投稿元:
レビューを見る
業績低迷で店をたたむ直前の状況だったコンビニが一人のオバチャンアルバイトのおかげで大繁盛店に変わるまでを描いた小説。商売をする上で何が大事かということが語られています。呼んでいて心が温まります。こういう店が生き残る世の中であって欲しいと思う。
投稿元:
レビューを見る
友人の志賀内泰弘さんが、5/9に『なぜ、あの人の周りに人が集まるのか』を出版されたので読ませていただきました。
コンビニが舞台で実話が50%含まれている小説です。
思いやりと三方よし&◯◯よし(◯◯が何かは本を読まれてのお楽しみで^^;)の心に溢れています。私が常に心がけ目指している心と同じですので、とても共感できますし、ぜひ多くの方に読んでいただきたい本だと思いました。昨年、日本では『絆』という心が改めて気づかされましたが、忘れさられることなく更なる絆社会になって欲しいと心から思います。
第一章がすべて読める試読版をダウンロードして読めるサイトもありますので、興味のある方は試読版からどうそ。
http://www.giveandgive.com/news/news_20120419.html
投稿元:
レビューを見る
物語調なので、読書苦手だけど、さらっと意識改革したい人にはいいかも。
結構読み込んでる人の気づきとしては、1.2こあればよい方かと。
ちなみに、アウトプットして行動しなかったら読むだけ無駄系。
投稿元:
レビューを見る
ビジネス書だと読まなかったかもしれません。とあるコンビを舞台にした物語でとても読みやすい構成になっています。具体的にどういう事なのかを「おばちゃん」という主人公が行動で示しています。自分が一番響いたのは「天使の分け前」の章。目先の自分の利益だけを追い求めない、難しいけどやることで変わるはずと思える。
投稿元:
レビューを見る
【内容】
倒産の危機を迎えるエンジェルマート京南大学前店、
そこへ、ふらりと現れた「謎のオバチャン」のアルバイト・・・・
サボってばっかりいるし、動きは遅いし、マニュアルは守らない・・・
でも、あれ・・・・・?
接客や営業にかかわらず、働くすべての人が「元気になる」ストーリー、「ほろっ」として「ジーン」ときて「ほっこり」する、小説感覚でサラッと読める一冊。
【良い点】
・物語としても、ビジネス書としても文句なしに内容が良い。
・物語調のため、ビジネス書だが読みやすい 。イラストも癒し系。
・ソフトカバーのため重くないし、読みやすい。
【悪い点】
・まぁまぁ値段が高い。
【感想】 (※ネタバレ注意)
久々にオール★内定先から人事の人のおススメ本。『「泣きスイッチ」が入って思わず感動(!?)の涙が溢れてしまいました。』ってコメントでしたが、納得。私も泣きました。良い話です。
ビジネス小説は、ベスセラーの「もしドラ」「チーズは何処消えた?」しか読んだことないけど、ストーリーとして比べると、この本が私の中では一番かも。
物語に無理がない。普通に物語として楽しめると思う。下手すれば小学生でも読めるんじゃないかな。 でも、児童用みたく次こうなるんだろうな~って読めない!素晴らしい。
学ぶことの重さ的には「もしドラ」が一番だけど(教えの内容が一貫してるから記憶に残りやすい。気がします。
以下、気になった処抜粋↓
-------------------------------------------------------------------------------------------
第一話 おせっかいなオバチャン
「だから、なんで待たなきゃいけないんだよ!もういいよ」
「はいはい。ごめんなさいねぇ~。あなたいつもシャケと昆布のおにぎり買うでしょ。私がここで働くようになってから、もう二か月以上も同じものばっかり。よっぽど、シャケと昆布が好きなんだと思ってねぇ~。さっきも、おにぎりの棚で残念そうにため息ついてたでしょ。もう5分もすれば届くと思うからさぁ~。ちょっとだけ待ってもらえないかなぁ」
