投稿元:
レビューを見る
少子高齢化の進む日本において、
今後どうしていったら良いのか?
子育て、老後と消費、介護・医療、まちづくり、働き、産業と
章立てし、それぞれについて詳細に記述されている。
とかく、マイナスイメージも強く、実際その面もある
少子高齢化社会ではあるが、ようはやり方。
今の延長線上ではだめであるが、やり方を変えるだけで
追い風と出来ることがよく理解できる本。
各章において、著者なりの提言がなされている。
中には、実現性にやや難しさを感じるものもあるが、
読んでいて実に納得感は高い。
例えば、医療について。
これまで通りの感染病については保健の対象とするが、
生活習慣病については、自己負担とする案などは是非するべき。
また、税金について。
労働力人口が減っていくのに所得税増税は限界。
やはり、消費税増税になる。
最後に国は船で、国民は乗組員と表現されている。
乗客ではないことをよく認識し、国民の意識改革の必要性を説いている。
投稿元:
レビューを見る
社会の動きの図解はわかりやすく、周囲へのスタンスやまちづくりへの関わり方のヒントをたくさんもらった。
投稿元:
レビューを見る
本書は人口減少経済というトレンディーな話題の本と思い読んでみたが、読みにくく、わかりにくく、面白くないと感じた。
添付の図というのは、ふつうは本文の主張をわかりやすく理解させるためにビジュアルに訴えるものだが、本書の「衰退シナリオ・成熟シナリオ」は、かえってわかりにくい。
人口減少という現象から、様々な課題が生じることは理解できるが、本書はその課題の内容を詳細に展開しすぎていると感じた。問題点とその周辺事情をあれもこれもと盛り込むと焦点が定まらず、理解しにくい。
また、主張内容についても「労働生産性の低下」を取り上げて、「サービス業の生産性向上」や「ロボット技術、情報通信技術の活用」等を主張しているが、内容には疑問点も多いと感じた。
要するに、本書の「成熟シナリオ」についてはあまり説得力を感じないのだ。本書は、とても表紙に記載してある「1時間でわかる図解人口減少経済早わかり」とはいえないと思った。ちょっと残念な本である。
投稿元:
レビューを見る
▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/302827
投稿元:
レビューを見る
現在少子問題にもなっている人口。しかし、人口が減少することで実際にどんな影響が起こるか分かりやすく図も使いながら説明。また対策を考える切り口になるかも……
ぜひ一度読んでおきたい
請求番号:33.107/O55