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2006.02.01.読了。所有。「異色作」と謳われているだけあって、違和感。いつものタガが外れた馬鹿騒ぎではなく、しっとりとした、ミステリーを含んだような作品。好きです。
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いつものバッカーノとは違い、今回は『現代』が舞台。さすが、不死者でないと作れない話(笑)今回初登場の「笑顔中毒者」が最高によかった。特に、チェス君との夜の会話のシーンにうっかり「ぶふっ」と笑ってしまったよ。いいねぇ、いいキャラしてるよ。相変わらず結末は奇想天外予想を覆す内容。どうやったらこんなこと思いつくんだ。新しい不死者の登場で次を匂わせる展開にも注目。
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スマイルジャンキーが出てきます。
その名は、エルマー!
なかなかにやばい奴です。
是非この巻でエルマーに会ってくださいな。
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バッカーノ!第5巻目。
舞台は2001年と70年ほどたつ。
今回はマイザーやチェスほか新メンバーを加えた4人が
エルマー(同じく新キャラ)という「不死者」を探す話。
前作よりは登場人物が少ないので、誰と誰を間違えるなど
そういうことはなかった。ホムンクルスなどが関わってくる。
セラードの過去に関しても少しだけ触れる内容も・・・。
引き続き面白さは変わらず。気がついたら読み終わっていました。
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シリーズ5冊目。
舞台は今までと異なり2001年、北欧の森にある謎の村。
300年前に別れた男を探すために村を訪れた4人の不死者、謎の村の住人達、不思議な少女、そして『悪魔』と恐れられている不死者。
謎の村で起こるバカ騒ぎ(=バッカーノ)
今回はシリーズ異色作です。
年代も違うし、登場人物も今までより少ないですし・・・
何より、いつもよりドタバタ感が少ない。
なので、バカ騒ぎはちょっと物足りないかも・・・
しかし、その分不思議な少女『フィル』は何者なのか?ってことが気になって、気になって・・・
今までとは別の意味でサクサク読んじゃいましたw
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○2008/08/01
たしかに前作までとは方向が違って、小規模少人数で比較的おとなしくストーリーが進んでいくこの巻。…いや、でも十分笑えましたが。
バカ騒ぎというよりライトミステリが強くて、これもこれで結構考えたんだろうな、という。
不死者ってただでさえ濃いキャラばかりなのに、今回のエルマーとナイルが最高だった。とくにナイル!一番この人のセリフに笑ったと思う。あえて言おう、最高だ。メロンのくだりが特に。
今回は戦闘員(?)もおらず、わけの分からない動きもなかったのでかなりスッキリ読めた。
それにしてもやっぱりバカップルは和むなぁ…。チェスはあれに感化されずにいられるのか(笑)
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その不死者の名はエルマー・C・アルバトロス。“笑い”に異常な執着を持ち、ハッピーエンドの為なら手段を選ばない『笑顔中毒者』である。三百年前に別れたその男を捜して北欧の森を訪れた4人の不死者たち。そこには古びた小さな村があった。突然現れた来訪者に敵意の眼差しを向ける村人たち、なぜか彼らに“悪魔”と恐れられているエルマー、そして不思議な少女―。謎に満ちた村で繰り広げられる、『バッカーノ!』異色作。
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久々にバッカーノ!
続きを読んじゃおうかと。
面白かった!
今までで一番好きやな。
エルマーがいい…ナイスガイである
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スマイルジャンキー登場!さあ皆まずは笑おう。
舞台は閉鎖された北欧の村。アドウェナ・アウィス号に乗った不死者5人の物語。
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善人のような怖い人がただの怖い人ではなくしかし善人でもなく周囲もそれを知っているのに結果的に善行。
のような、簡単に言い切らせないキャラ設定が好きだ。
逃げることを許さない許し方も。
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たしかに異色作とあるだけにいつものようなドキドキワクワクな疾走感はないものの、キャラの魅力にグイグイ引っ張られます。
ほんと、バッカーノキャラはみんな狂ってるくせに魅力的すぎるんですよ!エルマー好きだー。
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異色作なんて言われてたんで、どんなものかと思いましたが
やっぱり面白かったです。
けどフィルってリーザとかと一緒なんですかね?
関連性がきになります。
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2010年3月5日読了。2010年57冊目。
不死者が大量に登場した作品。
エルマーのような登場人物を考えだした著者はすごいと思う。
チェスの葛藤も読みごたえあり。
異色作といわれているようだけど、個人的には楽しめた。
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スマイルジャンキーことエルマーさんを見てると、いろんな笑い方があったのねぇ、と改めて気づかしてもらったわけで。
少女はいいなぁ。純粋でいいなぁ。
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いきなり2001年にとびました。
この間に、1932年の話があるんだけど、まだ入手できない(号泣)
セラードが死んだことを他の不死者に教えるために旅にでたマイザーとチェスエフは、エルマーがいるという北欧の森に行く…。
マイザー達は、他にシルヴィとナイルが同行してます。
で、物語は、セラードの因縁とか、不死者になった船での話とか、相変わらずの絡み方で、強引に進んでいくのであった。
ともあれ、話の中心はエルマー。
ハッピーエンドのためには手段を選ばないという、スマイルジャンキー、エルマー。繰り返し、ハッピーエンドのためということではぐらかされているが間違いなく一番「悪」だといわれるエルマー。
人の価値観は常に変動し、正義も悪も紙一重でしかないと、それを理解していながら「笑えよ」と迫る彼は、やっぱり壊れてるんだろう。が、この壊れ方を(ついでに彼の生い立ちはとってもハード)きちっと描きながら、哀れみもシンパシーも求めないのは、強いよな。
うん、前作で構成力の作家といいましたが、今回は「強さ」の作家だといいたいです。
「強さ」でも柳の枝のような強さ。撓りながら流されながら、それでも揺らがない存在。
確かに、不死者の存在はそれだけで強さなのかもしれない。けれど、それの個々を描きながら、それぞれの強さを表現できるのは、やっぱりすごい。
面白いよぉ!!