●司書講習で、年賀状出すくらいには好意を持ってた先生の「おせっかい」「因みに」って言葉を思い出して、ちょっと笑ってしまった。
利用者の「~本が欲しい」という要望に答える「レファレンス演習」という名前の授業だったんだけど、利用者が聞いてきた事にちょっと「おまけ」をするって「教え」だった。口癖は「因みに」。例えば「るるぶの京都の本が欲しい」という場合にも、他の京都の旅行本を持っていくとかね。
「世界一高い山が知りたい」で「チョモランマ」って答えるのはNG。その知識+の資料の提供こそ、ってゆうオハナシ。春先、道で通りすがった時は挨拶したけど、授業でお話出来なかったからなぁ・・・元気だろうか、S先生。元気だとは思うんだけど。ちょっと懐かしくなりました。
--------------------------------------------------------------------------------------------
第二話 「商」の国の人たちの信頼
「境目じゃ。おせっかいと親切の境目がな。だからな、普段からなんでもいいから、相手のためになりそうなことだけを考え続けて、『おせっかいかなぁ』と思ってもやってみる。そのうちにな、なんとなく見えてくるんじゃないかな、その境目が」
●成程。
-------------------------------------------------------------------------------------------
第四話
「 普通、宅配便は「業者」と呼ばれている。「業者」だから、「言うことを聞いて当たり前」「無理は聞くもの」ということになっている。もっと悪くいえば、「仕事をさせてやってる」という態度が見え見えなのだ。
ところが、京南大学前店は違った。「業者」扱いしない。人と人の心がフラットなのだ。今、流行の言葉で言うなら、「心のバリアフリー」というところか。けっして、お客様ぶらず、「宅配便を届けてもらってる」という気持ちが態度で伝わってくる」
●こーれは結構、自分がお客になってる時から意識してることで、ちょっとこの話は、そうよね!ってなって嬉しかった。
お客様!ってのは確かに大切にされるべき存在なんだと思う。「お客様は神様」って言葉があるけど、私は「お客様は人間、そして店員さんも人間」って考えてる。「神様」はなんでも出来ちゃう存在だけど、「人間」は出来ないことだっていーっぱいある。
私が普段思うのは、「人間」の関係って、相手を「どれだけ思えるか」、って事なんだってコト。ちょっと意地悪していうと、貴方は仕事も忙しい!と恋人が凄い悩んでる!という時に恋人の元に駆けつけることが出来るかってこと。
ビジネス本なのに例えが悪い?話がズレた?でも、ちょっと待って。貴方の恋人が「仕事が大変なら、無理しないで!大丈夫だから!」って言ってくれたら?貴方は反対に、その恋人に「それだけ思われている」っていう事なんです。
つまり、つまりね。、「人間」の関係って、相手を〝互いに〟「どれだけ思えるか」、って事なんだってコト。お客さんと店員さんの「人間」の関係も、相手を〝互いに〟「どれだけ思えるか」、って事なんだって、思うんです。
――――――――――――――――――――――――――――――
「そうじゃな。売り手よし、買い手よし、世間よし。もう一つ加えて、ライバルよし。ライバルかもしれんがな、そのお客さんに他のコンビニへ行けば変えますよって教えてあげたことで、きっと喜んでくれたじゃろう。ライバルのためではないんじゃ。お客様のためと思えば良い。それで、いいんじゃ。それで。」
●ここでいってることとはちょっと違うけど、ライバルってすごい大切だと思う。だって、ひとりで成長なんか出来ないでしょう?
