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下巻後半は、ゲームではぼんやりとしか分からなかった数々の謎が明かされる、アフター・ストーリー。
あとがきにもあったが、この作品のベースになった話は、きっと日本各地にあって、その一部の名残は今でも残っている。
それにまつわる人々(とりわけ弱者)を思うと、物語や昔話という形であっても、反省という意味でも、供養という意味でも、今に伝わっているのはとても大切なことなんだろう。
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おもしろかったです。考えてみれば〈ことりおばけ〉が誕生する前からあの因習があったわけで。怨念が怨念と混じりあい、増幅され、引きずられた悲劇…ということか。しぃちゃんと須賀くんのやり取りににやにや。
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人間が一番恐い。人間によって歪み、でも人間によって救われる。想いってのは凄い、と思う。
ゲームの中の話だけでも充分解釈は可能だけど、謎は残ってる訳で、しおりちゃんだからこそ解ける謎、須賀くんだからこそ解ける謎があるという構図が面白い。
同時にゲームのストーリーに含まれてなくて良かったなと思う。幸せになったと、思ったのに、二段構えのマルチエンディングだったら、私なら泣くわ。
そしてやっぱり挿し絵が怖い。
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読み進めるごとに読みやすく感じるようになってきた。文体に慣れていくからなのか。村の闇の歴史が解き明かされる後編、借り物。
主役2人の、お互いを思いやるが故にどんどん墓穴掘ってるんじゃないか状態がヤキモキしました。それに比べ、前半イライラした佐久間ちゃんのまともっぷりったらないわ。
石守こと御師ことクズ粘着系ストーカーの身勝手さが半端なかったのでつゆさん、ホント災難。もっと残酷な仕打ちの元消えて欲しかったけれど、一応大団円なのだろう。この村がこの後どうなるのかは語られない。ホントの所、こういう後ろ暗い歴史を抱えた村ってどれくらい実在するものなのだろうか。
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フリーホラーゲー厶が大好きで、これも見てました!
小説版でも楽しんで読むことができました! やっぱりこのゲームの最後は悪霊(?)も報われるところが良いですよね〜