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紙の本
悲しみの分倍河原支店
2000/07/13 03:24
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投稿者:よいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎度おなじみ『はみ出し銀行マン』。この度は、支店が消滅です。毎回このシリーズを読んでおりますが、今回は、少ししんみりしました。勤務する支店が、なんと大手銀行に譲渡されてしまうなんて…トホホ(その金額も、笑うしかない金額が明かされます)。
でも、そこは頭のよい横田先生、新規融資の取組や、本部と支店の攻防、職場の仲間との厚い友情や、いやな副部長への恐怖のリベンジなどしっかり内容満載で、少しも飽きさせず、シリーズ物ですがマンネリ感もなく、飛ばしてくれます。
融資先のひとつに、爆笑モンのお店が登場します。
実際の銀行マンが読んだらいくつも思い当たる節があって、ストレス解消になるでしょう。溜飲が下がる場面もあるでしょう。生ビールより効きますよ!<いや〜こちらも捨てがたいのですが…>
銀行マンでなくても、きっと思い当たる職場の上司同僚が登場します。でも、真理ちゃんは、私の職場には、見当たりませんでした。
このシリーズは、銀行の内幕を描いている点において、たいへん興味深いのです。ウチの会社に来ている銀行マンも苦労しているのね、と同情したくもなります。
それ以上に、このシリーズに説得力があるのは、私達サラリーマンの姿がよく描かれていることです。銀行は、だいぶ変わっているかもしれませんが、どこの職場にも、「いるいる」人々が登場し、面白おかしく、そして悲しく描かれています。
著者から、働く人々への熱いエールを受け取りました。
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