―――――――――――――――――――――――――――――
~「気づき」のキーワードと解説~
頼まれてから「動く」のではない、
頼まれてからでは「当たり前」になってしまいます。
●成程。
――――――――――――――――――――――――――――――
トイレがキレイな会社は、商品も優れている。社員のモラルや仕事に対するモチベーションも高い。
●これは確かに思う。
キレイなお店で、トイレも綺麗でお洒落だと、余計グッと良い店に見える。
――――――――――――――――――――――――――――――
「ありがとう」は、言えばいいというものではない。感謝の心をどう伝えるかが問題です。その伝え方にはマニュアルもルールもありません。
●ほんとに。言葉って難しい。
風の万里 黎明の空」で陽子が、「真実、相手に感謝し、心から尊敬の念を感じた時には、自然に頭が下がるものだ。礼とは心の中にあるものを表すためののもで、形によっても心を量るためのものではないだろう。」
って言ってるけど、当たり前、な言葉程、本来からかけ離れていくんじゃないかな、とか。
でも、最初はこういう時、こう言うんだよ・・って教育から入ってく訳であってとか・・(学童バイトしてる故)カランコランと頭が鳴るよね。
まぁ、詰るところ、素直に喜べる、悲しめる人間になるって事が、詰り感謝できる、謝れる人間になることなんじゃないかな、とか。
学童でバイトしてると「嬉しい」「楽しかった」って言葉とか、笑顔とかが
「有難う」って言葉より染みる時があるから。
言葉に載せる気持ちじゃなくて、気持ちに載せる言葉を使えるようになりたいです。
――――――――――――――――――――――――――――――
一見、非常識だと思われることにもチャレンジしてみるというスピリットです。
投稿元:
レビューを見る
改めて何のために働くかについて考えれた良書。小説形式で大変読みやすく、最後のまとめで内容を振り返れる点が素晴らしいと思います。
投稿元:
レビューを見る
とても心温まる物語を通じて商売の本質をわかりやすく書かれた内容です。
頼まれてから「動く」は「当たり前」になってしまう、おせっかいを覚悟で親切をする、物を売っているようでいて実は無意識に人の心を買っている、傍を楽にするということ、同じありがとうは一つもない、お客さまの喜ぶ顔が見たいという気持ちこと働くエネルギー、思いやりこそがサービスの原点、成功する人は続けられる人。
たくさん心に栄養をもらいました!
投稿元:
レビューを見る
これも、経営に必要なことをストーリーで語りかけてくれた最高の本だ。
MBAとしては、登場するMBAがミソクソに言われることが少々気にかかるが、現代の小売業に求められるマニュアルにはないお客様の心のつかみ方を上手に教えてくれる。
「おせっかいと親切の境目」
「マニュアルを超えよ」
良かれと思ったことを行動したものにしかその経験値は溜まらないということだ。
投稿元:
レビューを見る
20130406
おせっかいが6割、親切が4割。おせっかいを覚悟で親切をする。
マニュアルは最低の水準を定めたもの、懸垂のつもりでマニュアルのラインからどこまで上乗せ出来るか。
頼まれる前に気付くことで、人の心に響く。頼まれてからでは当たり前。
物を買っているようでいて、実は無意識のうちに人の心を買っている。
お客様の喜ぶ顔が見たいという気持ちこそ働くエネルギー。
思いやりこそがサービスの原点。
利は後にして、まずは義(こころ)を先にする者が栄える。
成功する人と失敗する人の違いは続けられるかどうかである。
成功の秘訣は、やるか、やらないか、ただそれだけ。
思いやりに上限はない。
投稿元:
レビューを見る
温かい気持ちになる本!
こんなコンビニ近くにあったら、きっと通っちゃうだろうなぁ。
人間のあたたかみを感じられる場所、そんな場所を求めてる人ってきっと、多いと思う!
投稿元:
レビューを見る
頼まれる前に気づく
おせっかい覚悟で親切をする
信頼を得る人がいるお店が繁盛する
商いの原点はトイレ
傍を楽にする
与えれば必ず還ってくる
同じありがとうは一つもない
お客様の喜ぶ顔が見たいという気持ちこそエネルギー
たった一言の声かけでうれしくなる
マニュアルとはここから何ができるかという最低限の線
投稿元:
レビューを見る
電子書籍版で初めての購読本です。
読みながら気になった部分など記録できるのは便利ですね。
さて、この「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」ですが
これは一体、小説なのか? ビジネス本なのか?
