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データや調査に頼ることなく、商品やブランドを強くしてくれる(必ずしも明示ではない)価値を提示するための方法論を、具体的な事例とともに提示した一冊。
実践しやすいカタチに整理されており、抽象化と具体化の絶妙な塩梅。
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ヒットするサービスや商品のどこがいいのかを、表面で語らずに価値で理解しようとするときに参考になると思います。
旭山動物園がSWOT分析で戦略をたてていたら、という話は、SWOTばかりでてくる研修に飽き飽きしている人には興味深いのではないかと思います。
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著者はコンサルタント。しかしコンサルタントがよく用いるデータ分析(何が誰に売れているか、あるいは売れていないか)や戦略フレーム(自社の強みとは?弱みとは?競合はどこか?など)を用いず、徹底的に商品の価値探しをすることに重きを置いている。彼は「データを分析してたくさんの問題点をみつけるよりも、1つとびぬけた価値を見つけることの方が大事」という考えです。
多くの企業は基本的に色んな人に色んなものを買ってもらいたいと思っている。万人受けする商品を作った結果、売れない。よくある構図です。
色々な機能をつめこんだモノは効率よく作れてしまいます。ライン一つで様々な機能を併せ持つモノが作れれば効率化につながる。
万人受けするものは、逆に万人が探している。その結果数ある同様の商品の中に埋もれてしまい、探し出してもらえない。
このような観点は自社の都合を優先させお客様にとっての価値を考えていないことから生じる。
そこで著者が担当した企業で行ったことは徹底的に商品の価値を掘り下げていくこと。その様子をいくつか揚げているので分かりやすかったです。
とはいえ、商品の価値を考えるための時間を割くことができない企業は多分多い。わかっちゃいるけど、日々の仕事で終われてしまい・・・というやつ。
自社の都合ばかり考えている限り、価値は見出せないというのが本書の答えです。
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2015.08.08 シンプルで分かりやすい。難しいことは一切書いてないが、しっかりとツボを押さえた良書ですね。
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広告も営業も同じかなと思う。それは、商品の機能や特徴を伝える事ではなく、商品を手に入れる事で得れる価値を如何に伝えるか。課題や打ち手を考えるには価値を抽出してからでないといけないな。
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データを追うほどお客さまの気持ちから離れる。具体的な違いを相対的に比較して、それぞれお客さまへの価値を導き出す。そのほか、使用した体験をもとにしたエピソード分析、製品を生み出した際のこだわり(強み)を見つけることで価値が何かを導き出す方法。すでに売られている商品をもとに自分で考えてみることもできるのは練習になっていい。
308冊目読了。
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価値の見つけ方について手法と実例が示されていて良かった
メモ
人間は情報が多い時にはサボるようプログラムされている
ニーズを探すのではなく価値を見つける
今は●●に興味がない人でも、こんな商品だったら欲しいと思わせること
価値を見つけるためのアプローチ方法は3つ
①相対比較法 ②エピソード分析法 ③こだわり抽出法
3人から共感を呼ぶ発言は多くの人の共感を集める本質的な価値の可能性が高い