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基本的に同じことが何度か繰りかえし書かれているので、もう少し構成はどうにかならなかったのかなとは思うが、骨董界の裏事情が垣間見えて面白い。
TV番組で飄々とコメントを述べている裏には、様々なご苦労があったのだなぁとしんみり。
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[ 内容 ]
ニセモノを見抜く目を養い目利きとなるための心得。
[ 目次 ]
第1章 なぜニセモノにひっかかるのか(ニセモノだらけの世の中;ニセモノにひっかかる三つの法則 ほか)
第2章 ニセモノを見抜く力を養う(骨董業界の修業法;骨董に教科書はあるのか ほか)
第3章 ニセモノの歴史(ニセモノはプロの世界で取り引きされる;プロはニセモノにひっかかってもキャンセルはしない ほか)
第4章 ニセモノの本質(ニセモノとはどういう存在か;ニセモノに罪はあるのか ほか)
第5章 日本人とニセモノ(日本人はなぜ騙されやすいか;正倉院御物が語るもの ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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騙される場合の要素は3つだという。
儲かる(欲)。
懐が甘い。
不勉強。
本当だろうか。裏をかくのが、騙す人の技術だ。
どれだけ勉強していても、その勉強をした人を騙す技術は存在する。
この本自体がニセモノではない根拠をしめせていないような気がした。
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ニセモノにひっかかる三原則、欲、不勉強、そして甘い懐。
この道40年の先達、かく語りき。ホンモノには善意のラインがあり、ニセモノには厭味なラインがある。
ニセモノには語りが多く、良い着物を着ている等々、そして、感性を磨くには美の現場を多く踏むことです。(これには納得)
骨董をめぐるさまざまな物語を垣間見ながら、日々の仕事で出会うさまざまな物語が連想されました。
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贋作というものの奥深さを教えて頂きました。
骨董においての、ニセモノとホンモノの違い。
いやー、面白かった。中島誠之助という人
に対しての興味がより一層増しました。
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テレビの鑑定番組でおなじみのプロの骨董屋による一冊。
骨董屋と鑑定士が違うこと、また骨董収集屋にもプロとそうでない人たちがいること、インターネットの台頭により偽者の質が下がってることなど、知らないことばかりで非常に勉強になった。
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本物の古美術で儲けようと思っても利益はほぼ出ないのでニセモノを本物として売って利益を出さなければならない。
昔はプロ同士騙し騙されでやっていた。
骨董品を買って直ぐに儲けようと思っている人がいる。
昔は目利き同士が騙しあっていた。
昔は目利きのプロが情熱を持ってニセモノ造りをしていたが素人の参入によりニセモノの質が酷くなっている。
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・偽物があるから本物が光る・偽物のカモ:欲+カネ+無知・目利き儲からず・骨董界は非生産かつ不信の世界・キャンセルは自己のためならず・机上は駄目・再見した名品が小さく見えたなら己が精進している・「鑑定書をつける必要lがあるからつける・偽物がでるのは価値が認知された証・本物でも偽物でもない「伝」・偽物は文化の潤滑油・絹とボロ着て木綿は着るな・捨て目を効かせる・計算では戦術に勝ち戦略に負ける・感性では戦術に負け戦略に勝つ
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・ニセモノはこの世の小気味のいいスパイス
・懐があったかく、骨董を欲しがっているが不勉強な人に、「儲かるよ」と甘く囁く。⇒ニセモノにひっかかる
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vol.8 捨て目をきかせてアイデアをつかむ。http://www.shirayu.com/letter/2008/000053.html
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人を欺き信用させる手法は、骨董だろうとSNSのブランディングや勧誘だろうと、その本質は変わらない。
情緒に訴える情報が拡散浸透しやすいSNS社会の現代こそ、偽物や詐欺に騙されないために必要になってくる本なのではないだろうか。