいだねえ。わくわくしてこないかい、君の大好きな非日常が始まるよ?」東京・池袋。そこには再び動き始めた折原臨也の意趣返しが集う。何でも屋として仕事を請け負う異国の二人組、静雄を探し続ける家出少女、窮地に立たされるバーテン風の男、ダラーズに復讐を宣言する女たらし、ひたすら帰りを待ちわびる闇医者、何者かに狙われるクラス委員、それに気づかない同級生の少年、そして混沌の渦に巻き込まれて堕ちていく“首なしライダー”。そんな彼らのGWは、果たして日常か非日常なのか―。
ラストへ向けて盛り上がってきていますね!
この巻は、ラストへ向けての布石といったところでしょうか。
前回の事件では蚊帳の外で置いてけぼりをくらった臨也が暗躍し始めます。反吐が出ますね、勿論褒め言葉です。
そして大人たちも動き、蠢き始め…。
セルティ、帝人を取り巻く池袋の物語も終焉へ向けて加速!
残り2巻と思えば寂しい所ですが、今は素直にどんな終わり方になるのかを楽しみに待ちましょう。
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起承転結で言う転がいっぱい詰まった巻でした.
どうなっちゃうの?!というところでうまく終わってます.
私はまとめて買ったのでそれはなかったけど,6を待ってた方はさぞ長かったでしょう…笑
今回もシューターとセルティがすごくかわいかったです.
あと意外と双子ちゃんが気にいっていると気付いたのもこの巻.
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何が印象的かって挿絵のしずちゃんのウィンクだろうjk・・・。
青葉がとても腹黒い。
6巻が早く読みたいよー!
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2巻にわたる前後編の前巻。
続きが気になる終わり方でした。
登場人物を取り巻く環境などに変化が出つつもいつものような雰囲気だったと思います。
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一応、アニメ化したって事で原作を全巻購入しました!
パラパラ捲った先にあった、劇的スマイルにやられました・・・!!
まだ1巻の途中なんで、5巻までたどり着くのはまだまだ先になりそう。
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「ダラーズが、随分と変な事になってるみたいだねえ。わくわくしてこないかい、君の大好きな非日常が始まるよ?」東京・池袋。そこには再び動き始めた折原臨也の意趣返しが集う。何でも屋として仕事を請け負う異国の二人組、静雄を探し続ける家出少女、窮地に立たされるバーテン風の男、ダラーズに復讐を宣言する女たらし、ひたすら帰りを待ちわびる闇医者、何者かに狙われるクラス委員、それに気づかない同級生の少年、そして混沌の渦に巻き込まれて堕ちていく“首なしライダー”。そんな彼らのGWは、果たして日常か非日常なのか―。
シリアスな展開になりつつも、どんどん登場人物の魅力にはまっていく。構成がすごいの一言!遊馬崎がすごく好き(笑)でも何より見所でこれから楽しみなのは、臨也の本領発揮かな!
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今回も凄い早さで読み終えました。
結構分厚い小説なのに!
しかし、今回一番笑ったのは静ちゃんの
満面の笑顔でした。
よ、よく頑張った!!(笑)
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「なに、同じダラーズの忌み子同士……」
扉が開かれると、正午近くの日差しが彼の目に飛び込んだ。
眩しくて仕方ないのか、そんな太陽を忌々しげに見上げながら――
「仲良く、共食いしようじゃないか」
折原臨也は、嗤っていた。
(P.309)
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なんだか1・2巻に比べて物語が大きくなりすぎてる気がしつつも前編ということなので6巻を読むまでは保留といったところだろうか。広がった話が次にどうつながるかに期待
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ロシアから新たなる二人組(ヴァローナ、スローン)参入。来良学園の後輩青葉の陰謀。竜ヶ崎帝人は青葉の罠にはまり、「ブルースクウェアのリーダーになるよう迫られて、、