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日曜日特有の匂いと温度。柔らかな空気と時間。ささやかな冒険。夫婦の会話と気まぐれな猫の視線が日曜の午後のような何ともいえない心地良さ。
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夫婦の何とも言えない距離感、言葉のやり取り、大好きです。
淡々と過ぎゆく、私たちの生活から少しだズレたような日常のお話、大好きです。
この漫画の話しても、友人の誰も読んでいないのが本当悲しいです。
もっと広まれ!!
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「海辺へ行く道」のうち1冊を読んだら、ズルズルと3冊全部揃えてしまった。
それで、これも購入してしまった。
この方の絵の、線がとても好き。
あと、マニアックなんだけど、指の描き方が、とくに皺が・・・妙に生々しくて好きです。
まったくわたしの個人的な好みだけど、一コマを切り取って飾っておきたい漫画ってたまにある。それがこれだということなんですが。
一番最後に入ってるお話は、生活系の雑誌に載っていそうなお話でとても普通っぽくて、
この漫画だとそれが逆に新鮮ですよね。
絶対起こりえない出来事じゃないけど、なんかちょっとずれてるので、
読んでて自分の感覚がよくわからなくなってくる。不思議。
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微薫ただよう日常生活。
ほんのりとあたたかくて少しふしぎ。
オカッパの気の強そうな女性の絵がすばらしい。
また夫の、いつもあらぬ方向を向いた拗ねたような表情もすてき。
(どこかの誰かに似ているはずなのだが、思い出せない……)
林静一の漫画を思い出した。
そして無愛想な猫がたまらない!
夫婦とは恋愛を通り越したら親友になれるのではと、
この年になって思い始めたところ。
その典型がこのやさしい漫画の中にある。