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表紙などから、ラノベかと思ってなめていた。
ごめんなさいという感じ・・・よく見たらRight Novelなんですね。
主人公の梅林寺凛々子は趣味は自殺方法の研究で、
楽な方法で死ぬことが夢。
なめていたというのは事件の描写が頭の中でリアルにイメージ出来てしまい(汗)
そりゃ、正常な精神を持っていたらPTSDにもなるし「私はメンへラ―だ」と言うでしょーという感じです。
だって未だにストーカーされてるんだよ
ムリでしょーきついでしょー
読んでる方も不安になるような描写で
物語が進む中で いったい誰が狂気で狂っているか、
誰が正常なのか・・・分からなくなる危うさもありました。
サイコに殺されかかっている時 絶体絶命のピンチに
笑って殺されるコトができる・・・?
たった一人 己が助かるために誰かを殺す???
あるいは沢山の人を助けるために どうする・・・の?
トロッコ問題か!?・・・みたいな・・・
心が壊れかねない事件に遭遇してしまった時に
ずっと抱えたまま死ぬのを夢見て 生き延びるのと
記憶を失くして生きるのと どっちが辛いのかな←どっちが幸せかではなく、どっちが辛いんだろーと思いました。
ライトな表紙に騙されてはいけない・・・(笑)
ヘビーなお話でした。
だけど・・・続きが出たら読むと思います。