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装画を描かせて頂きました。
奇妙な短編集。
焦ったり。裏切られたり。あーーーーあ。ってなったり。
帯に書かれてある通り、
予測のつかない驚愕のラスト!
です。
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短編集なので、犯罪が終わったと思ったら、また犯罪。
一作ずつ、時間をあけて読んだ方が良かったかも。
そう読んだと思って『五つ星』にしました!
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かなり「昭和」な香りのする短編ミステリー6編。携帯も無ければ防犯カメラも無い。犯罪起こせるシチュエーションが多すぎる過ぎるけれど、そこを逆に楽しんで読んでみた。なるほど、この本はトリックなどを期待して読む本では無く、女性の心の機微を読むミステリーなのか。いつの世も男女がいれば、嫉妬、愛憎、いろんな感情が渦巻いている。それはどんなに世の中が進化しても変わらないのだ。6編を読み通してみたが、なかなかぞれぞれに男女の関係のあれこれをのぞき見した感覚で楽しめた。
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小池真理子の作品って、たぶん初めて読んだのかもしれない。なかなか面白かった。
車椅子生活を送る偏屈な父が早く死ねばいいと思っている女子大生にふりかかる火災。
不倫関係にあり、ひき逃げの共犯でもある女が自殺したが、残された遺書に怯える大学教授。
突然やってきた妻の友人が、妻をメイドのように扱い静かで平凡な生活が一変した公務員。
不倫関係にあった男を殺害。自首しようと本妻へ連絡すると死んだ場所を自宅にしてくれと言われた愛人。
さまざまな男女のサスペンス短編集。
公務員のおっさんの話の『妻の女友達』は、なかなか読み応えがあり面白かった。
やはり静かで平凡な生活ってつまらないよなと。なんとなくいい夫を演じてるんだけど、妻が外に出ることにいい顔しないんだよね。
そりゃ、奥さんもあーなるわ。
基本、サスペンスみたいなかんじだから、追い詰められるシーンとかドキドキしながら読んだ。
うん。やっぱ面白いや。
2016.10.12 読了
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短編だが、短編といえど濃厚な時間を過ごすことができる。どの話も絶妙な毒加減がいい。小池真理子さんは裏切らない。