よくわかってない状態で読んでいったのですが、これはいいですね!
一気読みしてしまいましたよ。
なんだか胸が熱くなり、感動もしました!
物語としても、最後の予想外の展開にも驚かされ、充分楽しむことができました。
そして、コンビニに対する見方も変わりましたね。
あとがきによると、内容はまるっきりフィクションという訳ではなく
50パーセントは実話も入っているとの事
それでは、この本の中で気になった事や気づかされた事をいくつか挙げて行きたいと思います。
マニュアルについて
現実にも融通の利かないマニュアル人間なんていますが、この本では
マニュアルとは、いつの間にか、ここまでやれはいいという上限になってしまっているが
ホントはそういうものではなく、最低限のもので、ここから何ができるかである。
と書かれているが、確かにそうですね。
ルールを守っているからそれでいいとか、それだけでいいとか…
最近ではルールを守らせるためのルールもあったりしますし、マニュアルは諸刃の剣です。
次に人の心について
人の心を知るには、まず、自分の内側を見つめなさい。
頼まれてから動くのは当たり前になってしまう。
頼まれる前に「気づく」ことで、人の心に響く。
人は、何か親切にされると、その人にお返しをしたくなる生き物です。
ここまで抜粋して引用しましたが、「情けは人の為ならず」なんてことわざもあるんだから
結局はいつかは自分に返ってくるんでしょう。
「先義後利」
大丸の経営理念…利は後にして、まずは義(こころ)を先にするものが栄える。
見返りを期待せず、与え続ける事が大切。
多くの人は、「続ける」ことをやめてしまう。
ところがひょっとすると、89パーセントとか90パーセントの位置まで来ているのかもしれない。
明日の一歩を加えることで91パーセントになり、一気に成果が現れるかもしれない。
成功する人と、失敗する人の違いは、続けられるか、途中でやめてしまうかにある。
ここまで抜粋引用しました。
この本は単純に物語としてもすごく面白いですし
ひょっとすると自分の今までの行動を振り返るきっかけになるのかもしれませんよ。
最後に作者の志賀内氏はこう言われてます。
書かれているのは誰にでも簡単に真似できる事ばかりです。
成功の秘訣は、やるか、やらないか、ただそれだけの事!
投稿元:
レビューを見る
読みやすい上に、仕事をする上でタメになる一冊
特に接客業に携わっている方には、とても参考になる考え方が詰め込まれている
◯「おせっかいを覚悟すると、いつの間にか親切との境目が見えてくる」
・接客をしていて、お客様の為にこんなことしたらどうかなと思いついても、「おせっかい」だと思われたら嫌だと思って結局やらなかったことがある。普段からなんでもいいから相手のためになりそうなことを考え続けて、おせっかいと思いつつもやってみないと親切はできない。
◯「マニュアルは『ここまで』やればいいではなく、『ここから』何ができるか」
・マニュアルは最低限の決まりであって、ゴールではない。
◯天使の分け前、「買わない人もお客様」
・自分の利益にならないことでも、たとえライバルにとって有利に働くことですら、お客様に喜んでもらえるのであればやるべき。すべてが自分の利益として返ってくるわけではなくとも、天使の分け前と割り切って、お客様に喜んでもらう。
投稿元:
レビューを見る
帰りの電車で読めました。読みやすいビジネス小説です。喜んでもらいたいという誠実さが一番大事なんだと改めて考えさせられました。報われることは少ないけどね。
投稿元:
レビューを見る
いい話だった。
現実はこんなにうまくいくかな?と捻くれた気持ちになったりしつつ、いい話には違いない。
働くは、傍を楽にする。
どこかで聞いたようなフレーズだけど、いいなと思った。