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今回も晴が断り切れず引き受けた鑑定の仕事で事件に巻き込まれる話。依頼人は、晴が品物を収めている雑貨店の女性店員の真澄さん。事件の部分は特出したものはなく、事件そのものよりも人間の部分に焦点が当てられた感じ。事件と日常部分がさりげなく配されていて、流れを止めることなく、すんなりと読める。少しのロマンスの風を感じたり、いわくありげな感じで終わるので、次回作が楽しみ。唯一、晴が直美に渡した骨董品、箱なしだったのが気になる。箱がなければ値が下がると思うんだけど・・。何か理由があるのかな。
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商品を卸している店の従業員の頼まれごとを引き受けたら
やはり、面倒事に巻き込まれた。
今回はそこまで従兄弟がうざったい感じではなかったです。
が、会話をすればやはり…という状態。
一人行動が多く、1巻より3人行動はなかったです。
当然というか、警察関連は3人で行っていますが。
何故母屋(?)の方々が息子の帰還を待っているのか、も
判明してしまいました。
これは確かに、帰りたくない!
ほっといてくれ、と言いたい気持ち満々です。
しかしこれ、やるせないというか、何故連続で
こんな男に引っ掛かる、と突っ込みたいです。
駄目男好き?
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月影骨董シリーズ2巻。
雑貨屋の女性店員から骨董鑑定に関する相談をされる。
2巻も過去のことから骨董に苦手意識がある晴の心情を分かっていても過去を引きずりすぎてウダウダしてる様子はあまり良くはうつらない。
今回も骨董を避けたいばかりに依頼を拒絶するシーンがあり頑固で難アリな性格なのも読んでいて焦れったさが出た。
晴、宗一郎、国嵩の3人共がクセのある個人的に好まない難アリなキャラだなと終始感じてしまった。
最後に意味深に登場した謎の女性がどういう形で3巻に関わってくるのかは気になった。
とりあえず、3巻も読む方向で。